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「リスクファイナンスを通じて社会的に価値のある仕事ができる」。大手邦銀、証券会社を経たからこそ選んだ日本政策投資銀行

Sponsored by 日本政策投資銀行
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政府系金融機関として有名な日本政策投資銀行(DBJ)。しかし、プロジェクトの内容や仕事の進め方などについては、よく知られているわけではない。実際にプロジェクトに携わった方々のインタビューを通じて、DBJの真の姿を明らかにする。今回は、大手邦銀、証券会社を経て7年前に入行した山口健一氏からお話を伺った。

〈Profile〉
山口健一(やまぐち・けんいち)
2005年法学部卒、大手邦銀入行。法人営業などを経験。2009年日系証券会社に転職。2012年DBJ入行。

「自己成長」だけだった20代 利己より利他だと30歳で気づいた

――まずは山口さんのキャリアについてお聞かせください。

山口:若い頃の私は、今とは、考え方が異なっていました。頭の中にあったのは、いち早く成長したい、キャリアアップしたい、稼ぎたいなど、という思いでした。貪欲な考え方を持っていた私が選んだのは、大手邦銀でした。数年後には日系の証券会社に転職し、ストラクチャードファイナンスのスキルに磨きをかけていきました。

――まさにお望み通り、金融マンとしての着実なキャリアを進まれていったわけですね。

山口:ええ。ただ30歳になるのを機に、改めて自分のキャリアやこれから本当に自分がやりたい、携わりたいと思う仕事を見直したんです。頭の中に浮かんできたのは、利己ではなく、お客様が喜んでいる姿であり、その姿を見て満足している自分でした。

これからのキャリアは、世の中の役に立つ仕事をしていこうという考えに行きつきました。そこで、公共性の高いプロジェクトを数多く手がけているDBJに移りたいと考えました。

入行し実際にプロジェクトに携わると、まさに私が思っていた通り、いえ、いい意味で思っていた以上に、社会貢献色の強い案件を手がけていました。私と同じような感覚や意識を持つメンバーがほとんどだったことが心強かったです。

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民間の金融機関では行えない様々なファイナンススキーム

――具体的にどのような案件に携わっていったのでしょう。

山口:入行後一貫して、重工業、鉄鋼業など、いわゆる重厚長大なビジネスを手がける顧客担当チームに所属していて、中でも航空機産業部門に長きにわたり携わっています。

航空機や航空機エンジンの研究開発・製造には、莫大な資金が必要です。また研究開発をはじめてから投資回収するまでの期間が10~20年と長くなる特徴があります。

事業のスパンが長いということは、一度仕事を獲得すれば、企業にとっては長期的な経営安定に繋がるメリットがあります。そして何より、昨今の航空機産業は、市場規模が拡大しているため、積極的に投資したがる企業が増えています。

一方で、莫大な資金が必要なことから借入額が増えバランスシートが崩れることなどを危惧し、思い切って決断ができない経営者がいるのも事実です。

――銀行サイドとしても、社会情勢などが変わると、融資を回収できないリスクがあるため、なかなか手を出せない面もありますよね。

山口:ですから我々のような政府系金融機関の存在意義があるわけです。DBJがお客様から選ばれるのは、公的な機関であることだけが理由ではありません。これまで長きにわたり、航空機産業分野で携わってきた実績、具体的にはファイナンスにおける多様なスキームやノウハウを持っているからです。

DBJであれば、案件によって融資ではなくよりリスクの高いメザニンファイナンスやエクイティファイナンスといった投資を選ぶこともあります。さらには別の手法で資金を捻出するなど、様々なファイナンススキームの提案、設計が行えます。

――DBJはなぜそれほどまでに、多様なファイナンスを扱えるのでしょう。

山口:事業を進める上での法律が、銀行法をもとに行っている金融機関と当行では異なっているからです。端的に言えば、私たちの業務はかなり自由度が高く設定されています。銀行では融資が主な選択肢になりますが、私たちであれば投資を選択し新会社を設立、その会社の株主として、クライアントのビジネスをサポートすることも行えます。

当然、リスクも伴いますが、実はこのリスクも、私がDBJを選んだ理由のひとつでした。私自身が銀行、証券両方を経験したから分かることなのですが、自腹を切って行うビジネスの方が、業務において深く考えて徹底的に精査しますよね。その結果、成功したときの喜びが大きいです。

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リストラやコスト削減による一時的な利益は求めない

――仕事を進める上で意識されていることをお聞かせください。

山口:私というよりもDBJ全体の特徴になりますが、目先のプロジェクトや利益ではなく、もっと先、携わっている産業全体がよくなることを意識しています。ですから稟議を通す際のポイントも、BS(バランスシート)やPL(損益計算書)にはもちろん注意を払いますが、もっとマクロな視座で行われています。理念や強み、そしてここからが重要ですが、その会社が社会にどう役立つのか。このような観点に重きを置き、投資可否の判断をしています。

このような考えですから、投資案件に取組む場合も、リストラやコスト削減により一時的に利益を上げるようなことはしません。社会に役立つ製品を作ることで、結果として顧客企業が成長する。その上で得た利益からリターンをいただければよいというスタンスです。

プロジェクトを進める際は、我々だけで行わない場合も多いです。経産省など中央省庁のほか、地方顧客の場合は地方局、さらには地域自治体、顧客のふだんの取引先であるメガバンクや地銀などとも連携をとり進めていきます。

先ほどの話に紐付ければ、我々が出資することで純資産を積み上げバランスシートを改善させる。その結果、以前から取引のある銀行から融資を受けられるようにするといった施策も行ったりします。これはあくまで私の感覚ですが、前職と比べると、特に地域経済の活性を意識するようになりましたし、実際に関連プロジェクトが多いと感じています。

――そこまでの大局観を持って仕事を進めていると、より良い施策や現状の課題に気づくこともあるのではないですか?

山口:ええ、まさにおっしゃる通りでして、私は国内航空機産業が抱える大きな課題に気づくことができました。せっかく日本の大手メーカーが受注している案件なのに、仕事量の増加や設備不足などから、海外のサプライヤーに発注している現状だったのです。

――日本経済の発展の観点からみると機会損失になっていると。

山口:そこで大手メーカーだけでなく、部品などを大手メーカーに供給するサプライヤーにも投資を行う仕組みを考案しました。ファイナンスの仕組みは先ほどの話に近いですが、サプライヤーは小規模なオーナー企業の場合も多いですから、特に投資を選択する際には注意や配慮が必要です。売上50億円のサプライヤーから、50億円の設備投資が必要なのでDBJに投資してほしい、という申し出を受ける場合もありますからね。

――リスクが高すぎると判断し、尻込みしてしまう経営者もいそうです。

山口:だからこそ繰り返しになりますが、必要な検討を踏まえた上で、我々がそのリスクを背負うわけです。経営者の中には「そんな莫大なお金を借りられるわけがない」と話に前向きではない方もいますし、我々が株主となることに、抵抗のある経営者もいますから。

ですから、当行だけでなく、先のような関係者を集めて話し合い、サプライヤーが力をつけることが結果として日本経済の発展に繋がることを説明していきます。

実際、既に10社以上のサプライヤーに投融資を実行しました。設備投資はもちろん、従業員が増えたことで地域雇用にも貢献しています。当然、売上は上がっていきますし、大手メーカーとしても海外サプライヤーとのやり取りでは納期遅れの問題などもあり困っていた面もありましたから、結果として皆が喜ぶプロジェクトになったと手応えを感じています。

もうひとつ事例を紹介します。先のサプライヤーの中には素材メーカーもあります。いま航空機業界では、使用する素材を見直す動きがあります。セラミック、カーボン、チタンなどです。これら素材技術において、日本には高いテクノロジーを持つメーカーが数多くあります。このポテンシャルを、もっと伸ばせないかと。

たとえばチタンです。まさにこれからの案件なので細かい内容はお話しできませんが、原料から製品になるまでのサプライチェーンの一部で、欧米のメーカーが市場を握っていた領域があります。その領域を飛ばし、国内のみでサプライチェーンが完結するような、ものづくりができないかと。

私が今お話した内容は、航空機産業に限らずあらゆる産業に該当しますから、DBJが果たすべき役割は、まだまだ大いにあると意気込んでいます。

小さな組織規模だからこそ問われる「自分がどのようにしたいのか」

――入社したら志が近いメンバーが多いとおっしゃっていましたが、改めてDBJの社風やメンバーの特徴をお聞かせください。

山口:当たり前のことですが、世の中のあらゆる企業は、社会のために活動しています。新卒で入行した銀行もその通りなのですが、社会貢献に対する意識の度合いが、DBJのメンバーは特に高いと感じています。

言い方を変えれば、先の話にも関連しますが、目先の事業に注力するのではなく、もっと広い視点で事業に取り組んでいる人が多いな、と。DBJの理念は「公共性と自社の収益のバランス」ですが、実際は、公共性に重きを置いた動きをしている人が多いのではないかと感じています。あくまで個人的な見解ですが。

――他にも民間の金融機関との違いや特徴があればお聞かせください。

山口:前職、前々職と比べると、組織規模が圧倒的に小さいです。そのためメンバー同士のコミュニケーションが頻繁にありますし、ボトムアップで仕事を進める機会も多く、自分がどのようにしたいのかをよく聞かれることも特徴ですね。

私が在籍する営業チームであれば、営業担当者はわずか5名という編成です。ファイナンススキームを設計する際には専門部隊だけで行うのではなく、私も含め携わる関連部署の全メンバーが、横軸で連携しながら進めます。そのため幅広いファイナンススキルが身につきます。同時に、人脈もどんどんと広がる。現に私はまだDBJに入行して8年目ですが、どの部署にも知り合いがいます。

部署を超えたやり取りができるのもDBJならではだと思います。分からないことや相談したいことがあれば、部署や上下を気にすることなく、先に築いた人脈などを活用し、気軽に聞けます。上司の承認なども特に必要ありません。

このような環境だから、今日お話したサプライヤーや素材の新プロジェクトも、特に反対されることなく、進めていくことができたのだと思います。

もちろんリスクが高いプロジェクトは通らないこともありますが、社会に貢献するという根幹からズレていない企画であれば、誰の意見でも基本的には皆が応援するとの雰囲気です。

自由な社風とユニークな人材には、いい意味で裏切られた

――お話をお聞きしていると、政府系金融機関だからお堅いのだろうとの世間一般のイメージとは、かなりのギャップがあると感じました。

山口:はい、その通りです(笑)。実は私も入行前は同じようなイメージを持っていましたので、お気持ちはよく分かります。ただ実際は、今日お話しした通りです。社会にいかに貢献できるかとの志向は皆が持っていますが、決して堅物が集まっている集団ではありません。むしろその逆。いい意味で、多様でユニークな人材の宝庫であり、先ほど説明したように、社風はいたって自由です。

たとえば仕事の進め方においても、パワポで作成した企画書をもとに進める人がいる一方で、たった一枚の紙にアイデアをラフ描きした資料で進める人もいます。私を例に挙げれば、業界最先端の情報や現状を聞き出すことで、新たなプロジェクトに繋げたいとの思いから、毎日のようにお客様と話をする機会を作っています。

このような環境ですから、新しいことを発想することが好きだったり、そのアイデアを自らが動き実現まで成し遂げたいタイプにとっては、毎日充実して働ける環境だと思います。

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date_range 2019-11-01

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