外資系投資銀行が必ずしもキャリアの最適解ではない。業界出身者だからわかる、外資系金融業界の実態とは #02

date_range 2017/12/19

はじめに

今回は金融業界での経験・人脈を生かして人材紹介を行っているエグゼリンク株式会社代表・李淳一氏へのインタビュー、第2弾です。

第1回では、リーマンショックや金融規制を受けた外資系投資銀行業界の動向について、ご自身がインサイダーだった経験を踏まえて話して頂きました。

その続きとなる第2回では、日系証券会社業界の動向や、日系企業と外資企業でのキャリアパスの違いとそれぞれの利点について、採用市場の動向も踏まえつつ、語っていただいています。

ぜひご覧下さい。

#01:外銀のリアル。業界出身者だからわかる、外資系金融業界の実態とは

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日系証券会社の採用枠の拡大

―外資系投資銀行は採用枠を減らしており、転職のハードルが非常に高くなっているとのことでした。外資系投資銀行でキャリアを積みたいと考えている人はどうすればいいでしょうか。

2014年頃からからアベノミクスの影響もあって国内の日系証券会社、監査法人系FASなどコンサルティング系の会社が急速に人材採用拡大を始め、外資系が縮小傾向にある中、外資から出てくる人材の大きな受け皿となっています。

また大手国内証券では特にIBD部門のグローバル化と強化が図られ、野村證券のリーマン買収をはじめ、海外大手投資銀行や海外大手独立系投資銀行との提携などの動きが盛んで、社内の制度や年収体系、カルチャーも含めて急速なグローバル化が進んでいます。

これを踏まえると、外資系投資銀行を志望する方は合わせて国内大手証券会社の投資銀行部門なども検討すべきではと思います。

―日系証券会社はアベノミクスのおかげで採用枠を拡大しているのですね。

アベノミクスによる株価の上昇と連動している部分は大きいと思います。お話ししたように、国内証券会社では急速なグローバル化がすすめられてはいるのですが、やはり従来からの収益構造は続いていて、ここ数年の採用拡大の動きは日本株の上昇による収益拡大によるところが大きいと思います。今の市場の状況を考えるとまだまだ求人拡大は続くように思います。

「外銀の選考に落ちた」=「無能」ではない

―それでは結局、外資投資銀行の代替候補として有望なのは制度や組織、カルチャー面でグローバル化の進んだ国内証券会社だということですね。

そうですね。例えば証券会社買収時の経緯で米系大手投資銀行の人材が大量に異動してきた大手銀行系証券会社では、米系投資銀行のカルチャーも色濃く反映されていますし、現在も採用枠を増やしています。

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