社会人でなくビジネスマンとして自立したい。大手からベンチャーへの転職者が語る、仕事への姿勢
2017/05/17
#ベンチャーに飛び込みました

はじめに

今回は、新卒で大手通販/EC系企業に入社し、ITベンチャーへの転職を2回経験している方にインタビューを行いました。

仕事を取りにいく積極的な姿勢、日々激しいスピードで変化する中で対応するための知識の習得 、スキルの身に着け方など、ベンチャー、スタートアップに興味のある方にとって参考になる内容が盛り込まれています。ぜひご覧ください。

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本来やりたかった仕事ではない分野でMVPに

- 本日はよろしくお願いします。まずは自己紹介をしていただいてもよろしいでしょうか。

新卒でeコマース(以下、EC)サイトを運営するIT企業に入社し、4年ほど商品企画・Webマーケティングをした後、医療系ITベンチャーに転職し、医療系プラットフォームの事業部に所属しました。その後1年半ほどして、各種メディア事業などを行うITベンチャーであるポート株式会社に転職し、新卒向けメディアの会員獲得や顧客満足度の向上、収益性を高めるためのサービス全体の最適化を全社横断で行っております。

- 新卒で大手ECを運営するIT企業に入ろうと思ったのはなぜですか?

もともとIT関連の事業に携わりたいという思いがあったため、IT系の企業を受けていました。ECサイトを運営する大手通販系企業とベンチャー企業の2社から内定をもらい、最終的には大手の方を選びました。当時の取締役がすごい勢いで業績を伸ばしていたので、その人の下で働きたいと思ったからです。また、規模の大きな会社の方が大きな予算を扱えて経験の幅が広がり、成長できそうだと考えたのも大手を選ぶ理由になりました。

- たしかに、優秀な方の下で働けるのは魅力的ですね。入った後はWebマーケティングをする部署に配属されたのですか?

いえ、実は配属された部署はWebマーケティングをする部署でなく、配送会社を手配し商品をお客様の元まで届ける、デリバリー業務を行う部署でした。会社の方針として、いきなりWeb関連の業務に配属するよりも、まずバリューチェーンを理解させることが大事だという考え方があったので。配送会社の手配やカスタマーサービスなどを通じて、商品がお客様のお手元に届くまでの理解を深めました。

- インターネットに携わりたいと思って入ったなら、そういったことをするのは抵抗があったのでは?

抵抗感は非常にあり、辞めようかと思いました(笑)。ただ、上司から成果を出したら異動させてやると言われ、なんとか成果を出してMVPにも選ばれたので、1年半くらいでデリバリー業務の部署からは異動になりました。

- 辞めようかと思っていた状態から、MVPにまでなったのはすごいですね。実際に成果を出すためにどのようなことをしたのでしょうか?

コラム作成者
Liiga編集部
Liigaは、「外資就活ドットコム」の姉妹サイトであり、現役プロフェッショナルのキャリア形成を支援するプラットフォームです。 独自の企画取材を通して、プロフェッショナルが必要とする情報をお伝えします。
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