“わがままに”意思決定し、“自分で”プロダクトを作る―。元コンサルが明かす、事業会社だから得られるもの
2020/12/23
#コンサルを出てやりたいことを見つける #ベンチャーに飛び込みました #ITベンチャー仕事の実態

sponsored by エクサウィザーズ description ※左は吉村氏、右は東原氏。東原氏は京都オフィスからオンラインで参加
AI(人工知能)エンジニアやデザイナー、介護士や理学療法士といったドメイン専門家、コンサルティングファーム出身者らが連携し、介護・医療、小売りなどの社会課題解決を目指すエクサウィザーズ。その中で、元コンサルタントはどのような形で活躍しているのだろうか。今回はアクセンチュア出身の吉村春菜氏と、デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)出身の東原達矢氏に、入社理由や仕事内容などについて語ってもらった。

〈Profile〉
吉村 春菜(よしむら・はるな)
株式会社エクサウィザーズ AIプラットフォーム部 事業開発。
アクセンチュアで戦略コンサルタントとして、消費財メーカーの商品ポートフォリオ最適化、マーケティング戦略構築などのプロジェクトに従事。2019年5月、エクサウィザーズに参画する。
〈Profile〉
東原 達矢(ひがしはら・たつや)
株式会社エクサウィザーズ Care&MedTech部。
DTCで延べ6年ほどコンサルタントとしての経験を積む。途中8カ月間は米国系メーカーでマーケティングマネジャーとして新製品開発企画・各種マーケティング活動をリード。2018年10月、エクサウィザーズに参画。

「自ら事業を生み出したい」「描いた戦略を実行したい」。コンサルではできないことを求め転職

――おふたりのこれまでのキャリアを教えてください。

東原:新卒で入社したのはDTCです。荒波にもまれながら、課題解決のプロに成長していきたいと思い、コンサルティングファームを志望しました。ただ、いくつものプロジェクトを進めるうちに、第三者としてサポートするのではなく自ら事業を創る側に回りたいという気持ちが強くなっていったんです。

5年ほど経ったころに外資系メーカーに転職し、マーケティングなどに携わりました。しかし、組織の規模が大きくモノづくりは米国本社主導だったので、日本のマーケティング部門でやれることには限界があると気づいてしまった。モヤモヤしている時に古巣であるDTCから声がかかり、京都オフィスの立ち上げに伴い戻ることになりました。

――そこからさらにエクサウィザーズに転職することにしたのはなぜですか。

東原:問題解決の仕事も好きだったのですが、やはり自分で事業を創りたいという思いが消えることはなく、機会があればまた事業会社にいきたいとは思っていました。大企業や外資系企業ではなかなか大胆な動きが取れないことも分かったので、次はスタートアップで挑戦したいと考えていた時に出会ったのがエクサウィザーズです。

もちろん出戻りの自分を受け入れてくれたDTCへの感謝もありましたし、良心の呵責(かしゃく)を感じたことも否めません。しかし、このチャンスを逃せば次はないかもしれない。エクサウィザーズは社会課題の解決をミッションに掲げている企業で、しかも成長ステージなので挑戦しがいのある環境だと考え、転職することを決めました。 description

吉村:私は学生時代に消費者行動について学んでおり、若いうちから複数社のマーケティング戦略に携われる企業を探してアクセンチュアに入社しました。最初は下積みもありましたが、2~3年目からは消費財メーカーのポートフォリオ分析やマーケティング戦略の構築を担当させてもらい、充実していました。

転機となったのは、ある食品メーカーのプロジェクトです。半年ほどクライアントに常駐して新事業戦略を立案したのですが、実行フェーズはアクセンチュアではなく別のベンチャー企業と進めたい、と契約はそこでストップしてしまいました。大手のコンサルティングファームは費用が高いという理由でしたが、最後まで走り切るパートナーだと感じてもらえなかったことが本当に悔しかった。自分が考えた戦略を形にするところまでやり切りたいという思いから、転職を考えるようになりました。

――転職先としてエクサウィザーズを選んだのはどういう理由からでしょうか。

吉村:大企業ならではの戦略を描くことも好きでしたし、スタートアップのスピード感も魅力的で、どういう道に進むかはかなり悩みました。CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)や、ベンチャー企業との連携を進めている大企業など色々検討したのですが、エクサウィザーズはスタートアップのスピード感を持ちながら、大企業や政府、研究機関とも連携していると聞いて、ここしかないと。

経験豊富な経営陣が多数いることで、ベンチャーながらも勢い任せではなく、適切なタイミングで適切な手を打つ計画性も備えている。エンジニアの方々の技術力も高いですし、私にとって理想的な環境だと考えました。 description

社会課題解決がミッション。だからこそテクノロジーと多様性が武器になる

――経営陣や技術力の話が出ましたが、他にエクサウィザーズの特徴はどんなところだと思いますか。

吉村:社会課題の解決をミッションに掲げていることも関係しているかもしれませんが、自分以外の価値観を認められる人が非常に多いと感じています。私自身も自分の基準に寄せて考えるのではなく、相手の基準も尊重して、お互いに気持ちよく働けるよう意識しています。

東原:完全に同意見です。お互いの強みを生かそうとする姿勢がありますよね。戦略立案が得意な人もいれば、オペレーションを精緻に描ける人もいて、それぞれが認め合う文化です。だからこそ、ビジネスサイドとエンジニアとの連携もスムーズなのではないでしょうか。フランクでオープンに議論しながら、物事を前向きに進めていくことができています。

――他社ではビズサイドとエンジニアが衝突することもあると聞きますが、そういったことはないのでしょうか。

吉村:エンジニアの方も、研究開発に没頭するというよりは「技術を社会に実装したい」「社会課題を解決したい」という考えの人が多いので、目的の違いでぶつかることはありません。トップクラスのスキルを持ったエンジニアやデザイナーなどと密に連携しながら事業を生み出していけるこの環境は、本当にありがたいですね。

――現在の仕事内容について、具体的に教えてください。

東原:京都オフィスで、Care&MedTech部門に所属しています。事業部としてのメイン領域は医療や介護です。クライアント事例は守秘義務の関係でお話しできないことも多いのですが、エクサウィザーズとしてリリースしているプロダクトもいくつかあります。

たとえば、オンライン遠隔リハビリサービス。自宅をはじめあらゆる場所で質の高いリハビリを受けられるサービスです。ユーザーは、見本の動画を見ながら運動をおこない、自分の運動を動画で撮影してセラピストと共有します。セラピストは、それをチェックし、フィードバックを行います。AIによる骨格抽出技術を用いることで、画面に触れずとも操作できるのも特徴です。

開発の背景にあるのは、リハビリの健康保険適用期間への課題意識です。脳梗塞の治療後に麻痺(まひ)が残ってしまった場合でも、リハビリに保険が適用されるのは原則180日間。しかし実は、180日で完全回復することの方が珍しい。その後は自力で頑張るか、高額な費用を払ってリハビリセンターに通うかという選択肢になるのですが、そこでドロップアウトしてしまい介護が必要になるケースが多いのです。

――まさに社会課題を解決するサービスですね。

東原:おっしゃる通りです。そもそも、世の中にそういう課題があることさえ知らない人がほとんどでしょう。エクサウィザーズは常に最前線の課題と向き合っていますし、かつその課題を解決できる体制が整っている。大きなやりがいを感じています。 description

長期的に責任を負うからこそ、意義を感じることしかやらない、やれない

――吉村さんはどのような仕事を担当されているのでしょうか。

吉村:私はリテール部門で、最終消費者のためになるサービスをクライアントと一緒に作っています。今進めているのは、リアル店舗ならではの価値をひも解き、それをデジタル化して、全国展開するというプロジェクトです。

例えば、ネットで買える物をわざわざ店舗に買いに行くのは、製品だけではない価値をユーザーが感じているということですよね。接客なのか清潔感なのか品ぞろえなのか。今は、実際の現場で売れている人や顧客満足度の高い人に話を聞いて、サービスのゼロイチを作っている段階です。

――やりがいを感じるのはどんな時ですか。

吉村:コンサル時代から、会社の看板ではなく私個人をバイネームで指名されることを目標にしていたので、1つのプロジェクトが終わって「ありがとう、次もよろしくね」と言われた時はとてもうれしいですね。

エクサウィザーズに来て変化した点でいうと、クライアントから「これをやりたい」と言われてサポートするだけでなく、自分で「こういうサービスを作りたい」と考えて、それを実現できるようになったこと。クライアントに自分のアイデアを提案して、一緒にやりたいと言っていただき、エンジニアの力を借りながらサービスが完成した瞬間は大きなやりがいを感じます。自分のやりたいことと相手のやりたいことがマッチするポイントを探るのは大変ですが、だからこそ得られる喜びも大きいのかもしれません。

東原:自分のやりたいことしかやらない、やれないというのは僕も感じます。コンサル時代はプロジェクトが終われば後はクライアント次第という側面もありましたが、自分たちで事業を生み出すとなるとそうはいきません。責任を持って何年もやり続ける覚悟が求められる。そうなると、自分が意義を感じるか、楽しいと思えるかという判断軸が重要になります。自分がつまらないと思いながらやっても長続きしませんから。結果として、自分の意思決定が日々良い意味で「わがまま」になっていますね。

――エクサウィザーズに向いているのはどのような人だと思いますか。

東原:新しいものが好きで、自分で物事を推し進められる人がいいですね。会社から何か言われても、「それでもやりたいんです!」と情熱を持って言える人の方が楽しめる環境だと思います。

あとは、先ほどお話しした通りそれぞれの個性を尊重するカルチャーなので、自分とは違う考え方に出合った時に“新しい発見”として捉えられること。僕自身「エンジニアってこう考えるのか」「営業出身の人はこういうプレゼンをするのか」と、毎日が発見の連続です。

吉村:付け加えるなら、好きなものがある、やりたいことがある人がいいのではないでしょうか。「何ができるか」とは別の軸で、「何をやりたい」か。エクサウィザーズはAIという先端領域を扱っていることもあり、常に学び続けていく姿勢が重要です。そのためにも、「これをやりたい」という思いは強いエネルギーになる。アプローチ手法はそれぞれでも、“好き”が重なる人と一緒に働けるとうれしいですね。 description

コラム作成者
Liiga編集部
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