×
Liiga
世界で通用する人材を育み未来を創る
img
スカウト
ハイクラス求人が届く
img
コラム
キャリア戦略を学ぶ
img
コロッセオ
ロジカルシンキングを磨く
1分で無料会員登録
ログインはこちら

外資金融で働く投資銀行マンの転職事情。現役投資銀行マンが語る業界事情 #03

date_range 2016-05-13

*こちらの記事は「外資就活ドットコム」からの転載となっております。

はじめに

実力主義で高い報酬が魅力的である一方で、リストラも激しいことで知られる投資銀行業界。

トップと呼ばれるマネージング・ディレクターまで上り詰めるまでには実力で競争に勝ち抜くだけでなく、景気や運といった要素も重要になるため、殆どの方が途中で退職してしまうのが現状です。

とはいえ大変厳しい環境で耐えぬいた経験と専門性は、たとえ3年間であってもどこの業界でも生きるとも言われています。 実際、彼らはどういったところに転職していくのでしょうか。現役インベストメントバンカーが語る業界事情第3弾、お楽しみください!

前回、前々回記事はこちら↓ 平均年収3000万円?!外資系投資銀行で働くバンカーの給与|現役I-bankerが語る業界事情(1) 外資系投資銀行リストラの実情|現役I-bankerが語る業界事情(2)

description

社内で出世を目指すか、外に出ること前提か

新卒で投資銀行部門(以下IBD)を選ぶ人には、大きく分けて二種類のタイプがいます。一つは、投資銀行部門でキャリアを積んでIBDの中でマネージング・ディレクター(MD)や部門長などを目指す人。

もう一種類は、そもそも将来的には事業や社会貢献・バイサイドへ転向するなど何か違うことをしたいという野心を有してはいるが、ファースト・キャリアとしてIBDを選び、厳しい環境で社会人経験を積み財務会計や法律などバンカーとしての初期的ビジネススキルを身につけたいというパターンです。

会社のカルチャーを受け継ぎ、次世代を担う優秀な若手人材を確保することが、新卒採用の趣旨であることを鑑みると、前者の方が王道であることは自明です。

しかしながら、いかんせん人の回転が早い業界であり、採用した面接官自身も新卒が入社する頃には既に退職していることが日常茶飯事の世界なので、面接官の視点としては、まず「アナリストとして」最初の三年間充分に働けるかどうか、地頭の良さ・体力・気力などの資質が基準を満たしているかが判断のポイントとなっています。

その意味では、「将来は慈善基金を設立して社会にインパクトを与えるような投資をしたい」と語って採用された方もいるので、充分な資質と当面のやる気が備わっていれば、採用されることもあります。

燃え尽きてうつになる人もいる

もちろん、ブラック企業も真っ青の激務度を誇るIBDですので、最初から辞めること前提で務まるほど甘くはありません。

仕事に必要なモデリングやエクセキューションの能力などは、OJT(オン・ザ・ジョブトレーニング)で毎日やっているうちに嫌でも身につくので(それでも身につかない人はクビになります)、むしろバンカーとしての寿命を左右するのは、体力と精神力というのが筆者や周囲の見解です。

筆者の下にも、米有名大学卒で三ヶ国語に堪能で会計士資格を有する優秀な新卒の方が配属されたことがありましたが、三時間睡眠の日々に半年で気力が切れてしまい、医者に診てもらったところうつ病と判断され、本人がIBDで仕事をつづけて行くことに限界を訴え、やむなく依願退職となったことがありました。

あるいは本人は強健な精神力で持って出社し続けようとしたものの、体のほうが言うことを聞かず、ある朝出社しようとしたら体が起こせず、そのまま自律神経失調症と判断され、マネジメントや人事と協議の上、三ヶ月間入院となったケースもあります。

ハードワークな仕事ですので、業界で長生きするバンカーは、非常に健康に気を使い、体力の維持に努めています。

足許で多い離職理由は「業界の将来を悲観」パターン

不健康な生活の中で、お昼御飯と夜ご飯はデスクでお弁当、毎日1~5時にタクシー帰宅、土日も基本どちらかは出社、大学時代の友人などから誘われる飲み会には一度も行くことができず友達は減り、銀行口座の残高は増えても使う暇は無い、といった日々を送っていると、そもそも自分は何の為にIBDに入ったのか、を皆一度は見つめ直すことになります。

不健康で非文化的な最低限度の生活であっても、世間の人よりは多めの年俸を貰っているという金銭的優越感、アドバイザーとして大企業の重要案件に自分が関わっている!というバンカー特有のアドレナリンが噴出するような興奮感、あるいは新卒からバンカーやってきて他の仕事はできないし興味もないというパターン、など様々です。

そういったバンカーとして続けていくための理由や精神的支柱を失った時に、「こんな生活やってられるか」と感じ、遂には「辞めたい」となるのが最もありふれた離職理由だと思います。

特に直近では、投資銀行各社の業績が低迷する中で、会社によってはボーナスが貰えない事例(あるい100万円以下)も実際に起きており、経済的なインセンティブが薄れた結果、「激務に見合わない」、「仕事がなくなりはしないが、今後十年のうちにかつてのような好景気が業界に訪れる気配がない」と考えてIBDを離れる若手が、アナリスト~なりたてバイス・プレジデントくらいまでの「まだ職業選択ができる」世代で増加しているように見受けられます。

では、上記のような様々な理由でIBDを辞めた方々は、どこにいくのでしょうか。


続きはログイン後にご覧いただけます。

会員登録のお願い

限定募集情報に応募するためには、会員登録の後プロフィールを入力いただく必要があります。

追加記入のお願い

限定募集情報に応募するためには、追加でプロフィールを入力いただく必要があります。

プロフィールを入力
審査をお待ち下さい

現在、ご入力いただいたプロフィールを審査しております。申し訳ございませんが今しばらくお待ち下さい。