「成長できる環境を選び、『コト』を成せる人材に」ー。南場智子氏の言葉から読み解くキャリアの本質
2019/10/21
#キャリア戦略概論

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※本記事はDeNAのオウンドメディア『フルスイング 』で連載している『キャリアの本質』の内容を再編集しています。

DeNAのオウンドメディア「フルスイング 」では、南場智子会長と若手社員の対談連載『キャリアの本質』を7月中旬から計6回にわたり公開。Liigaでは、その中から第1回と第3回を転載形式で紹介してきました。本記事は、「キャリアの本質」について語る南場会長の印象的な発言とともに、6記事を振り返ります。

これから変わる。仕事のスタイル

「会社ベース」から「プロジェクトベース」へと仕事のスタイルは変わり、会社に所属すれば充実したキャリアを歩める時代は確実に終わります。プロジェクトに呼ばれる人材にいち早く成長することが、キャリアの第一歩を考える際にとても重要です。

※連載第1回より

第1回は、入社後すぐ撤退事業のプロデューサーになり挫折、ザッカーバーグに憧れエンジニアを目指すも挫折。しかし今では会社の注力事業となるソーシャルLIVE事業を担うまでにキャリアを積み上げた、ネットサービス事業本部ソーシャルライブ事業部 事業部長 住吉 政一郎(すみよし せいいちろう)に挫折からのキャリアのつくり方について聞きました。

第1回「DeNA注力事業リーダーは新卒から挫折続き!失敗を成果に変えるまで」を読む

「コト」を成せる人材とは?

シンプルに、目標に合意したらやりきると信頼できる人材です。(中略)そのためには起承転結、目標単位で千本ノックをさせてくれる会社、やり方をいちいち指示されるのではなく、自分で試行錯誤できる環境に身をおくことが重要です。

※連載第2回より

第2回は、ヘルスケア事業にフルコミットする、DeSCヘルスケア プラットフォーム企画部 西村 真陽(にしむら まさや)。社内兼務、いわばプロジェクトベースで働くことをいち早く経験し、多角的にヘルスケアへアプローチ。3年目に渾身の新規事業立ち上げに携わった彼が、経験した“起承転結”とは?

第2回「自称健康オタクが『笑い✕健康』の事業化を計画。起承転結の舞台裏」を読む

仕事のスタイルが変わる過渡期の会社選び

最初に身を置く場所で、驚くほど多くのことを吸収します。それが発射台の角度となり、そこでついた差はなかなか埋めることが難しい。とにかくストレッチできる環境を選んで欲しい。

※連載第3回より

第3回は、面白いものが生み出せなかったゲームプランナーからキャリアスタートし、プロデューサーになるも、今度は数字目標とチームビルドの両軸で成果を求めもがき苦しんだ過去。現在「新卒採用」にフルコミットする、深い理由を、ヒューマンリソース本部人材開発部新卒グループ 小川 篤史(おがわ あつし)に聞きました。

第3回「目標達成かチームビルドか。揺れるプロデューサーが気づいた"何より大事なこと"」を読む

南場氏の考える「就活」とその後

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就活とは一生身を置く組織を選ぶことではなく、仕事ができる人材にいち早く成長する場所を選ぶことです。人が育つ環境に不可欠なのは『目標』と『工夫』。目標に向けて自分なりに工夫し、ここまでと線引きせずにできることをすべてやり尽くす。周囲の協力を引き出す試行錯誤もそのひとつ。

※連載第4回より

第4回は、必要とあらば、代理店に入り込み、二種免許までも取得し現場に向き合う。11年在籍で11部署を経験する引く手あまたな、オートモーティブ事業本部スマートタクシー事業開発部渉外企画推進グループ 平松 瞳(ひらまつ ひとみ)の「どんな状況でも何とかする」力に迫りました。

第4回 「タクシー免許取得もなんのその。肝っ玉セールスウーマンの『コトを成す』術」を読む

OB・OG訪問で見るべきポイント

先輩はみな後輩の前で弱音を吐きたくない。だから、威勢良く元気に武勇伝を語るでしょう。でもその背景に、どれほどの苦労や葛藤があったのか、そして今も「コト」に向かってどれほど深く悩んでいるのか。五感を使って確かめてください。

※連載第5回より

第5回は、理屈っぽさと素直さを武器に、任された仕事にとことん向き合い、着実なレベルアップをとげてきたゲーム・エンターテインメント事業本部ゲーム事業部 副事業部長 井口 徹也(いぐち てつや)。彼に声をかけ、一見順調なキャリアアップの裏にある葛藤、自身のキャリアについて聞きました。

第5回「『面白い』も定義する"ロジカルモンスター井口"の葛藤。『すべき』と『したい』の狭間で」を読む

面接に臨むメンタリティ

選ばれるメンタリティではなく、選ぶメンタリティで臨んで欲しい。あなたが成長できる場所は、友達とも親が望む場所とも違うはずです。そして、会社に入ったら自分の成長よりも『コト』に没入すること。それが結果として、大きな成長を呼びます

※連載第6回より

最終回は、環境選びには成功したものの、入社してから「コト」に向き合えず、「お荷物」だった過去を持つ、ゲーム・エンターテインメント事業本部ゲーム事業部Publish統括部第1プロデュース部 鶴巻 禎(つるまき てい)。ダメダメだった時代から、100人超えの大部隊を率いるまでに到る、紆余曲折を聞きました。

第6回「“出来損ない”の過去が最大の糧。ダメダメ社員が100人超えチームを引っ張るに到るまで」を読む

コラム作成者
Liiga編集部
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