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「フェイスシールドプロジェクト」は個人的なボランティア構想で始まった。アクセンチュアのコロナ対策支援

sponsored by アクセンチュア description

2020年5月、アクセンチュアの日本オフィスが独自の新型コロナウイルス対策支援として、社員有志が3Dプリンターでフェイスシールドを作り、医療従事者に無償提供する取り組みを開始した。発案後、たった2週間で試供品完成にこぎ着けるなど、この社会貢献プロジェクトは他に類を見ない速さで進む。

その背景には、一人一人がリーダーシップを発揮するアクセンチュアならではの文化があるのだという。プロジェクト発起人の1人、シニア・マネジャーの藤田絵理子氏に取り組みの詳細を聞きつつ、こうした同社のユニークさに迫ってみたい。 ※インタビューはオンラインで実施

〈Profile〉
藤田 絵理子(ふじた・えりこ)
アクセンチュア株式会社 シニア・マネジャー
新卒入社した通信会社で新規事業や海外事業企画に従事した後、2015年7月にアクセンチュアへ転職。大手電機メーカーやインターネット企業のコンサルティング案件などを手掛ける。専門領域はデジタルトランスフォーメーション(DX)。

個人的なボランティアのはずが…着想後1週間で会社のプロジェクトへ

フェイスシールドを無償提供するこのプロジェクトが立ち上がったきっかけについて、お聞かせください。

きっかけは個人的なことだったのですが、4月に、一般公開されている3Dプリンターを使ったフェイスシールドづくりのコミュニティーで主要メンバーになっていた内科医の友人と、やりとりする機会があったんですね。
医療現場での深刻な物資不足の現状を知り、私も「何かできることがないか」と考えました。その後すぐに、アクセンチュアで私の「カウンセリー」(※)である後輩の女性社員と話す機会がありました。ちょうど彼女も、3Dプリンターを使ったフェイスシールド製作に取り組もうとしていました。
そこで、一気に話が盛り上がって「一緒にやろう!」という話になりました。

※アクセンチュアには、社員一人一人(カウンセリー)にプロジェクト上の上司とは異なる先輩がカウンセラー(この場合は藤田氏)としてつき、仕事上の悩みなどについて定期的に相談を受ける「キャリアカウンセラー制度」がある。

その後、社内でのプロジェクト化はどのように進んだのでしょうか。

最初はカウンセリーと2人で個人的なボランティアでやろうと思っており、「材料費だけでも会社に援助してもらえないか」と上司に相談したところ、OKしてもらえただけでなく、その日のうちに社会貢献活動を推進する「コーポレート・シチズンシップ」担当のマネジング・ディレクターを紹介してくれたんです。
そして、その場で会社として広く有志を募り、より大きな活動にしていくことになりました。内科医の友人と話し着想を得てから、わずか1週間後のことです。専門家のフィードバックを受けたフェイスシールドの試供品は、その1週間後に出来上がっていました。

そもそも、普通は会社に材料費を援助してもらうだけでも大変だと思います。気後れみたいなものはなかったのでしょうか。

「ダメだ」と言われることは想像もしませんでした。コロナ問題で経済の停滞が長引けば、もちろんアクセンチュアのビジネスにも影響が出ます。つまり、医療現場を支援することは、社会に貢献できるだけでなく、アクセンチュアのためにもなる。コロナは「誰かの問題」ではなく「全人類の問題」なので、できることをやるというのが普通の感覚でしたね。

医療機関と個人をつなぐプラットフォームも構想中。「大きな取り組みにしていく方が、アクセンチュアらしい」

どのようにフェイスシールドを製作しているのでしょうか。

アクセンチュアには、「アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京」(東京・三田)という、技術やアイデアをつなぎイノベーションを創出する拠点があります。
そこにハードウエアも含めた新しいIoT/デジタル製品のデモを作る機能があり、複数台の3Dプリンターを置いているので、それらをリモートワークをしている社員宅に送付したほか、個人で3Dプリンターを持っている社員にも活動への参加を呼びかけています。
その上で3Dプリンターの扱いに慣れたプロジェクトメンバーが、オープンソースを利用した設計データを3Dプリンターにインプットしてフェイスシールドを作っています。現在(5月下旬時点)3人程が制作に関わっていますが、この人員はもう少し増える予定です。

description 「アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京」内の3Dプリンター

既に900セット以上のフェイスシールドを計9カ所の医療機関に提供しました(同)。今後さらに500セットほどを供給する計画で、支援先の医療機関は30~40カ所まで増える見込みです。

今後の展開についてお聞かせください。

3Dプリンターを持っていてフェイスシールドを作れる人と、医療現場をつなぐマッチングプラットフォームも作りたいと思っています。既に述べたように、私たちもフェイスシールドを作って必要なところへ提供していますが、それだけでは需要に追い付かない。砂漠に水をまくようなものです。なので、できればプラットフォームの形にしてスケールさせていきたいですね。

メーカーによるフェイスシールドの量産も進んでいます。

はい。ですが3Dプリンターでたくさんの人が少しずつ作る形ならば、需要の変化に対して即座に、かつ柔軟に対応できるので、そのためにもプラットフォームは効果的ではないかと考えます。設計データはオンラインで共有できるので、3Dプリンターと必要なスキルがあれば、個人でもフェイスシールドを作ることができます。所有する3Dプリンターで医療現場を支援したいと思う人は、たくさんいるはずです。そうした方々の思いをすべてつないで、大きな取り組みにしていく方が、アクセンチュアらしいですしね。最初は「作る人」と「必要な人」のマッチングで考えていますが、いずれは「材料を提供できる人」「寄付したい人」「3Dプリンターを貸し出せる人」というように、支援の形を多様化できるかもしれません。

旧来のトップダウン型では間に合わない。垂直立ち上げができたのは、一人一人がリーダーだから

フェイスシールドのプロジェクトを推進する上で、どんなところに難しさがありますか。

時間が限られているので、「ベストを尽くしても間に合わないのではないか」という焦燥感が常にありました。通常業務と並行してこのプロジェクトを進めるのは、簡単ではありません。一人一人が自主性を持ったプロフェッショナルの集団だからこそ、乗り越えられているのではないでしょうか。ここに「アクセンチュアらしさ」が出ていると思います。

「アクセンチュアらしさ」とは。

ポイントは、こちらから伝えなくてもこのプロジェクトをなぜ遂行しなくてはならないかという「Why」が共有されていることです。各自、やると決まったら“命に火を点ける”勢いで「How」や「What」の部分を考えて進めてくれます。スピードが要求されるプロジェクトですし、リーダーが各自の動きをチェックしながら全体に指示を出す旧来のトップダウン型は合いません。よって、各自に権限移譲しながら、なおかつ全体でも素早く連携できるように進めています。一人一人がリーダーになって、場面に応じて最適な人が引っ張っていく感じですね。

会社員でありながら“プチ経営”に携わる。アクセンチュアに合うのは「何を考えるべきか」を考えられる人

その「らしさ」は、日々の業務の中でどのように育まれているのでしょうか。

一人一人がリーダーシップを発揮できるのは、普段から責任や裁量を持って働いているからだと思います。このプロジェクトに限らず、アクセンチュアでは割と早い段階から、プロジェクトの予算などについて裁量が与えられ、責任を持ってお客様に価値を提供することを求められます。会社員でありながら“プチ経営”をしている感覚ですね。また、コンサルタントのほかエンジニアやデザイナーなど多様な専門性を持つ人材が集まり、部署間の連携も自然に行われています。こうした環境で働いているメンバーだからこそ、今回のような案件に迅速に対応できるのだと思います。

それを踏まえて、アクセンチュアに合うのはどんな人材だと感じられていますか。

「何を考えるべきか」を自分で考えられる人、つまり解決すべき課題を見つけ出せる人ですね。今回のプロジェクトも、私1人の「何かできることはないか」という自問自答から始まりましたが、カウンセリーが同じことを考えていることが分かった時に「できる」と一気に力をもらいました。彼女も、課題を見つけ出す意志を持っていたわけです。皆が常に本質的な課題を探り続け、それらが合わさって大きな力になっていく―。そこにアクセンチュアの強みがあると思います。


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date_range 2020-08-03

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