M&A×ITを軸に、専門領域を深掘りしながら幅広いスキルを獲得する
2023/03/06

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デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(以下、DTFA)のDigital部門が活況だ。ITを活用したM&Aアドバイザリーという独自性に加え、新規事業のアドバイスとアナリティクスにも強みを持つ同部門には、クライアントからの引き合いが急増している。それに伴い、優秀な人材の獲得と育成が急務になっているのだという。

M&A×ITを中心とする専門領域で腕を磨きつつ、アドバイザーとして幅広いスキルも身に付けられる環境は、自身の可能性を広げたいという人材にはうってつけといえるだろう。最前線で活躍する3人に、同社で働く魅力を聞いた。

〈Profile〉
写真左/上野 誠郎(うえの・せいろう)
シニアヴァイスプレジデント。大手SIerで国内外のビジネス開発、経営企画支援などに従事。2019年DTFAに入社。海外200以上の国・拠点のシステムリプレースプロジェクトのマネジメント、マイナンバーカードの交付促進支援といった官公庁・自治体における大規模プロジェクトなどの経験を持つ。
写真中/田中 宏幸(たなか・ひろゆき)
シニアアナリスト。日系総合コンサルティングファームで基幹システムの企画・導入支援に従事。2020年DTFAに入社。IT/TechnologyデューデリジェンスなどのM&Aアドバイザリー業務、新規事業およびDX戦略の策定・実行支援、官公庁のPMO・業務設計など、幅広く担当している。
写真右/青松 知沙(あおまつ・ともさ)
アナリスト。2021年4月新卒入社。国内大手保険会社の企業買収に伴うITデューデリジェンス、国内大手電力会社の新規プロジェクトアドバイス、国内大手総合化学メーカーの事業切り離しに伴うカーブアウトデューデリジェンス、官公庁・自治体のPMO・業務設計などを経験。

※内容や肩書は2023年3月の記事公開当時のものです

「ギスギスしているのかなと思ったら、まるで逆」

――上野さんは前職からの縁でDTFAに入社されたそうですね。

上野:はい。私は前職がSIerで、エンジニアだけでなく新規事業の立ち上げやマネジメントを手がけていたのですが、DTFAと一緒に仕事をする機会がありまして、それがご縁となって入社に至りました。

――外から見たDTFAと、実際に入ってからの印象に違いはありますか?

上野:競争が激しくてギスギスしたところがあるのかなと思っていたのですが、まったく逆でしたね。お互いにフォローし合うし、相談もしやすい環境で、コミュニケーションをとても大切にしている会社です。とくに今はどんどん人が増えているので、部門長とも相談をして、縦横斜めのコミュニケーションをさらに増やそうとしています。

我々の仕事はプロジェクト単位なので他部署ともつながれるのですが、逆に同じ部署内のコミュニケーションがおろそかになることもあります。そうしたことを防ぐために積極的に部門内でのコミュニケーションの機会を増やしたり、若手人材をマネジャーがサポートするコーチング制度を導入したりしています。経験者採用の方もなじみやすい環境だと思いますね。 description

――なるほど。田中さんと青松さんの入社経緯も教えてください。

田中:私は日系のコンサルファームに約3年間勤務して、DTFAに入社したのは2020年です。前職では主に基幹システムの企画・導入などを手がけていました。仕事そのものはダイナミックでやりがいもあったのですが、「より経営に近い仕事に携わりたい」という思いが少しずつ強くなってきたため、経営の上流に関わることのできる会社への転職を考えるようになりました。

DTFAのDigital部門を選んだ理由は、M&Aなど経営の上流に関与できることに加え、自分のバックグラウンドであるITとオペレーションの知識と経験が生かせると考えたからです。現在入社3年目ですが、想像した通りの仕事ができています。むしろ、若手の声が届きやすい環境は想像以上でした。関心のある分野を上司にアピールすれば、該当する案件に積極的に参加させてもらえます。自分のことながら、いい転職だったと考えています。

青松:私は新卒入社で、もともとコンサル業界やアドバイザリー業界を目指して就活をしていました。コンサルティングやアドバイザリーといってもいろいろなファームがありますが、ほとんどの会社は「狭い領域で専門性を突き詰める」か「薄く広く担当する」かの二択です。

しかしDTFAのDigital部門は、M&Aという専門領域に加えてPMOや業務設計などの案件も扱っています。専門性を追求しながらも幅広い経験ができる点に魅力を感じ、入社することを決めました。

M&A、新規事業、アナリティクスの3本柱で展開

――Digital部門の事業内容についてあらためてお聞かせください。

上野:大きく分けてM&A、新規事業、アナリティクスの3本柱になっています。M&Aプロジェクトは投資・買収企業に対するITデューデリジェンス、M&A後のPMIにおけるシステムの移行や統合の支援などを行います。

新規事業プロジェクトは、例えば最近では官公庁における事業立ち上げが典型的な事例です。短期間で大規模な事業を展開する際はITの活用が必須になるので、そこに我々のノウハウを提供しています。官公庁の他にも民間企業の新規事業の立ち上げの支援など、さまざまな案件を取り扱っています。

アナリティクスプロジェクトは、データ解析によるマーケットリサーチ、クライアントの顧客データの分析レポート、デジタルフォレンジックによる不正調査など、こちらも幅広いソリューションを提供しています。 description

――Digital部門で働く魅力はどんなところでしょうか?

上野:大きく分けて3つあると思います。1つ目は、ゼネラリストとスペシャリストの両面で成長できる点。よくT型人材という言い方をしますが、Digital部門にはタテに深掘りできる専門性が1つではなく、M&A、新規事業、アナリティクスと3つあります。だから幅広く経験をしながら、複数の専門性を深く突き詰めていくこともできます。

2つ目は、社会的な影響力の大きな仕事が多いことです。とくに官公庁案件などは、詳しく内容をお話しできないのですが、社会課題の解決の一端を担って社会に貢献している実感を強く持つことができるでしょう。3つ目は働く環境の良さですね。部署の雰囲気がとても良いです。上位者から若手に対して、異なる意見にも耳を傾ける習慣があり、大変働きやすい部署だと思います。

田中:私も上野さんと同じ意見で、多様な案件に関わりながら1つの領域を深掘りできる部分に魅力を感じます。Digital部門はIT/オペレーションから経営戦略、新規事業、組織設計・運営と仕事の幅が広く、求められる知識と経験が多いことは事実です。しかし、若手のうちは自分の適性を見極める上でもいろいろな案件に関われる方がいいのではないでしょうか。

私自身もM&Aと新規事業を中心にしながら、時にはアナリティクスが関連する案件にも参加しています。何を専門にしていくかはこれから絞っていけばいいし、各領域ともスキルマッチ度の高い仕事だと考えているので、絞らずに並行してやっていくことも良いと思っています。

あとは、自分のやりたい仕事が明確になってくると、一般的な企業であれば転職や部署異動をせざるを得ないですよね。しかしDigital部門の場合はそもそも扱っている領域が広いので、転職や異動をしなくてもやりたいことをやれるケースが多いことも魅力の1つだと思います。

青松:私の場合は新卒2年目なので、まずは組織のカルチャーと育成環境に魅力を感じています。経営層をはじめ、上司が若手の意見を積極的に聞いてくれるし、どの案件にアサインさせるかも、その人の成長に何が必要かという視点で考えてくれます。自分の適性や可能性と向き合いながら仕事ができるので、とてもありがたいですね。

――入社後の成長は感じていますか?

青松:そうですね。新人でもクライアントの前でどんどん発言するように促されるので、その度胸とスキルは身に付いたと思います。うまくファシリテートしていく力については上司からも褒められました。あとは、ドキュメンテーションスキルなども入社時と比較すると成長したと感じます。 description

任される回数の多さと的確なフィードバックが、成長をドライブさせる

――中途人材や若手の育成に向けてどんな取り組みをされていますか。

上野:冒頭で少しお話ししましたが、まずはコーチング制度があります。これは若手社員とマネジャーが月1回以上面談し、年間を通じて仕事面と精神面をサポートする制度です。また、Digital部門にはバディ制度もあって、とくに中途入社の社員には3カ月間バディと呼ばれる先輩社員が付き、仕事以外も含めてあらゆる相談に乗っています。

個人のスキルアップについては、プロジェクト期間中「ここが良かった」「ここは改善した方がいい」と定期的にフィードバックする、チェックインという仕組みがあります。eラーニングや内部研修も豊富にありますし、教育制度はかなり手厚いと思います。

田中:私も中途入社なのでよく分かるのですが、新しく転職してきた方はM&Aなどの経験がないことも多く、やる気はあるけれどスキル面で不安だという声を聞きます。でも、そこは社内の制度を通じてしっかり学べる環境があることを説明すると安心してもらえますね。

ただ、そうは言ってもアドバイザリー業務は経験がものをいうことが多いのも事実です。そういう意味では、できるだけ早い段階でバッターボックスに多く立つことも重要でしょう。クライアントの経営層にプレゼンテーションするには慣れも必要だし、経営層特有の考えを理解しておくことも大切です。DTFAでは若いうちからバッターボックスに立つことが求められる、かつ周囲から的確なフィードバックとサポートを受けながら仕事を進められるので、経験値を積み上げやすい職場だと思います。 description

青松:社内でのコミュニケーションについて言えば、私のような若手でも経営層と面談する機会が年に何度かあります。それ以外でも普段からチャットなどで気軽に話ができる環境なので、経営層が自分にどう成長してほしいと思っているかが伝わってきます。だからこそ、その期待に応えられるようにがんばろうという気持ちも湧いてきますね。

プロジェクト単位のチェックインでは、自身の評価を細かく教えてもらえるので改善点や次の目標も立てやすい。自分のやるべきこと、やりたいことを可視化できるいい仕組みだと思います。

――最後に、転職を考えている方々にメッセージをお願いします。

田中:Digital部門と聞くとITのイメージが強いと思いますが、それだけではなく企業・ビジネス全体を俯瞰(ふかん)したアドバイスができる点が魅力です。また、当社の場合、カウンターパートは経営層の方が中心となり、ビジネスのダイナミックさ、規模感などが違ってくるので、ここも大きなやりがいです。ぜひ多くの方に門をたたいていただければと思います。

青松:年次に関係なく責任とやりがいのある仕事を任せてくれる会社です。また、上野さんのT型人材の例えもありましたが、幅広くキャリアを広げられて、なおかつ深掘りもしていけるのがDigital部門の特長でもあります。可能性が広がる環境だと思いますので、自分の力を試したい方、新しい挑戦をしたい方はぜひご検討ください。

上野:アドバイザリー業務は答えのない問いに向き合う仕事なので、そこに貪欲に取り組める方であれば未経験者でも大歓迎です。受け身にならず、自ら考えて行動できる方にぜひ来ていただきたいですね。たくさんのチャレンジをお待ちしています。 description

コラム作成者
Liiga編集部
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