「20代でも最終責任者として事業に携わることができる」。ユナイテッドが打ち出した新たなパーパスの下で得られるキャリア
2022/09/06

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事業会社とコンサルティングサービスの両面を持つユナイテッドが、2022年4月に自社の存在意義を示すパーパスを新たに制定した。ユナイテッドはもうすぐ設立から10周年を迎える。同社は新しいパーパスの下でどのように事業を展開していくのか。

今回は、2022年6月より代表取締役 兼 執行役員に就任した金子陽三さんと、アクセンチュアからユナイテッドに転職し、投資先支援のプロジェクトを主導している松田和也さんに、「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」と定めたパーパスに込めた思いや、新たにコア事業として定義した3つの事業の中で、どんなキャリアパスを描くことができるのか、話を聞いた。

〈Profile〉
写真左/金子陽三(かねこ・ようぞう)
代表取締役 兼 執行役員
リーマン・ブラザーズ証券株式会社、米国シリコンバレーのVCドレイパー・フィッシャー・ジャーベットソンを経て、2002年、インキュベーションオフィスを運営する株式会社アップステアーズを設立。2004年に同社をネットエイジキャピタルパートナーズ株式会社へ売却。2007年、ngi group株式会社(2012年6月モーションビート株式会社に社名変更)取締役兼執行役COO兼投資事業本部長を経て、2009年2月代表執行役社長に就任。2012年12月スパイアと合併、ユナイテッド代表取締役社長COOを経て、2020年6月より取締役 兼 執行役員に就任、2022年6月より代表取締役 兼 執行役員に就任。
写真右/松田和也(まつだ・かずや)
DXソリューション本部 Consulting Team マネージャー /Strategy Lead
アクセンチュアにて多業種の新規事業戦略策定・DX (デジタルトランスフォーメーション)戦略策定・新規事業創出・JV(ジョイントベンチャー)立ち上げなどに取り組む。その後、2021年7月にユナイテッドへジョイン。大手電機メーカーのサイト統合およびCRM/CDP構築における戦略策定、アウトドアブランドのCRM戦略策定、投資先支援を行う。

※内容や肩書は2022年9月の記事公開当時のものです

時代の変化に合わせて、パーパスを制定。世の中への提供価値が明確化した

――ユナイテッドは、2022年4月に新たなパーパスを制定しました。パーパス制定に至った背景を聞かせてください。

金子:ユナイテッドは前身企業の創業時より一貫して、インターネットが普及することによって生じるビジネスのチャンスをつかもうと挑戦してきました。

ただ、市場が成熟する中で、まず挑戦してみる、試行錯誤しながら正解を見つけていく、といったマーケットではなくなってきたのが現状です。

そこで、「日本を代表するインターネット企業になる」というビジョンを掲げてきた我々ユナイテッドも、“今”の時代に即したビジョンに変える必要があると考えたのです。

今回のパーパスは、2021年の1年間をかけて役員陣で話し合い、世の中や市場の変化、ユナイテッドがこれまでやってきたこと、それによって蓄積された資産や強みなどを言語化しようとしたものです。

さらに、役員それぞれがどのような世の中にしたいと思っているのか、どんなときに幸せを感じるのか、あるいはどんなときに仕事をやっていて良かったと思うのかといったことも踏まえながら決めていきました。

――最終的に決定したパーパスは、どのような意図で制定したのでしょうか。

金子:パーパスには「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」という言葉を選びました。

今の世の中は変化が激しく、その変化に対応していこうとする一方で、受け身に徹してしまい、自ら変化を起こそうという意志のない、内向きの社会になっている側面があります。

その中で、やりたいことがあったとしても、それを応援する人も少ないことから、チャレンジに必要なものが足りないことも多いと感じています。意志を持ちやすくすることも含めて、挑戦したい人たちに向けてチャレンジの実現をお手伝いしたいと考えました。

また、チャレンジを通じて何かを達成できれば、他人のチャレンジも応援できるようになり、人に優しくできる、応援できるような、より良い循環が社会にできるのではないでしょうか。

パーパスの制定に合わせて、補足文も策定しました。

その中に、「意志ある人に、知恵と機会を。意志ある事業に、資金とノウハウを。そして、両者が出会い、互いの成長が、さらなる成長を生む。成長の連鎖で、社会を満たしていく。」という文言があります。

ここに、ユナイテッドが世の中に対して提供すべき価値を表現することで、社員みんなが「何をすべきか」を明確に認識できたのではと思います。

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自社事業とコンサルティングサービスの経験が相互に生きるエコシステムが魅力

――金子さんが現在管掌している領域をお話しください。

金子:今回のパーパス策定に伴って、ユナイテッドは教育事業、人材マッチング事業、投資事業という3つの事業をコア事業と定義しました。併せて、そのコア事業に注力していくために役員の体制変更も実施しました。

私はこれまでユナイテッドの成長期待事業セグメントであるDXプラットフォーム事業とインベストメント事業の2つの担当役員でしたが、現在は代表取締役 兼 執行役員として、DXプラットフォーム事業セグメントにフォーカスしています。

先ほどのコア事業の観点で言うと、教育事業と人材マッチング事業を管掌しています。

――松田さんは、金子さんが管掌しているDXプラットフォーム事業のセグメントに所属していますね。まずは、これまでのご経歴とユナイテッドに転職した経緯を教えてください。

松田:前職はアクセンチュアで、エネルギー業界を中心に多くの業種の企業に対して、事業戦略、DX戦略などの策定支援をしてきました。その後、2021年7月にユナイテッドに参画しました。

転職しようと思ったのは、事業をつくることに手触り感を持ちたかったからです。アクセンチュアでは大企業の大きな意思決定に携わることができ、自身もコンサルタントとして成長できましたが、事業をもっと主体的につくって大きくすることにチャレンジしたいと思ったのです。

ユナイテッドでは、大企業に限らず、中小企業やスタートアップなど未来をつくるような企業に対する支援や、自社事業に当事者、および責任者として関わることに魅力を感じて入社しました。

――ユナイテッドが主体的に事業をつくりやすい環境なのは、どのあたりに理由があると思いますか。

松田:ユナイテッドは少数精鋭なので、一人のメンバーが持つ裁量と責任が大きい点ですね。ゆえに自分が主体となって事業をつくり、推進できる環境があります。

例えば、投資先に対するバリューアップ支援では、一人一人のコンサルタントが投資先の経営者と相対して議論を交わし、その会社の方向性を一緒に決めていきます。事業開発においても、若手も含めた一人一人が事業について考え、行動を起こします。

加えて打席数が多い。投資先支援は、月1件、つまり年12件ペースで、全く異なる性格の企業のバリューアップ案件に携わります。

また、自社事業のみの企業であれば、自社事業に関する経験しかできませんが、ユナイテッドでは、投資先や買収先のスタートアップのビジネスに携わることができ、その経験を自社事業にも還元できます。このエコシステムによって、社員の成長スピードが促され、さらに主体的に事業に取り組めるのだと思います。

――今回のパーパス制定を受けて、松田さんは日々の業務にどのような変化を感じましたか。

松田:「自分はどのような意志があるのか」を自問し、相対する企業に対してもどういう意志があるのかを問うようになりました。

自身、相手が持っている意志を踏まえれば、事業により血が通いやすくなると考えているからです。その結果、自分の納得できる答えを出すまで妥協しない姿勢が強くなった気がします。

コア事業をそれぞれ成長させ、事業同士でシナジーを生み出す

――新たなパーパスを踏まえて、ユナイテッドは今後どのように変化するのでしょうか。

金子:まずは、教育事業、人材マッチング事業、投資事業という3つのコア事業をそれぞれ伸ばすと同時に、これらの事業同士、あるいはそれぞれの事業に携わる人材同士でシナジーを生み出していきたいです。

例えば教育事業では、プログラミングに特化した国内最大のオンラインスクール「テックアカデミー(TechAcademy)」を運営していますが、その授業の質の向上に積極的に取り組んでいきます。

さらに、テックアカデミーの卒業生がメンターと組んで企業の開発案件を請け負って、実践技術を身に付ける「テックアカデミーワークス」という事業も今後さらに推進していきたいです。そこで優秀な人材を育て、人材マッチング事業にもシナジーを出していけると考えています。

人材マッチング事業では、コンサルティングや投資事業に携わるメンバーの知見を生かしたいですね。

成長企業で求めている人材に対するインサイトを深く掘り下げたり、一人一人の人材ができることをより詳しく把握したりと、単にマッチングする以上の価値を出すことで、事業競争力を高めていきたいです。

投資事業に関しては、これまで以上にシード期(創業期)やアーリーステージ期(事業立ち上げから軌道に乗るまでの期間)の企業への投資予算や投資件数を増やすとともに、投資先企業の支援体制も強化すべく推進しています。

――その中で、松田さんはどういったキャリアを思い描いていますか。

松田:投資先スタートアップのバリューアップの枠組みを確立していきたいと考えています。

これまで、スタートアップはフィーの高額なコンサルティングファームに支援してもらうことは少なかったのでは、と思います。

ですが、ユナイテッドのように投資とバリューアップの機能を両立させることで、コンサルフィーを遥かに上回るキャピタルゲイン(資産の売却によって得られる利益)を回収するモデルを確立し、価値証明したいと考えています。

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入社2年目からリーダーとして、20代でも最終責任者として、プロジェクトに取り組むことができる

――これから中途入社する人は、ユナイテッドでどのような活躍ができると考えていますか。

松田:活躍機会としては、大きく3つあると思っています。1つ目は、私も注力していきたいと考えている投資先バリューアップ支援です。特に、私と同じようにコンサル経験があり、コンサルティングワークに携わりたいという意向を持っている人は大歓迎です。

2つ目は、新規事業開発です。当社として注力している人材マッチング事業領域において、事業のアイディエーションから事業検証、スケールまで一貫して担う機会があります。

3つ目は、M&Aです。シード・アーリーステージの企業の買収検討から買収、PMI、そしてグロースの責任者として一貫してリードしていただきます。

金子:新卒でユナイテッドに入社した場合は、1年目でベーシックとなるスキルセットやマインドセットを素早く身に付けてもらい、2年目からは投資先支援も含め、リーダーや事業責任者候補としてそれぞれのプロジェクトにどんどん取り組んでもらいたいと考えています。圧倒的なスピード感で人材育成を進めていきたいです。

例を挙げると、TechAcademyを運営するグループ会社であるキラメックス代表取締役社長の樋口は、新卒で入社して3年目でキラメックスを買収する意思決定に関与し、買収後はキラメックスに出向して、取締役から社長になりました。年齢にして20代半ばで取締役になり、30歳手前で社長に就任しています。

このようにユナイテッドには、20代半ばで最終責任者として事業をドライブする機会が非常に豊富にあり、より速く、より大きな成長を遂げることができます。

松田:かく言う私も、今は入社2年目ですが、コンサルティングサービス事業ではマネジャーからパートナーの役割まで任せてもらっています。

良くも悪くも崖から突き落とされて這い上がることを求められる側面がユナイテッドにはありますが、その経験がスキルとマインドの急速な成長につながっていると実感していますね。

――パートナーの領域まで一人で任せてもらえるのは、ファームから次のキャリアを検討している人にとっては非常に魅力的ですね。ユナイテッドが求める人物像を教えてください。

松田:1つは、やはり意志があること。事業をつくる、あるいは成長させることによって、何かを成し遂げたい意志を持っている人に来てもらいたいです。

金子:あるいは成し遂げたい何かが明確になっていなくても、何かを探したいという意志を持って、それを探しにきてもらって構いません。

ユナイテッドにはさまざまなことに携われる機会があるので、その中で見つけていってもらえればいいと思いますし、成し遂げたいことが見つかったときには全力でサポートしたいと思っています。

松田:そうですね。ユナイテッドでは、例えば上司から「来月1社買収しようと思っているんだよね」と言われて、その会社のデューデリジェンスにアサインされ、翌月には買収先企業に出向することもあり得ます。このような機会をチャンスと捉えて積極的に飛び込んでいけるような人にとって、ユナイテッドは最高の環境だと思います。

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コラム作成者
Liiga編集部
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