転職エージェントと直接応募はどっちが有利?ケース別おすすめ応募方法
2024/07/01

転職エージェント経由の応募と直接応募には、それぞれメリットがあります。ここで双方の特徴やケース別のおすすめ応募方法を知り、今後の転職活動に役立ててください。

転職エージェントと直接応募はどっちが有利?

転職においては、「エージェント経由が有利」と言われることもあれば「直接応募の方が受かりやすい」と言われることもあります。どちらが受かりやすいかは「ケースバイケース」です。総合して言えば、通過率に大きな差はありません。

両者には、それぞれの強みやメリットがあります。転職の方向性や応募予定の企業、求職者の転職経験などによって望ましい応募方法は異なりますので、双方の特徴を理解した上でどちらにするかを検討しましょう。

転職エージェント経由が受かりやすいと言われる4つの理由

転職エージェント経由での応募は、以下の理由から「受かりやすい」と言われることがあります。

  • 理由①採用の見込みがある求人を紹介してもらえるから
  • 理由②選考対策をしてもらえるから
  • 理由③推薦状を書いてもらえるから
  • 理由④選考中もフォローをしてもらえるから

理由①採用の見込みがある求人を紹介してもらえるから

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転職エージェントは、企業から人材ニーズを聞いた上で求人情報を預かります。そして自社に登録している求職者に対しては、その人のスキル・経験や希望に合った求人を紹介します。

転職エージェントから紹介される求人は、一般に企業と求職者の両方のニーズを満たしたものです。そのため採用の見込みがない求人は、基本的に紹介されません。また相性なども踏まえて紹介してもらえることが多いのも、エージェントならではのメリットです。

理由②選考対策をしてもらえるから

転職エージェントは、求職者を企業に入社させることでフィーを受け取る、成果報酬型のビジネスです。そのため求職者を内定に導くべく、応募書類の添削や面接練習など手厚くサポートを行います。

書類の添削では、基本的な書き方の指導はもちろんのこと、企業が求める人材像に寄り添ったアピール方法なども教えてもらえます。また、試験の傾向や面接で聞かれやすい質問などを調べて対策してくれるケースも多いです。

理由③推薦状を書いてもらえるから

転職エージェントでは、応募書類を提出する際に推薦状も添えてくれます。推薦状とは、求職者の人柄や魅力など、履歴書・職務経歴書で判断できないPRポイントを記載した文章です。

推薦状によって選考の通過率が大きく上がる訳ではありません。しかし「必ず目を通し、考慮する」「転職エージェントからの強い推薦があれば面接に通す」といった企業も多いです。

理由④選考中もフォローをしてもらえるから

選考が始まってからも、転職エージェントのサポートは続きます。

例えば求職者が面接で上手くアピールできなかった点のフォローをしたり、次の選考があった場合に企業側が知りたい内容を聞いてくれたりすることが多いです。

転職エージェントのその他のメリット

転職エージェントの利用には、上記でご紹介した「受かりやすいと言われる理由」以外にも、以下のようなメリットがあります。

  • 非公開求人を持っている可能性がある
  • 求職者の強みやキャリアプランを踏まえた、第三者目線でのアドバイスが受けられる
  • 業界や企業に関するさまざまな情報を提供してもらえる
  • 選考通過後も、年収や入社日の交渉をしてもらえる

転職エージェントを活用すれば、非公開求人や自分では想定していなかった業界・職種への挑戦など、転職の選択肢を広げられます。また、求職者の希望条件や強みなども考慮した上で求人を紹介してもらえるからこそ、ミスマッチや入社後の後悔が起こりにくいのもメリットです。

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直接応募が受かりやすいと言われる3つの理由

直接応募は、以下の理由から「受かりやすい」と言われることがあります。

  • 理由①熱意があると捉えられやすいから
  • 理由②採用にコストがかからないから
  • 理由③そもそもエージェントを使っていない企業があるから

理由①熱意があると捉えられやすいから

転職エージェント経由の応募では、企業の採用条件を満たす人材が多い一方、エージェントからの情報を頼りに企業研究を充分に行わない求職者もいます。

これに対して直接応募では、自分から求人情報を確認し、企業研究をした上で応募をしています。結果として、「直接応募の方が転職エージェント経由よりも熱意がある」と捉えられることもあるようです。

理由②採用にコストがかからないから

転職エージェント経由で採用を行うと、企業はエージェントに成功報酬を支払う必要があります。この報酬の目安は、転職者の入社時年収の30〜35%ほどです。例えば転職者の年収が600万円の場合、企業は採用後に180〜210万円を支払わなければいけません。

これに対して直接応募からの採用であれば、コストは少なく済みます。特に資金力が充分にない企業では、直接応募から優先して採用するケースがあります。

理由③そもそもエージェントを使っていない企業があるから

自社サイトや求人サイトだけでも充分に人が集まる人気企業や、採用にお金をかけたくない小さな企業では、そもそも転職エージェントを利用していないケースがあります。この場合は、いくら転職エージェントで求人を探しても、紹介してもらえません。

直接応募のその他のメリット

直接応募は自分のペースで転職活動を進められる点もメリットです。「すぐには転職しない」「期限を決めずにじっくり選びたい」といった場合には、直接応募の方が合っているでしょう。

ただし転職活動は、期限を区切って取り組んだ方が成功しやすいです。また「情報収集に転職エージェントを使う」という手段もありますので、以下の関連記事やこの記事の後半も、ぜひ参考にしてください。

【関連記事】転職活動のスケジュール|在職中・退職後それぞれの進め方と注意点

転職エージェントと直接応募の併用は可能?

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ここまでご紹介したように、転職エージェント経由の応募と直接応募はそれぞれにメリットがあります。ここでは、併用の可否と注意点について解説します。

併用して使い分けるのは「OK」

転職エージェントと直接応募を併用するのは、問題ありません。「基本的には転職エージェント経由で応募し、エージェントに求人がないものだけ直接応募」と使い分けるのもおすすめです。

併用時は、スケジュール管理に充分注意しましょう。自分で直接応募した企業の情報や試験日程を小まめにキャリアアドバイザーに伝えることで、重複応募や予定のバッティングを防ぐことができます。

選考中の重複応募は「絶対NG」

併用時に気を付けたいのが、採用の可否が決まる前に複数のルートから同じ求人に応募する「重複応募」です。これは転職におけるNG行為なので、絶対に避けましょう。

万が一重複応募をすれば、転職エージェントからの信頼を失うだけでなく、企業からも「管理能力がない」とマイナス評価されます。

選考に落ちた後の再挑戦は「OK」

選考中の重複応募は禁止ですが、一度落ちた企業を再度受けるのは問題ありません。例えば第一志望の企業に転職エージェント経由で応募して落ちた後、直接応募で再挑戦することは可能です。

ただし一度落ちている時点で、スキルや実績などに不充分な要素がある可能性が高いです。転職エージェント経由で落ちている場合は、不採用の理由を聞いてもらうと良いでしょう。

また、不採用の原因を短期間で克服するのは困難です。再挑戦する場合も、1年後以降を目安にすることをお勧めします。

ケース別のおすすめ応募方法

ここでは、ケース別のおすすめ応募方法をご紹介します。

転職エージェント経由をお勧めするケース

以下のようなケースでは、転職エージェント経由での応募を強くお勧めします。

  • 転職活動の経験があまりない
  • 業界特有の採用傾向などを知り、対策したい
  • 現職が忙しく、対策の時間を取りにくい
  • 希望の業界や職種は決まっているが、企業までは絞れていない

一部の例を除き、基本的には転職エージェント経由の応募がおすすめです。なぜなら転職活動を何度も経験している人は少なく、また転職エージェントを利用した上で企業を検討すれば、入社後のミスマッチも防ぎやすいからです。

直接応募をベースにする場合も、転職エージェントで情報収集は行うと良いでしょう。

直接応募をお勧めするケース

以下のようなケースでは、直接応募によって通過率が高まる可能性があります。

  • 転職活動の経験が豊富
  • 入りたい企業が決まっている
  • 公的企業や小規模の企業に転職したい

他の企業でなく「どうしてもこの企業に入りたい」という場合は、直接応募の方が有利に働くケースがあります。ただし転職エージェントが非公開求人を持っている可能性もありますので、まずはエージェントに求人がないか相談してみると良いでしょう。

また、NPO法人や学校法人などの公的企業は転職エージェントに登録していないことが多いです。さらに、企業規模が小さい場合も直接応募を優先する可能性があります。

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自分に合う転職エージェント探しのコツは?

一口に転職エージェントと言っても、現在は非常に多くのサービスがあります。自分に合う転職エージェントを探す上では、以下の3つのステップを押さえましょう。

  1. 強みの異なる転職エージェントを複数登録する
  2. 各エージェントと面談をし、求人を紹介してもらう
  3. 担当者との相性やサポート体制を見極め、使い続けるエージェントを決める

ただし、闇雲に転職エージェントを多く登録すると、面談などに時間がとられ、かえって転職活動が遅れてしまいます。登録するエージェントに迷う場合はクチコミなどで評価を確認し、良い評価も悪い評価もチェックした上で信頼できそうなエージェントを選びましょう。

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コラム作成者
Liiga編集部
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