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「誰のため、何のための仕事か」。その答えを追い求めてたどり着いたのが日本政策投資銀行だった

sponsored by 日本政策投資銀行
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芸術系の大学で建築を学んだ後、不動産投資業界にキャリアチェンジした異色のキャリアを持つ福井幸輝氏。福井氏は、なぜ日本政策投資銀行(DBJ)を選んだのか。入社前に抱いていたキャリアや想いは実現できているのか。携わっているプロジェクトや仕事を進める上で意識していることなどから紐解く。

〈Profile〉
福井幸輝(ふくい・こうき)
2005年大学院美術研究科修了、大手デベロッパー入社。2006年外資系投資ファンドに転職。2012年DBJ入行。

30歳、外資系不動産投資ファンドで考えた 「日本のためになるビジネスがしたい」

――福井さんは不動産業界でのキャリアが豊富だと聞いています。なぜ銀行へキャリアチェンジしたのか。またDBJを選ばれた理由をお聞かせください。

福井:大学および大学院で建築を学んでいました。その流れで大手デベロッパーに入社したのですが、いざビジネスとして建築や不動産に向き合うと、それまで私が学んできた知識だけでは不足していると感じたのです。

――それはどういった観点からでしょう。

福井:芸大で学んでいたこともあると思うのですが、私が当時不動産に対して持っていたのは、街づくりとしての見た目のイメージ、つまり“もの”としての側面でした。しかし不動産にはデザインや建築的スキルだけなく、投融資などの金融スキームが必要であり、実際によい建築や街づくりには、しっかりとストラクチャードされた不動産金融の仕組みが備わっていることを知りました。

そこで不動産金融側からのロジックを学ぼうと不動産投資ファンドに転職しました。当時は日本における不動産ファンドの成長期にもあたり、仕事にはやりがいや充実感を感じていましたが、30代中盤を迎えた頃、ふと立ち止まって考えることがありました。「自分は何のために、誰のために仕事をしていくべきなのだろう」と。
外資系投資ファンドでしたから、顧客は主に海外の投資家であり、こうした投資家の利益の為に働くこと以外の意義を考えるようになりました。

そこでもう少し直接的に日本のためになるビジネスを、これからのキャリアではしていこうと考えていたら、まさにぴったりの組織、DBJを見つけたというわけです。

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多くのプロフェッショナルがいる航空機産業業界に戸惑い、チームメンバーの「視点」を学ぶ

――なるほど。では入行後はすぐに、これまで培った不動産金融のスキルを活かすプロジェクトに就かれたのですね。

福井:いえ、それが違う部署に配属されました。ただこの人事には、きちんとした理由がありました。長い目でキャリアを考えたら、既にスキルのある不動産ではなく、他の領域にも精通している必要があるだろうと。

実際、DBJに新卒で入社するメンバーは、ローテーションを通じてさまざまな金融分野の実務を学んでいきます。プロパーであれば当たり前の育成スキームを、中途入社のメンバーにも変わらず行うのがDBJの特徴で、私はこれまで全くの経験のない航空機産業部門に配属されました。

――確かに長い目で見れば望ましいアサインですが、正直、戸惑ったのではないですか?

福井:ええ。実際かなり苦労しました。顧客は航空機メーカーや海外エアライン、リース会社なのですが、業界には航空機ファイナンスだけに特化したキャリアのプロフェッショナルが沢山いる。

つまり長年この業界でビジネスをしてきた高い経験値を持った専門家が、たくさんいるようなフィールドなのです。

加えて、海外の交渉先に対して言葉や文化の違いといったグローバル視点のビジネス感覚も求められる。

そんな中に、中途入社し銀行業務も航空機産業部門も初めて、さらには英語力もそれほど自信のなかった私が、ある意味放り込まれたのですから、戸惑ったのは当然かもしれません。

――そんな厳しい環境の中、どのように対応して結果を出していったのでしょう。

福井:まわりの上司や先輩、同僚に助けられました。そして多くのことを教わりました。当時のチームには留学経験者も多く、金融知識に加え外国人の考え方や文化も理解しているメンバーばかりでした。特に大きな学びは“視点”です。これは私がDBJに入社した理由とも関連しますが、目の前のプロジェクトでリターンを得る事も大事ですが、一方でもっと先と申しますか、高い視点で仕事の意義が求められるからです。

――高い視点とは、具体的にどのようなことでしょうか。

福井:私たちのビジネスの先には、日本企業があり、目先のビジネスが成功することは間接的に日本経済の発展に寄与するに繋がる、という視点です。この視点が足元の意思決定にも影響を与えます。

ご存知の方も多いと思いますが、欧米の航空機メーカーが機体を作る際に使っている部品や素材は多くが日本製です。パソコンやスマートフォンと同じで、航空機メーカーはサプライチェーンをまとめている立ち位置ですからね。ですから実際に業務を進めていくと、日本企業とのやり取りも数多く出てきました。

もうひとつ大切なことがあります。日本経済の発展を意識しながらも、航空機産業というグローバルな産業で多様な人たちが携わるフィールドにおいて、どうしたら“日本人ならでは”の思考やスキームを提案できるかです。

この視点が欠けていると、他のライバルとの差異が生まれませんし、何より巨大な航空機ファイナンスの一部の歯車になってしまう可能性がある。同業者は当然ライバルであるのですが、ときには協業する仲間でもあります。仲間から認められるには、日本企業ならではのアイデンティティが求められることを学びました。

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海外案件9割以上、グローバルムーブメントを肌で感じる

――その後は不動産部門に移り活躍されていると聞いています。

福井:これもDBJのいいところですが、私は航空機産業部門で経験を積みながらも、やはり自分のバックグラウンドである不動産を通じてDBJと日本経済に貢献したいと人事に伝えていました。その想いを汲み取ってくれ、3年ほど前に現在の不動産部門に異動しました。航空機産業部門のときと同じく主に海外案件を担当しており、海外の不動産ファンドへの投資や個別不動産への融資等を行っています。

――航空機産業部門での経験、特に海外顧客に対してのビジネス手法に加え、元々持っていた不動産投資スキルが活かせる。まさに福井さんにぴったりのプロジェクトを担当しているわけですね。

福井:現在はアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパの仕事が9割、残り1割が日本という割合でしょうか。これらのマーケットを同じ視点で見ていると、不動産や不動産金融の分野でもグローバル化が進んでいると実感する一方で、不動産のローカル性が変わらず強いことを意識させられます。このローカル性は他の金融分野と比べて不動産ならではと思いますし、この仕事の面白みでもあります。

――日本経済への支援や寄与という観点では、具体的にどのように考えや実際の動きがあるのでしょう。

福井:まさに今お話したように、不動産の世界的なグローバルムーブメントを日本の不動産市場に還元すると同時に、ローカルとしての日本の街づくりや不動産の魅力をサポートし、時に世界に発信したいと考えています。たとえば、最近のキーワードは「SDGs」(持続可能な開発目標)や「ESG」(環境・社会・ガバナンス)など環境を意識した建物や街づくりであり、環境不動産(ESG不動産)と呼ばれる分野の議論が世界的に活発になってきています。

特に注目しているのがオーストラリアの動向です。オーストラリアはここ30年ずっと経済成長を続けているにも関わらず、我々には環境先進国というイメージもあります。実際、オーストラリアの街や建物を見ると、緑が多かったり、省エネや働く人の快適性を意識したビルが多く立ち並んでいます。

一方で、日本ならではの建築の魅力や強みを、海外に発信することも意識しています。海外の建物は元来堅牢を意識する場合が多いですが、日本の家屋は昔からの風通しを重要視するなど、自然や環境との融合という意味では、日本にも世界に誇れる事例が沢山あります。

グローバルな不動産を見ていて学んだことですが、不動産の価値は、他の一般的な金融商品と異なり、一物一価ではありません。評価する人の価値観も違えば、評価スキーム自体も異なるからです。しかし、金融市場で議論するには何らかの定量化の必要もある。この定量化や評価基準となるフレームワークをつくることに欧米人はとても優れています。

――まさにSDGsやESGといったメソッドですね。

福井:ええ。欧米人が考えたフレームワークですが、これらの考え方を基にDBJも環境や社会に配慮した不動産の評価制度「DBJグリーンビルディング認証」を通じて、日本における持続可能な不動産の在り方を模索しています。日本人ならではの視点を大事にしながら環境不動産への投融資や日本におけるESG投資の市場を後押ししたいと考えています。

さらにオーストラリアの動向を見ていると、不動産という枠を超えた、先ほどの高い視点の話に繋がりますが、日本社会がこれからどのような発展を目指して行くかべきか。“未来のあるべき姿”のような壮大なテーマまで意識させられることがあります。

――オーストラリアの社会がこれからの日本人ならびに日本社会の手本になると。

福井:オーストラリアはまさにこの多様性の国家です。不動産でいえば、多様性への配慮はこれからの街づくりや地域づくりに活かせますし、世代ごとのムーブメントや様々な働き方を通じた企業や社会の在り方なども、直接的な手本でなくとも、オーストラリアから学ぶ点は多いと思います。

いい意味で「中途半端」。今が変革の過渡期

――組織や一緒に働くメンバーの特徴について、入行前に抱いていたイメージとの差異なども含めお聞かせください。

福井:仕事では、比較的自由にさまざまなアイデアや提案を自ら進めることが良しとされ、一般的な商業銀行より個人レベルでの仕事の自由度は高いと言えるのではないでしょうか。

また業務分野についても、私が経験した航空機産業や不動産以外にも、小さな組織規模でありながら幅広い分野を手がけていますのでマインド次第では個人の意向に応じた高いやり甲斐を感じることができるのではないでしょうか。

公共性、社会性の強いプロジェクトを手がけたいとのコアな思考は共通していますが、自由でユニークなメンバーが多いとも感じていますし、私のようなキャリア入社や新人も含め、ポジションに関係なく意見が言える環境があります。さらに昨年には短期の海外ビジネススクールに派遣される機会にも恵まれており、プロパー・中途を問わず、必要な成長機会も提供されていると思います。

――なぜそのような自由な社風になっているのだとお考えですか。

福井:10年ほど前に民営化の舵を切り、今まさに変革の過渡期にあるからでしょう。ですから私は、今はいい意味で「中途半端」な状態にあると捉えています。中途半端であるが故に、いいアイデアがあればどんどん取り入れて会社を良くしていこうという雰囲気に繋がっているのだと思います。

そのようなチャレンジングな環境に魅力を感じたメンバーが、私も含め、集まってもきている。ですからこの先DBJがどのような組織になるのか、正直、私には想像できません。

ただ言えることは、先ほどのグローバルムーブメントと同じく、多様でバラエティに富んだメンバーがさらに増えることで、さらなる変化を遂げ、他のどの企業とも異なるオンリーワンな組織としてますます存在感を放っていくと確信しています。

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date_range 2019-11-12

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