監査先に若い女の子を呼んでクビに? 公認会計士の実態#02

はじめに

現役公認会計士の方に、普段触れることがない業務の実態について解説いただくこのコラム。

今回は、公認会計士の待遇や昇進、転職と赤裸々に語っていただきます。公認会計士の年収や職場の雰囲気から、不正会計やゆとり公認会計士のエピソードまで、なかなか聞くことのできない公認会計士の実情を、ぜひご覧ください。

前回の記事:細かい作業だらけ?公認会計士の業務実態へ迫ってみた

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公認会計士になるとビジネスモデルを読み解けるようになる

公認会計士の最大の醍醐味は、数多くの会社を生の数字を通して見ることができる点だと思っております。

多様な業界の異なるステージの会社を監査業やコンサル業を通じて多く見る事ができると、この業界の場合は会社内部で重要なポイントはココだとか、このステージの会社の場合はどの程度会社内部が整理されているものだとか分かるようになります。この経験やスキルは、どの会社のどのポジションに就いても役立つ機会はあるはずです。

また決算数値の専門家であるから、決算数字から会社の問題点やビジネスモデルを読み解けるようになる点も、大きなアドバンテージになるでしょう。

年収、待遇、業務環境は?

筆者が4大監査法人にいた時期は、試験制度変更による大量合格者が入所する前のため、現在の待遇がどのようになっているのか詳しくはありません。そこで大量合格者が入所する以前の待遇の紹介になりますのでご参考までに。

昇進

監査法人は入所した年度による年功序列制度となり、入所前に社会人経験があろうと新卒であろうと、待遇面では全く違いはありません。このため高齢で新たに入所した人の場合ポジションが一番下にもかかわらず、クライアントは一番偉い人と勘違いし真っ先に挨拶をしに行ったなんてことも起こっていました。

入所してからスタッフ(3~4年)⇒シニアスタッフ(3~4年)⇒マネージャー⇒シニアマネージャー⇒パートナー⇒シニアパートナーとの段階で出世します。

パートナー以降は、株式会社の取締役に相当すると考えてください。各段階をアップできる年次に、パートナーの評価会議により昇進の有無を決定されます。

ただこの評価会議の正当性については、疑問が付くことが多いです。これは評価する人間が監査法人で監査経験しかない会計オタクが大多数のため、人事評価や組織構築などはかかわったことのない世間一般からズレ人が多いためです。

日常業務

往査先のクライアント毎に監査チームが編成されるシステムのため、チームごとにメンバーは変わることになります。ただ、監査責任者が監査チームの希望者を提出し、アサイン会議で配員メンバーが決定されるため、監査責任者の好き嫌いが反映された似通ったメンバーになることが頻繁に生じます。監査責任者へごますりすることで監査法人ライフが有利になる点は、事業会社の社内政治と同様です。

原則として監査チームごとに年次の異なるメンバーを集めることなるため、チーム内の会話は表面的な話題が多くなる傾向にあり、結果として噂話が話題の多くを占めることになる点は事業会社より顕著です。この噂話が好きか嫌いかというのは、監査法人ライフでは結構なポイントになり、「○○のジョブの○○さんが○○した」、「○○さんが○○なミスをしてさー」という会話が大好きな人には天国となる場所です。嫌いな人にとっては苦痛になり早期退職の原因になり得ます。

日常業務を進めるうえでもう一つ特徴的なものは、事務所に自分の席が無い点です。監査業務は恒常的に監査先に行く業務形態であるため、事務所にいる頻度は低く、一人に一つの席を用意することはスペースの無駄になります。そこで事務所に戻った場合は、図書館のようにその都度座席を予約し、場所を確保して使用することになっていました。

給与


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