「日本第一号」たちの未来志向
「日本第一号」という“職業”がある。海外企業が日本に進出するときに初めて日本国内で採用する日本人社員だ。そんな日本第一号のキャリアを選ぶ人たちの中には、コンサルティングファームや投資銀行といったプロフェッショナルファーム経験者や、起業や事業創造の志向を強く持つ者が少なくない。
なぜ、これまでのキャリアの延長という“安泰”ではなく、新たなものを新たな土地に根付かせる役割を選択したのか。日本第一号たちの見つめる未来をのぞいてみたい。【編集部特集取材班】
※外資就活ドットコムとLiigaでは定期的に2サイト合同の特集記事を配信します。
ゴールドマンもUberも通過点。30代起業家が追い求めるのは、理屈よりも「ワクワク」の直感
殿崎俊太郎さん
Uberの日本第一号
「海外の面白いサービスがいつ日本に来るかウオッチしていた」。東大時代から選択肢にあった「第一号」
菊川航希さん
OYOの日本第一号
「Quora日本語版のトップライターになってしまった」。プロダクトへの愛で引き受けた日本第一号
江島健太郎さん
Quoraの日本第一号
欲しいのは日本事業立ち上げで「何度も成功する自信」。Google卒業後、2度一号社員に挑む男の真意
坂本達夫さん
SmartlyとAppLovinの日本第一号
ヤフー日本法人第一号が繰り返す「興奮」と「飽き」。変わらぬ、事業立ち上げへの強い関心
有馬誠さん
Yahoo!の日本第一号
“無名”のフードデリバリーを支える、Twitter・Apple出身の31歳。大企業では「自分のもたらす影響力」に満足できなかった
新宅暁さん
Woltの日本第一号
大手テレビ局員として抱いた「情報発信という特権」への違和感。TikTokに見出したメディアの未来
伊藤王樹さん
TikTokの日本第一号
自ら売り込んで日本第一号に。ゴールドマン出身の金融マンが燃やし続けた「ものづくり」への執念
井戸義経さん
Ankerの日本第一号
【解説】海外企業の見る景色。どこにある? 「日本第一号」になるチャンス
ー企業側の苦労は
ー求める人材の要件は
ーどんな業界の日本進出が増えるか etc.
(丸山紀一朗、南部香織、藤崎竜介、斎藤公也)