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【ケース問題を徹底解説】公共政策系ケース問題における現状分析と優先順位付けの特徴

はじめに

今回も、現役コンサルタントの方に、ケース問題の解答方法について解説していただきました。ぜひご覧ください。

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導入: 本コラムの趣旨

本来のケース面接では、現状整理や課題の特定など、様々な考えるべきプロセスや論点があり、複数の重要なポイントがあります。しかし、これらの重要なポイントを、いきなりフルセットで学習するのは、難易度が高いと思われます。そのため、本コラムでは、それらのプロセスや論点から、1部分を切り出した問題を出題し、それに対する解説に絞ることで、学習内容や解説内容を明確にしたいと思います。

Liigaコロッセオにて出題された問題を利用しますので、ぜひコロッセオを解いたうえで、本コラムを読んでみてください。今回解説するのは、以下の問題です。

東京都内の交通渋滞を緩和する施策を考えてください。

※さて、施策を考え始める前に、少し立ち止まってみましょう。
①まず、そもそも交通渋滞にはどのような「渋滞のパターン(発生理由)」があるのでしょうか。全体感をもって洗い出してください。
②次に、施策を考えるためには、上記で洗い出した一覧から、重点的にアプローチする対象を決める必要があります。アプローチ対象を決定するうえで、重要となる視点や考え方を複数リストアップしてください。

よくある解答の傾向

さて、今回の「交通渋滞」に関する問題は、いわゆる公共政策系のケース問題として度々出題されています。その場合、問題文は今回のような、①や②のような小問はなく、シンプルに「東京都内の交通渋滞を緩和する施策を考えてください」という形で出題されます。

さて、もし今回のような2つの小問がない場合、どのような解答がなされ、どのような問題が頻発するのでしょうか。解説を始める前に、簡単に整理しておきます

小問①がない場合

今回のような小問①がない場合、半数くらいの方は、「交通事故」などを原因とした「突発的な渋滞」について見落とす傾向にあります。交通渋滞を、「交通量の多さ(需要)」や「道の狭さ、信号や踏切(供給)」など「定常的に発生する渋滞」のみとしてしまうパターンです。

(※注:交通渋滞の分類方法については、他にも様々な方法が考えられます。重要な要素さえつかめていれば、分類方法は何でもいいです。)

小問②がない場合

小問②がない場合、解答として、主に2段階で問題が発生します。これらは、いずれも優先順位付けに関するものです。

まず、第1の段階は、すべてのタイプの渋滞に対して、対策を考えようとすることです。考えた問題点や課題に対して、特に理由もなく順番に打ち手を考えようとするのですが、これは全く「仮設思考」ができておらず、非効率な方法です。

次に、第2の段階は、“重要”なものから考えようとはしているのですが、それが不十分であるパターンです。一般論としては、「インパクト × フィージビリティ」で優先順位をつけるのですが、今回のテーマの場合、このインパクトを「渋滞発生の頻度や程度」といった、若干甘い内容を置いてしまうパターンです。公共政策において「インパクト」をどう考えるかは、ビジネス(売上、利益)と異なり、単純ではありません。

面接を受ける側の最初の解答としては、単純に「インパクト」としても問題ないかもしれません。しかし、面接官からすると質問しやすく、かつ考える力を見るうえで良いポイントなので、しっかりと深く考えるときの論点を整理したいところです。

さて、それぞれの詳細を解説していきます。

現状分析に抜けが発生する

今回の小問①で問われている「渋滞のパターン(発生理由)」の洗い出しをする意図は、現状分析をしっかりと行うということです。

そもそも、打ち手を考案するうえで、「現状分析」⇒「問題点の洗い出し」⇒「課題の特定」⇒「打ち手の考案」といったプロセスを経る必要があります。

しかし、小問①のような確認ポイントがないと、問題文で求められているのが打ち手であるため、ついつい「打ち手の考案」の部分にばかり意識が行ってしまい、現状分析がおろそかになりやすいです(これについては、これまでの別の解説コラムでも何度か言及しており、非常に「一般的」にみられる傾向です)。

さて、現状分析を意識的に行うとき、まず「交通渋滞とは何か」について考え始めると思います。その時、“なんとなく”考えていると、「道が混んでいる」といった“ふわっと”した内容しか考えられず、「車が多いのに、道が狭いから渋滞」といった流れで終わってしまいます。

しかし、そもそも一言で交通渋滞といっても、様々なパターンがあります。見逃しがちな内容の中で、特に大きなものとして、「事故による一時的な渋滞」があげられます(これは、特に高速道路・首都高で非常に大きな問題になります)。

現状分析にて、見落としを防ぐ方法

さて、現状分析において、見落としを防ぐ方法にはどのようなものがあるでしょうか。

まず“大原則”として、「現状分析」というプロセスを意識的に行うこと、その時、他の項目・選択肢はないかと考えることが非常に必要です。

しかし、現状分析について強く意識していたとしても、なかなか思考が広がらない場合も多いです。そのような場合において、他の項目・選択肢を思いつく方法として、今回の場合、主に2種類存在します。

方法①: とにかく具体的にイメージしながら考える


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