コンサルワークと自社事業経営の両方に携われる稀有な会社で、経営人材として成長する
2021/03/25

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YCPは、コンサルタントとして外部からクライアントの課題解決にあたるコンサルワークと、投資先企業の経営陣の一員となり経営を担うプリンシパル投資案件の両方に携わることができる稀有なファームだ。幅広い分野を経験し経営人材として成長したいという人にとってはまたとない環境だといえる。異業界から転職し2年足らずでコンサルワークとプリンシパル投資、両方のプロジェクトを担当している芹澤繕宏氏と村川昂功氏に、YCPで働く魅力を聞いた。

〈Profile〉
写真右/芹澤繕宏(せりざわ・よしひろ)
YCPグループ アナリスト
2019年3月入社。前職は総合商社の繊維部門。アパレルへの強い興味から新卒で入った会社だったが、若いうちにマネジメントスキルを身に付けたいという思いが強くなり、YCPに転職。1年半ほどコンサルワークに従事した後、プリンシパル投資案件にアサインされ、スキンケア事業を行う企業の経営管理にも携わっている。
写真左/村川昂功(むらかわ・たかのり)
YCPグループ アナリスト
2019年8月入社。将来的に起業したいという思いから、新卒時は裁量権が大きく新規事業に携われる可能性の高いベンチャー企業を選択し2年半在籍。より起業につながる力を磨ける環境を求めてYCPへの転職を決めた。現在は、コンサルワークと両輪で、プリンシパル投資案件も担当。飲食事業を展開する企業の経営に携わっている。



将来起業するための修業の場として、最適だと思った

――おふたりは、YCPのどんなところに魅力を感じて参画を決めたのですか?

村川:学生のころから将来起業したいという気持ちが強く、ファーストキャリアは裁量権の大きさや新規事業に携われる機会が多いことを重視してITベンチャーを選びました。しかし、会社の方針転換で新規事業よりも既存事業に注力することになってしまい、経営スキルを磨ける新たな修業の場を探すことを決意。YCPはプリンシパル投資とコンサルワークの両方を経験できるので、他ではできない幅広いスキルを磨くことができそうだと感じました。

芹澤:私は、実家が服飾関係の事業を営んでいることもあって子供のころからアパレルに興味があり、新卒時は繊維に強い総合商社に入社しました。仕事自体は面白かったのですが、とにかくマネジャーになるのに時間がかかる会社だったんですね。総合商社では35~40歳でなければマネジャーになれないのに対し、大学の同期でコンサルファームに入った友人の中には20代で既にマネジメントを経験している人もいる。もっと早くアクセルを踏まなければいけないと思い、転職することを決めました。

YCPに決めたのは、やはりプリンシパル投資とコンサルワーク両方に強みがあるという点が決め手です。将来的には事業会社に戻って経営に携わりたいという気持ちがあったので、明確に「経営者を輩出します」とうたっていることも大きなポイントでしたね。

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幅広い案件へ柔軟にアサイン。若手もプリンシパル投資で経営をリアルに体感できる

――プリンシパル投資とコンサルワークを両輪で行うということですが、具体的にはどのようにプロジェクトにアサインされていくのでしょうか?

芹澤:私たちジュニアクラスは100%がプリンシパル投資ということはないですね。今は、コンサルワークと半々くらいです。

村川:人によってコンサルワークをメインでやりたいという人もいますし、コンサルワークの中にもマーケティング、ファイナンス、戦略などさまざまな強みを持つチームがあって、個々の志向や適性によってアサインされていきます。プロジェクトの幅は広く、アサインの柔軟性も高いですよ。

私や芹澤さんは、入社前の面接のときからプリンシパル投資案件をやりたいと言い続けていて、入社1年半くらいでコンサルワークのプロジェクトを継続しつつ、プリンシパル投資案件にも参画している状況です。自分自身が事業の立ち上げや買収を実現しないとプリンシパル投資には携われないと思われがちですが、ジュニアという立場でも意欲や志向に合わせてアサインされるのは珍しいことではありません。

――参画されているプリンシパル投資案件について聞かせてください。

芹澤:私が参画している株式会社SOLIAは、YCPが出資して立ち上げたスキンケアをメイン事業とするベンチャー企業です。現在はそこで、経営戦略室の一員として決算の管理や経営戦略の立案に携わっています。同じ事業会社でも前職の総合商社とは違い売上額が数十億円くらい、従業員30~40人くらいのベンチャー企業ですから、組織として固まっていない部分も多く考える余地が大きいことに面白さを感じています。

大きな組織の中で与えられた業務を100%こなすのではなく、組織全体を俯瞰(ふかん)してどういう行動をしていけばいいのか論理的に考えて、経営陣とディスカッションする毎日です。コンサルワークを1年半経験してきたからこそできることでもあり、日々成長を実感しています。

村川:私は、YCPが資本参画した北海道を拠点とする飲食企業、株式会社ARUKIで、取締役のような役割を担っています。新型コロナウイルス禍の今は、緊急事態宣言が出ると確実に赤字になってしまう厳しい状況ですが、どうすれば赤字幅を減らせるか、少しでも売り上げを伸ばすために何ができるか、資金繰りをどうするかといったことを、日々社長とディスカッションしながら決めていっています。

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組織全体を俯瞰しヒリヒリするような意思決定を繰り返す。圧倒的な当事者感覚

――コンサルワークとプリンシパル投資の違いは、どのようなところにあると感じていますか?

芹澤:プリンシパル投資は、その会社の社員になるので、「見なくていいものがなくなる」というのが一番の違いだと思います。コンサルワークでは契約内容によって携わる範囲が決められていますが、プリンシパル投資では会社を良くしていこうと思えばできることはいくらでもあります。

特に組織がまだしっかり固まっていないベンチャーの場合、取り組むべき課題を挙げればきりがありません。課題を解決する前に、どの課題に取り組むかから決めなければいけない。スコープという概念を取り払って優先順位をつけて実行していくというのが、すごく難しいところでもあり面白いところです。

村川:私が感じる一番の違いは、意思決定をするときのヒリヒリ感ですね。例えば今の状況ですと、コロナ禍で売り上げが落ちていても、消費税の納付期限がやってきます。しかもそんなときに限ってなぜか、冷蔵庫が壊れた、製氷機が壊れたといったアクシデントも起きるんです。数百万円、数千万円というキャッシュアウトをいつ出すのか、延滞料を払ってでも消費税の納付を遅らせるべきか、何を優先してお金を使うのか。銀行の預金残高や月次のPLをモニタリングしながら決めていく中ではけっこう怖いシーンもありますが、同時にやりがいも感じます。

コンサルワークで担当しているクライアントとARUKIの企業規模が違うという背景もありますが、当事者として資金繰りの責任を負っているというのが、ヒリヒリ感を生み出していると思います。

――とはいえ、万が一倒産してもYCPに戻れるという立場ともいえますが、どのように経営のリアルを感じ、専業の経営者と視座を合わせていらっしゃるのでしょうか?

村川:意識して視座を合わせるというよりも、一緒に働いているうちに自然と合ってくるという感覚です。特に感じるのは、先ほど話したような設備の故障などのアクシデントが発生したときです。コロナ禍の今は社員が濃厚接触したかもしれないとなれば、お客様にどう告知すべきか、店を閉めるべきか、社員の隔離期間のためにホテルを用意してあげた方がいいかなど、社長や他の役員と対応方法をタイムリーに細かいことまでディスカッションして決めていきます。

そんなヒリヒリした雰囲気の中、「自分はYCPに戻れる」なんて考えることはないですね。社長や社員との毎日のやり取りの積み重ねの中で、どんどん“自分事”になっていき、視座が上がっていっているように思います。

芹澤:先ほどの「見なくていいものがなくなる」という話に通じますが、私も村川さんと同じく、視座を合わせようと意識したことはありません。

参画して割とすぐに感じたことなのですが、SOLIAのCEOは、経営会議ですごく細かいことまで議題に挙げてくるんです。例えば、社員の席の割り振りはどうするか、リモートワークの社員とのコミュニケーションをどうしたらいいかなど、いわゆる経営戦略とは直接関係のない話も飛び交います。まさに「見なくていいものはない」という考えの表れなのですが、同時にCEOには良質な意思決定をすることにもっと時間を使ってほしいと感じたんです。であれば、細かいことは巻き取ってCEOの時間をつくるのが私の役割だと考え、実際にそうしています。そうなるともう完全に自分事ですので、つぶれてもいいなんて絶対に思わないですよね。

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鳥の目、アリの目。さまざまな角度からビジネスを見る力、同時並行で考える力がついた

――コンサルワークと両輪でやることのメリットはどんなところにありますか?

村川:いろんな角度でビジネスを見られるので、自分の引き出しが増えたと感じます。

芹澤:確かに。コンサルワークで求められるスキルと、プリンシパル投資で求められるスキルは、かぶっているところもあれば違うところもありますからね。「鳥の目、アリの目」という言葉もありますが、プリンシパル投資とコンサルワークどちらが鳥でどちらがアリということではなく、シーンに合わせて視座の上げ下げをできるようになりました。

コンサルワークでは、スコープは限定されるけれど売り上げでいうと1000億円単位の支援をさせていただいています。プリンシパル投資では売り上げは大きくないけれど組織のすべてに関わることができます。いい意味でキャラクターを演じ分けるというか、自分を客観的に見て「今はこういう仕事をしているから、こういう考え方でやらなければ」とイメージして仕事をする癖がつきました。

村川:マルチタスクの中で頭を切り替える力はつきましたよね。例えば1つのコンサルワークと2つのプリンシパル投資のプロジェクトを同時にやっていると、プロジェクトごとに会社の背景も事業の課題も全く違うので、シーンによって考える中身もかかわる人のタイプもコミュニケーションの取り方も違ってきます。全く異なる事柄を同時並行で動かすという頭の使い方は、将来起業していろんなチームや事業ができたときに生きてくるのではないでしょうか。

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多様なバックグラウンドを持つ社員から知見を吸収。刺激を求めて参画する人も多い

――その他のYCPのアピールポイントと合わせて、読者の方へのメッセージをお願いします。

芹澤:YCPは、多様なバックグラウンドを持った社員が集まっている会社です。戦略コンサルファーム出身者もいれば、外資系金融機関や外資メーカーのマーケティングを経験している人もいる。一方で、私のように日系大手に勤めていた人もいます。いろんなタイプの上司や同僚と働くことで、さまざまな考え方やスキルを吸収できますし、その幅は他のファームと比べても広いんじゃないでしょうか。

村川:コンサルワークでもプロジェクトが変わって一緒に働くメンバーが変わると、カルチャーがガラッと変わりますよね。本当にいろいろなタイプの人がいるので、刺激を受けることも多いです。知的好奇心をくすぐるような仕事、刺激のある毎日を求めている方には最適な環境だと思います。

芹澤:コンサルワークもできて、自社事業の経営にも関われて、グローバルな仕事もできる。この3つの可能性がそろっている企業は、日本にはまず他にないでしょう。プリンシパル投資の投資先はこれからさらに増えていくと思うので、自分で事業を立ち上げたい人はもちろん、私たちのようにジュニアクラスでプリンシパル投資案件に参画したいという人にとってもチャンスは増えていくはずです。もし今いる環境に閉塞感を感じているなら、YCPへの参画はキャリアの選択肢を広げ、やりたいことに近づく大きな一歩になると思います。

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コラム作成者
Liiga編集部
Liigaは、「外資就活ドットコム」の姉妹サイトであり、現役プロフェッショナルのキャリア形成を支援するプラットフォームです。 独自の企画取材を通して、プロフェッショナルが必要とする情報をお伝えします。