外資系投資銀行のリアル。業界出身者だからわかる、外資系金融業界の実態とは #01

date_range 2017/12/17

はじめに

今回はIBDなど金融業界のクライアントへの人材紹介を得意とするエグゼリンク株式会社代表・李淳一氏にインタビューを行い、外資系投資銀行やPEファンドへの転職について伺いました。

李氏はご自身が約25年間外資系金融業界にお勤めになった経歴の持ち主で、そこで築き挙げた人脈や知識を生かして人材紹介を行っておられます。

第1回である今回は、投資銀行業界のトレンドやそれを受けた採用市場の動向について語って頂きました。

どうぞご覧ください

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インサイダーだから把握できる内部事情

―まず自己紹介をお願いします。

海外の大学在学中と卒業後もしばらく現地会計事務所の日本デスクで働いていました。日本への帰国後外資系投資銀行に入り、25年に亘りデリバティブ取引に従事しました。デリバティブでは主にエクイティや金利と為替関連商品を扱い、その後はクレジット関連のデリバティブ商品に移っていきました。

しかし2008年にクレジットデリバティブ市場が壊滅状態となり、翌年長年在籍していた金融業界を辞めることになったのです。このとき私の専門としていた領域は世界規模で消滅(メルトダウン)していました。

そこで自分の金融業界でのバックグラントを生かして人材紹介を始めることにしたのです。3年ほどの修業期間を経てさらにビジネスを学ぶために数年を費やし、やっと今年5月に独立するに至りました。

―金融業界での長い経験は他のエージェントにない魅力ですね。現在の業界の中でも候補者に紹介できる領域、または紹介が難しい領域はあるのでしょうか。

先ほど申し上げたように、この仕事を始めた当初は、自分が専門としていたクレジットデリバティブ市場は消滅して候補者を紹介する先もほとんどない状態で話にならず、IBD(投資銀行部門)での人材紹介にフォーカスすることにしました。

私自身の経歴はセカンダリーマーケットが中心ですが、長年の投資銀行勤めで培ったネットワークは幅広く、投資銀行部門にも知人がたくさんいました。これらのIBDの知人たちの助けを借りて投資銀行に関する知識を積み上げIBDを中心に実績を積んでいきました。

―李さんの人脈を活用して人材紹介を行っていると。

はい。人脈をフルに活用しての人材紹介を行っています。長年投資銀行に勤めていましたので、内部事情はそれなりによくわかります。

特に外資系投資銀行の人達が今何を考えているのか、あの投資銀行のカルチャーはどうなっているのか、業界で起きている事象の原因は何か、過去の自分の経験と照らし合わせると業界の外からではありますがかなりの部分想像がつきます。

これは外部者にとってわかりづらいかもしれません。例えば昨年、日本の株価はアベノミクス効果で飛躍的に上昇していたにも関わらず、外資系投資銀行はさらなる大幅な縮小を行っていました。

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