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20代でコンサル入社、「だけどもう一度研究に近いことを…」。理系院卒が踏み切ったAIベンチャーという選択

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「理系のバックグラウンドを生かして、もっと最先端の仕事に携わりたい」―。AI(人工知能)などテクノロジーが産業・社会を変えつつある中、そんな望みを抱く理系出身のコンサルタントやバンカーなども、多いのではないだろうか。そうした状況下で転職先として注目されているのが、“尖った”技術を持つAIベンチャーだ。本記事で登場いただく関享太氏は、大手電機メーカー、コンサルティングファームを経て、建設や金融といったBtoB領域で実績を持つAIベンチャーのHEROZに参画。プロジェクトマネージャー(PM)として、AIエンジニアとビジネスのつなぎ役を担っている。関氏に転職の経緯などを聞きつつ、HEROZ取締役CTOの井口圭一氏に同席してもらい、エンジニアから見たコンサル出身PMの必要性や役割についても語ってもらった。

〈Profile〉
写真右/関 享太(せき・きょうた)
HEROZ株式会社 プロジェクトマネージャー(PM)
2010年、東京大学大学院工学系研究科修士課程を修了し、パナソニック株式会社に入社。研究開発、海外マーケティングなどを経験した後、2014年にデロイト トーマツ コンサルティング合同会社に転職。新規事業戦略策定などのプロジェクトに数多く携わる。2018年6月にHEROZに参画。
同左/井口 圭一(いぐち・けいいち)
HEROZ株式会社 取締役CTO 開発部長
2003年、東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程修了。同年、日本電気株式会社(NEC)に入社し、研究職として7年間務める。その後、ベンチャー企業の開発責任者などを経て、2013年6月にHEROZに入社。同社のAI技術や開発プロジェクト全般を統括する。

それってファクトベース?“本当のファクト”をデータサイエンスで追求するため、AIベンチャーに転職

――関さんがHEROZに転職するまでの経緯をお聞かせください。

:大学・大学院では量子半導体エレクトロニクスを専門としていて、修士課程を修了した後、大手電機メーカーに入社しました。最初は研究開発部門に所属していたのですが、経営状況の悪化に伴いその開発部門がなくなってしまって…。異動し、海外でマーケティングの仕事などをしているうちに、20代のうちにこの自分の人生をある意味振り回している企業経営というものに、直接携われる仕事がしたいと思うようになりました。そこで2014年に、コンサルティングファームのデロイト トーマツ コンサルティングに転職したんです。

コンサルタントとして働いて4年近く経ったころ、転職を考えるようになりました。そんな折に、HEROZの高橋(知裕)代表取締役COOから転職サイトを通じてメールをもらったんです。メールには「世界レベルのAIエンジニアと仕事をしませんか」とありました。「ずいぶん大風呂敷を広げたな」と思いましたが(笑)、おもしろそうだと興味がわいてコンタクトをとりました。それが入社のきっかけです。

――なぜ、コンサルからの転職を考えたのでしょうか。

:コンサル時代は電機メーカーで働いていたというバックグラウンドから、TMT(テクノロジー、メディア、通信)領域を主に担当していました。そして2015年前後から、そうした領域のクライアントの多くが、AIやIoTを使った新規事業をどう立ち上げるか、どうビジネスとして成立させるかといった課題を抱えるようになっていました。

それに対し、コンサルファームは技術に立脚した本質的な提案ができていないのではないかと、違和感を覚えるようになったんです。例えば、コンサルタントがファクトベースという場合に、定性的なファクトが多いのが気になっていました。専門家のインタビューなどを根拠として提案することが多いんです。もちろん示唆に富んだ情報が得られることは多々ありますが、本来は客観的な数値データを基に分析し、解釈を与え提案するのがファクトベースですよね。そういう意味で、AIなどデータサイエンスの方向にキャリアを転換したいと思い始めていました。 description

時代の変化も大きいですね。2012年以降、ディープラーニングなどの進化により、第3次AIブームが始まりました。2016年にはAI囲碁プログラム「AlphaGO」が世界トップクラスの棋士に勝利したことも話題になりましたよね。そんな中、コンサルタントとして働いていると「乗り遅れているのではないか」「もっと新しい技術を勉強しなければ」という危機感を感じざるを得ませんでした。いつの時代も価値ある新ビジネスは、起点に技術があるはず。新しい価値を生み出せるのは、新しい技術領域に特化しているベンチャーだと思っています。

エンジニアだけではできないAIをビジネスにする仕事。コンサル出身のPMが活躍するワケ

――HEROZのPMとしてどんな業務を担当しているのでしょうか。

:HEROZに相談してくださるお客様は、AIに対して過度な期待感を持っていることが多いんです。AIなら何でも解決できるのではないか、と。抽象的なご要望や課題をうかがって、実際のプロジェクトに落とし込むのが僕の役割です。

まずどんな課題を解くべきか、どんな技術で解けそうか、エンジニアには何をしてもらえばよいか、といったことを考えます。そして、エンジニアに仕事を受け渡し、成果物が上がってきたらそれを検証する。さらにお客様にどう見せたら伝わりやすいかを考えてドキュメントなどに落とし、またお客様と議論する。それの繰り返しですね。

――井口さんは、取締役CTOという立場からPMの役割をどう見ていますか。

井口:お客様の課題を明確にして、現実的に今のAI技術を使って解けそうな課題に落とし込む。それができるのがPMです。また、成果物がお客様の目的に合っているのか、どのくらいの精度であればお客様のビジネスの改善に役立つか。そういった判断もPMに任せています。

現在は一種のAIブームなので、関が言ったようになんとなくAIを導入したいというご相談が多いんですよ。エンジニアしかいなかった数年前は、そうした依頼を断っていました。ビジネスのこともわかるエンジニアは多くありませんし、社外とのコミュニケーションが得意でない人が多く、やり取りをしながら課題を明確にするところまで取り組むことができなかったんです。コンサルタントのバックグラウンドを持つ人がPMとして来てくれたことで、会社として受けられる案件の幅が広がりました。 description

――HEROZではコンサル出身者は、ビジネスコンサルタント(BC)職に就くこともあると聞いています。BCとPMの違いはどこにあるのでしょうか。

井口:BCは0から1をつくる初期段階で経営課題を見つけ、明確にする役割を果たします。PMはもう少し具体的なプロジェクトの内容を策定する役割ですね。

:AIのプロジェクトは、SaaSのパッケージなどと比べ、金額も社内への影響も非常に大きい。それゆえに、AIについて決裁できる人は自ずと経営層になってきます。当社のBCの中村(中村隆太氏の記事はこちら)は、コンサル歴が15年近くあり、経営判断を伴う提案をしてきた経験をもっています。だから、経営層の悩みが理解できるし、それに寄り添って提案できるという強みがあります。

僕は具体的にプロジェクトを推進し、1を10や100に広げていく部分を担当しています。現場と経営層の意識が乖離(かいり)している場合もあるので、まずは現場がどんなことに悩んでいるのか、何が必要だと感じているのかをヒアリングする。その上で、具体的なデータから仮説を立て、解決に落とし込みます。

コンサルとは全く異なる環境。最先端の“ギーク集団”に溶け込み、社会変革を促す

――他のAIベンチャーにはないHEROZの強みは、どんなところにありますか。

:データサイエンス、機械学習、ウェブのアプリケーション、クラウドサービス、ビジネスなど、それぞれに専門性をもつメンバーがいて、その人たちが協力して一つの案件に取り組むところですね。しかも、各メンバーが別の領域について興味をもち、理解しようと努めている。そういう会社は、あまりないと思います。

専門領域ごとに部門を分けてしまっているAIベンチャーも多いと思うんです。しかも、データサイエンティストやAIのエンジニアしかいないと、モデルを作って「これくらいの予測精度が出そうだ」というレポートを出して終わり。お客様が知りたいのはその先ですよね。ある数値をうまく予測できるなら、それを実際の業務にどう生かすのか知りたいし、社員が使えるようなツールにまで落とし込んでほしい。HEROZであれば、実際に動くツールにして提供できるんです。

――PMにはAIに関する幅広い知識が求められそうですね。

:そうですね。お客様との初回のミーティングでは、課題をリスト化して出していただくんです。それに対して、「あの技術を使えばこれは解決できそうだ」と判断して提案するのはPMの仕事。もちろんリストには、「自然言語処理で解決できる」「ディープラーニングが適用できる」といったことは書いてありません。このため、どのような技術でどういったことができるのか、といった程度の知識は必須です。また、これはコンサル時代からやっていたことともつながりますが、大量にあるデータをどのように集計し、可視化すれば、伝えたいメッセージが簡潔に伝わるか。これは徹底して考えます。PM自ら、Pythonでコードを書くこともよくあります。

特に意識しているのは、お客様からいただいた課題をそのまま解こうとするのではなく、まず解きやすい問題に帰着させることです。問題を解けなければ実戦的とは言えませんし、業務的にも価値はありません。データを色々な角度から眺めながら、どのようなアプローチで解きにいくかについてお客様と議論を重ね、方向性を決めるのがPMの重要な役目だと考えています。

井口:お客様からいただくのも数字、エンジニアが出すのも数字ですから。お客様のデータを見て、今の技術では到底解決できないような提案をしてもらっても困るし、逆に簡単に解決できることを「これは難しい」とはねてしまうと、せっかくのチャンスを逃すことになります。お客様とエンジニアの橋渡し役になれるくらいの知識はほしいところです。

:エンジニアとのコミュニケーションでも、ある程度技術の理解が必要だと感じます。当社のエンジニアはPMに対しても容赦なく、専門用語で説明してくれるので(笑)。「Elastic Net回帰を使って、ハイパーパラメータのここを調整したら、こううまくいった」みたいに説明された時に、「それってこういうことでしょう?」という適切な返しができると、相手も喜んでくれる。自分でそのモデルが組めるかどうかは別として、どんな処理が行われているのか、どこが工夫されているのかをざっくり理解するだけでも、エンジニアと円滑に話ができるようになります。 description

――コンサル時代には、経験しなかったコミュニケーションでしょうね。

:当社のエンジニアは、外資コンサルの人とはまったくタイプが違いますね。一人ひとり持っている専門性はバラバラですし、何より社会常識や周囲の目を気にしない、いわゆるギークと呼ばれるエンジニアって本当にいるんだ、と。こういう職場が、世界を変えていく最先端の環境なのだろう、と勝手に解釈しました。

今でこそうまくコミュニケーションできるようになりましたが、最初は手探りでした。それぞれのキャラクターをつかんで、コミュニケーション方法を理解していったんです。業務の話をする時は、エンジニアがそのまま使えるような言葉に変換して、内容を整理して伝えるようにしています。目線を合わせてコミュニケーションすれば、彼らもこちらを見て話をしてくれるので。

井口:エンジニアを採用する時は技術力を最重視しているので、結果としてコミュニケーションが独特な人が多く集まっているかもしれません(笑)。でもそれも、この会社の良さだと思っています。

研究の道に進まず、コンサルなどを選んだ人が力を発揮できる希少な職場。同業種に転職するくらいなら、HEROZに飛び込んでほしい

――HEROZのPMには、どんな人がフィットすると思いますか。

井口:大学院で理系科目を専攻していてコンサルファームに就職した人、つまり関のようなバックグラウンドの人はすごくフィットすると思います。あとは、SIerでプロジェクト管理をやっている人なども、合うのではないかと思います。エンジニアという数字がメインの人とお客様の間の橋渡しをするなど、やっている業務が当社のPMと似ているからです。

:新しいテクノロジーをビジネスや社会的価値につなげることに、魅力を感じる人は合うでしょうね。上流の戦略策定だけでなく、実行の部分までやりたい人は特に。テクノロジーを使って実際に事業をドライブしていくことができますから。好奇心が強くて、新しいことを率先して学びたい人も向いていると思います。

具体的な人物像で言うと、大学院までいって、新卒でコンサルに就職したけど、もう一度研究開発に近い仕事をやりたいと思っている人などでしょうか。ここは、コンサルで培ったビジネススキルと、研究者としての好奇心をかけ合わせて価値に結びつけることができる希少な職場です。特に、数学やコンピュータを扱うのが好きな人には、社会人になって忘れかけていた情熱を思い出させてくれるような仕事がたくさんあると思います。

院卒で、コンサルファームで5年くらい働いてみたものの、「これが自分のやりたいことなのか?」と漠然とした違和感を持っている人はいると思うんですよね。コンサルって同業他社に転職する人がものすごく多いんですけど、同業他社ではその違和感は消えません。それよりも、未知の環境に飛び込んだほうが間違いなくおもしろいと思います。 description


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date_range 2020-07-31

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