最先端のデータサイエンスやエンジニアリングの技術を武器に、クライアントの変革を“実現”するプロフェッショナル集団
2023/01/19

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最先端のデータサイエンスやAIに関する豊富な知見を持つDATUM STUDIO株式会社。その技術力は業界内でも高い評価を得ているが、現在はビジネスサイドを受け持つStrategy & Biz Devのコンサルタント採用にも力を入れているという。

Strategy & Biz Devは、外資系コンサルティングファームや大手SIer出身者が在籍する少数精鋭のプロフェッショナルチームだ。希代のデータサイエンティスト集団であるDATUM STUDIOが、なぜ今コンサルタントの採用を加速するのか。同社の代表取締役社長である武智 壮平氏に話を聞いた。

〈Profile〉
武智 壮平(たけち・そうへい)
DATUM STUDIO株式会社 代表取締役社長
外資系の大手コンサルティングファームで、さまざまな業界におけるIT戦略策定・DX(デジタルトランスフォーメーション)など数多くのプロジェクトに従事したのち、DATUM STUDIO株式会社に参画。 DATUM STUDIOと、グループ企業であるちゅらデータ株式会社の包括的マネジメントを担い、データプラットフォーム・データサイエンスを用いたコンサルティングからシステム構築まで、ワンストップのソリューションを提供している。

※内容や肩書は2023年1月の記事公開当時のものです

経験や感覚に依存しない。クライアントに、真のデータドリブンな経営を

――まず、DATUM STUDIOが提供しているサービスや特長、強みについて教えてください。

武智:DATUM STUDIOは、AIなどの先端テクノロジーを駆使し、データを活用した経営を実現するための支援を行っている会社です。コンサルティングからデータ基盤の構築やデータ分析、システム開発、開発後の運用までワンストップで提供しています。

AIや新しいソリューションを導入する際は、「既存の業務をどう変革してAIにフィットさせるか」「レガシーなシステムとどうやって連携するか」といった変化のロードマップを描く必要があります。当社には優秀なデータサイエンティストやエンジニアに加え、技術的な知見を持ったコンサルタントも在籍しているので、クライアントの変革をトータルで支援できることが大きな強みです。

――具体的なプロジェクト事例をお聞かせいただくことはできますか?

武智:例えばとある製造業さまでは、製品を仕上げる際の工程が複雑で、経験とノウハウを持った熟練職人しか対応できないという課題を抱えていました。加えて職人方の高齢化が進み、技術を継承する人材も不足しているという状況でした。

そこで、素材に合わせた温度や形状など多数のパラメーターに対し、その「最適値」をAIによって導き出すというプロジェクトを提案・支援させていただきました。データサイエンスにおいて最適化問題と呼ばれる領域ですが、これにより一部の工程を自動化することを実現し、現在は、高い品質を保ちながら安定的に生産できるようになっています。

――いわゆる製造業の人手不足、後継者不足という社会課題の解決にもつながっているわけですね。

武智:おっしゃる通りです。もちろん我々のサービスの提供範囲はそれだけではないですが、業務プロセスを改革する類のプロジェクトではそういったテーマも多いですね。その他でいうと、デジタルマーケティングの世界における「3rd Partyクッキー」の廃止に伴うユーザー顧客へのアプローチの変革も、昨今増えています。

1st Partyのデータをいかに収集し、ユーザーの趣味・嗜好(しこう)を捉えてメッセージを届けていくか。最適なコミュニケーションの実現を支援しています。今後しばらくは市場のトレンドとしてニーズは高まり続けていくと推察しています。

日本において人口減少は避けられない社会課題なので、マス広告で一気に商品をプロモーションし、新規購買を促進するという施策は、マクロ的に見れば確実にシュリンクしていきます。その中で、企業や商品・ブランドの理解を促進し、長期にわたる愛用者を増やし、顧客一人一人のLTV(ライフタイムバリュー、顧客生涯価値)を高めていくことは、企業にとって非常に重要な課題です。データドリブンに優れた顧客体験を築き上げるためのサポートが、我々の大きな使命になっています。

――日本はDXやデータ活用が遅れているという意見も聞きますが、実際はどうなのでしょうか?

武智:領域にもよりますが、出遅れていることは確かだと思います。特に海外のテック系イベントなどに行くと、エンジニア同士のコミュニティーやカンファレンスが非常に活発です。日本はIT企業を中心に活発にはなっていますが、それ以外の業界ではまだまだ活性化していないので、我々が率先して社会全体を前進させていきたいと考えています。

――貴社で働くことになれば、海外の最先端ノウハウや事例も学べると考えて間違いありませんか?

武智:間違いないですし、この領域で仕事をする以上、海外の事例にもリーチせざるを得ないというのが正しいかもしれません。当社は日系企業ですが、USを含めて技術的な部分はインターネット上でもかなりオープンに議論されているので、キャッチアップする意志さえあれば問題なく成長できるはずです。 description

テクノロジーはあくまでツール。大切なのは、変革を“実現”すること

――AI以外には、どういった技術が活用されるのでしょうか?

武智:AIを使ってデータ分析をするためには、まずベースとなるデータ基盤、システム環境をしっかりと構築する必要があります。この部分も我々の強みの一つです。Google Cloud やSnowflakeといったプラットフォームとアライアンスを組んでおり、特にSnowflakeの導入実績はおそらく当社が日本国内においてNo.1でしょう。

5~6年ほど前に「これからはAIの時代だ」と騒がれ、多くの企業でPoC(実証実験)が繰り返されてきましたが、その大半がうまくいっていないと言われています。それはAI自体がダメだったのではなく、データ基盤が整備されていなかったことも一つの要因です。とにかくデータを集めればいいというわけでもなく、自社のビジネスモデルや目的をきちんと理解した上で、必要なデータを収集しなくてはいけません。集めたデータを分析しやすい環境を整えておくことも重要ですね。

各社がさまざまな試行錯誤を経て、「まずはデータ基盤を整えることが重要だ」という機運が高まっているのが現在のフェーズです。データ基盤のテクノロジーは非常に進化しているので、そういった最新技術を取り入れながら、クライアント各社に適した環境構築を支援しています。

――幅広いサービスを提供しているのですね。競合となる企業は存在するのでしょうか?

武智:もちろん存在しますが、領域によって競合する企業は異なります。例えば、基盤構築などのシステムエンジニアリング領域では大手SIer、戦略立案のところではIT機能も持っている外資系コンサルティングファーム、データ分析はデータサイエンス企業です。昨今はメタバース系にも注力しているので、そちらでは新進のWeb系ベンダーさんと競合することもありますね。

ただ、全ての領域を我々と同じようにカバーされている企業はほとんどないと思います。

――なるほど。ということは、クライアント企業からすると一気通貫で支援してもらえることが、貴社を選ぶ理由になるのでしょうか。

武智:そうですね。戦略から実装、運用まで支援できることが一つのポイントです。もう一つは、やはり当社のメンバーが持つ高い技術力も差別化ポイントになっています。CTOをはじめとして、個人として業界内で名前を知られているメンバーも少なくありません。

――技術力の高さに定評がある一方で、現在はStrategy & Biz Devのコンサルタント採用にも注力しておられます。これにはどういった背景があるのでしょうか?

武智:我々はクライアントの変革を“実現”することを何よりも重視しています。まず、いくら美しい戦略を描いたとしても、実現する技術力や組織変革を推進する力がなければ意味がありません。それと同じく、どれほど高い技術力や最先端の知識・ノウハウを持っていても、クライアントのビジネスやユースケースを深く理解できていなければ、変革は実現できないということです。

テクノロジーはあくまで変革のためのツールに過ぎません。DATUM STUDIOではコンサルタントもITの知識や経験を身に付ける必要がありますし、逆もしかりですが、やはり個々人によって得意分野は異なります。ビジネスサイドとエンジニアサイドが相互に協力しながら、ベストなソリューションを作り上げていきたいと考えています。 description

カオスを楽しめる人なら、間違いなく成長できる

――非常に広範なスキルや知見が求められる印象ですが、そういった優秀な方が貴社に入社するメリットはどんなところだと思いますか?

武智:まず、世の中的に新しい領域や新規事業の創出にフォーカスして事業を行っていますので、そういった分野に確実に携わることができます。大手や外資総合系ファーム所属の場合、どうしても自分が望んでいない領域のプロジェクトにアサインされることもありますよね。基幹システムを担当することになれば、3~4年はプロジェクトに従事することになるでしょう。自分が経験を積みたい領域でチャレンジできることは、当社で働く一つのメリットだと思います。

あとはやはり、自分自身の成長スピードです。クライアントが何を実現したくて、そのためにはどのようなリソースが必要でどうやって実現していけばいいのか。ファイナンス面も含め、全て考えて実行していくので、役割としては事業開発責任者やスタートアップ企業の経営者がやっていることに近くなります。将来的にはITのケイパビリティーを持ったCxOを担える人材に成長することができるでしょう。

また、自社あるいはグループ内の事業を運営する機会もあります。外部のお客さまに対してコンサルティングを提供しながら、自社(グループ)の事業をグロースさせる経験も積むことができる。こうした環境はなかなか他にはないのではないでしょうか。

――それは本当に素晴らしい成長環境ですね。とはいえ誰でもいいわけではないと思いますが、どんな方であれば貴社で成長・活躍することができるでしょうか?

武智:一般的にコンサルタントに求められる論理的思考力やコミュニケーション能力は前提として、自ら新しいテクノロジーに触れることが好きな方を求めています。今はクラウドの時代なので、都度サーバーを調達したりソフトをインストールしたりしなくても、ある程度自由に最新テクノロジーに触れることができます。そういったものに興味を持って積極的に試しながら、クライアントに最適なソリューションを提供できる方に、ぜひ参画してほしいと思っています。

当社はまだまだ成長過程にある会社です。定型化された仕事はないですし、若手であってもかなりの裁量を持ってプロジェクトを進めていくことができます。そういう意味では、定められたキャリアステップに沿って、丁寧に指示を受けながら仕事をしたいという人には合わないかもしれません。

逆に、自分自身で考えながら意思決定していきたい、自分の力を試したいという思いを持った方には最適な環境だと言えるでしょう。もちろん当社で長く活躍していただければうれしいですが、どこかのタイミングで卒業することになっても、それぞれの道を応援します。

私はいつもメンバーに、「転職の意思がなくとも、普段から転職サイトに登録しておいてください」と伝えています。それは、今の自分のスキルや力量にどれぐらいの市場価値があるのかを、自分自身で見定めておくことが重要だと考えているからです。その上で、当社でさらに成長しようと思うなら残って活躍していただければいいですし、他にやりたいことを見つけたなら転職や起業を考えていただいて構いません。

――そういった志向を持った方々に、メッセージをお願いします。

武智:現代は、テクノロジーの進化だけでなく我々を取り巻く生活環境や世界情勢も激変していますが、一人一人がやるべきことは変わらないと私は思っています。それは、常に自分の力を磨いてできることを増やし、多くのステークホルダーに貢献していくことです。

先ほどお伝えした通り、当社は仕事の全てを順番どおり綺麗に学んでいけるような環境ではありませんが、カオスを楽しめる方であればきっと成長できます。先端分野でプロフェッショナルとして成長したい、自分自身でキャリアを描いていきたいとお考えの方、ぜひ私たちと共にカオスを楽しみましょう。 description

コラム作成者
Liiga編集部
Liigaは、「外資就活ドットコム」の姉妹サイトであり、現役プロフェッショナルのキャリア形成を支援するプラットフォームです。 独自の企画取材を通して、プロフェッショナルが必要とする情報をお伝えします。