LTSでは誰もがリーダーであり、フォロワーでもある。一人一人の可能性を解放する組織の在り方とは
2022/04/22

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コンサルティングファームの中でも異質な文化を持つ株式会社エル・ティー・エス(以下、LTS)。コンサルタント一人一人がプロフェッショナルとしての責任を果たしつつ、お互いに刺激を受けて高めあう。人との関係性やつながりを尊重した組織づくりが、LTS最大の特徴といっていいだろう。そうしたスタンスが少数精鋭のチーム作りを可能にし、クライアントからの厚い信頼と高い評価につながっている。

LTSに参画してわずか数年で部門長にスピード昇進した堂本純輝氏と、新卒入社で幅広く活躍している新妻優花氏へのインタビューを通じて、チームに、ひいては人に寄り添うこととは何か……という問いへの答えを探りたい。

〈Profile〉
写真左/堂本 純輝(どうもと・じゅんき)
ビジネスコンサルティング 第3部 部長
システム開発企業から転じて、2016年にLTSへ入社。業務改善やシステム化企画、構想策定などのプロジェクト支援を行う。現在は、プロジェクトマネジャーとして複数の顧客対応案件と、DX領域のサービスリーダーを担当している。
写真右/新妻 優花(にいづま・ゆか)
ビジネスコンサルティング 第2部 マネジャー
2018年LTSに新卒入社。RPA導入案件、人事制度改定の案件を経験した後、1年間自社の新卒採用活動に専念。現在は現場に戻りコンサルタントとして複数案件を担当するかたわら、「グループValue定義」などの全社活動や、部門運営担当として部員のパフォーマンス向上支援の活動にも従事している。

※内容や肩書は2022年4月の記事公開当時のものです。

本質的な課題解決に取り組めることと、丁寧で温かいコミュニケーションがここに参画した理由

――まずは、おふたりがどういった経緯でLTSに参画されたのかを教えてください。

堂本:前職はウェブ系のシステム開発会社です。約5年間働いて、後半はマネジメント寄りのポジションで案件に携わっていました。当時課題に感じていたのが、「なぜこの開発が必要なのか」「何を開発すべきか」といった“目的意識”の希薄さです。「どうやって開発するのか」という手法についての思考ばかりがメインになり、根本的な部分に向き合えていないと感じていました。

顧客の課題を真に解決するためにはより根本的な部分、つまりwhatやwhyを突き詰めなければいけないと思い、コンサルファームへの転職を決意しました。LTSに決めた理由は、選考プロセスの中で「お互いのことを深く知ろう」という姿勢が見えたからです。一人一人の応募者に丁寧に向き合いながらコミュニケーションを重ねていたことが印象的でした。

――選考プロセスの雰囲気について詳しくお伺いしたいです。当時の堂本さんはどういった文化を感じ取ったのでしょうか。

堂本:他のコンサルファームでは志望動機や希望する仕事について聞かれることが多かったんです。もちろんそういったコミュニケーションも必要だと思いますが、正直コンサル未経験の立場だとどうしてもわからない部分も多いですよね。

LTSは逆に「うちではこんなことができるよ」「こういう働き方があるよ」と具体的な会社の文化や仕事の進め方について教えてくれて、そこから信頼関係を築いていった感じです。そのおかげで精神的なハードルも下がり、ここでチャレンジしたいという気持ちが自然と湧いてきたことを覚えています。

——社員のモチベーションや意欲を支える文化が採用プロセスにも映し出されていたのですね。新妻さんはいかがでしょう?

新妻:私は2018年に新卒でLTSに入社しました。もともと人と交わりながら泥くさく進めていけるような仕事を志望していたので、スマートかつクールなイメージだったコンサル業界は敬遠していたんです。ですが、堂本さんのお話にもあったようにLTSは自分たちがどういう企業で、どういう人間がどういった思いで働いているのかを丁寧に説明してくれて、非常に温かい会社だなという印象を持ちました。

もう一つ、「人や組織の成長を支援できる人材になりたい」という思いも持っていたのですが、LTSの企業説明の中で「お客様の組織をより良くする」ことと、「LTSという企業ブランドを発展させていく」という2軸が語られていたんですね。ここでなら、自社と顧客の両方の組織成長に携わることができる。自分が思い描くプロフェッショナルになれると思い、入社を決めました。

——実際にLTSに入社してみていかがですか?

新妻:まず、経歴や入社歴にかかわらず本音でコミュニケーションを取ることができますし、その中で自分のやりたいことをかなえようとしてくれる環境です。私の場合は、自社の組織づくりに携わりたいと希望を出していたこともあり、入社2年目の1年間は自社の新卒採用活動に専念させてもらいました。

3年目からは現場に戻りつつも、並行して部門の運営や採用も行っています。チームをより良くしていくための採用と、新しく入社してくれた人々がすぐに活躍できるようなオンボーディングも担当領域です。

一部の役職者だけでなく、若手を含めたメンバー全員でチーム運営していくこともLTSの特徴ですね。私以外の部門運営メンバーでいえば、既存社員のレベルアップやお客さまへの提供価値向上を目的とした育成支援、メンタルケアや労務管理といった領域を推進している人たちもいます。

私は採用とオンボーディングのリーダーという役割ですが、LTSにはマネジャーやリーダーだから、部門運営に関わっているから偉いという空気はありません。お客さまに価値提供するため、そして会社として成長するためにやらなければならないことはいくつもあり、その中でどこを背負うのかという役割分担が違うだけという認識です。

――新妻さんはなぜ自社の組織づくりに携わりたいと思っていたのでしょうか?

新妻:純粋に両方やった方が面白そうだと思ったからです。もちろんコンサルタントの主戦場はクライアントワークです。言葉を変えれば「お客さまに対してどんな価値を発揮できるか」という点に尽きるのですが、私としては「みんなが価値提供しやすい環境づくり」にも注力したいと思っていました。自社を成長させることで、顧客への提供価値も高まっていくという好循環を生み出していくのは、大きなやりがいを感じますね。 description

“地域のかかりつけ医”として、日々の信頼を積み重ねていく

――外資系の大手ファームなどでは、パートナークラスの方が組織の方向性を決めるのが一般的だと思います。ですが貴社では、新卒入社から数年目の新妻さんがリーダーとして組織をけん引されている。LTSではこれが普通のことなのでしょうか?

堂本:そうですね。組織づくりもそうですし、顧客への提案活動にも若手が参加しています。「こういうプロジェクトをやってみたい」と伝えておけば、そういった案件の引き合いがきたときに営業に同行したり、自分から仕事をとりにいったりすることもできる。これも外資系ファームにはなかなかないカルチャーではないでしょうか。

新妻:先ほども少しお伝えしましたが、リーダーだから偉いというわけではないんですよ。プロジェクトマネジャーはお客さまとの関係性に責任を持つ人ですが、1年目のメンバーも任されたタスクの最終責任者です。若手もベテランも、「責任をもって自らの役割をまっとうしよう」という意識は強いと思います。

ある人が、こっちのプロジェクトではリーダーを務め、もう一つのプロジェクトではフォロワーになるといったことも珍しくありません。

――シーンによって流動的にポジションが変わっていくからこそ、臨機応変に課題に向き合える、ということですね。具体的なプロジェクト事例もお聞かせいただけますでしょうか。

堂本:私が長くお付き合いをしているお客さまなのですが、最初は私1人でITコンサルティングという立ち位置で入らせていただき、業務課題の整理とシステム構想の立案を支援していました。そこから、さまざまな相談をいただくようになり、今では10人ほどのメンバーで幅広い部署や領域をご支援するようになっています。

中には「ある子会社のIT組織を立ち上げるからその組織のあるべき姿を一緒に考えてくれないか」であったり「ある事業部門の新たな価値創造に向けた改革方針を一緒に検討してほしい」といった、単なるITコンサルの枠組みから飛び出したご相談もありましたね。単発のプロジェクトを成功させるだけではなく、継続的に企業の「成長」に寄与できるLTSらしい関わり方だと思います。

――自分たちが提供したいサービスを押し出すのではなく、お客さまが困っていることに対して自分たちが変化していく柔軟性が、LTSらしさでもあるのですね。

新妻:LTSらしさでいうともう一つ特徴的な文化があって、「地域のかかりつけ医」みたいなポジションをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。コンサルタントは会社にとっての医者に例えられることも多いのですが、大手ファームが10年に1度の大変革を外科医の手術のように行うとすれば、LTSは「頭が痛くてちょっと熱がある」とか「お腹の調子が良くない」とか、そういった小さい悩みから大きな困りごとまで幅広く対応しているイメージです。

大規模な変革プロジェクトについては、「特徴的な実績を持つファームだからお願いしたい」というご相談ももちろんいただくものの、「今まで一緒にいろいろ乗り越えてきたLTSだから信頼できる」と言ってご依頼くださることの方が多い印象ですね。小さな信頼を積み重ねることで、大きな案件へと進展させていく二人三脚の姿勢がLTSらしさなのではないでしょうか。 description

自分の人生を自分の手で楽しめる人にフィットする文化

——おふたりのこれからの目標を教えてください。

堂本:私には子どもが2人いるのですが、「かっこいいパパ」になりたいというのが人生の目標です(笑)。子どもたちから「パパかっこいいね」と言ってもらえるような仕事の仕方をしていたい。だからこそ、会社や自分のポジションに捉われることなく、楽しみながら自由に挑戦し続けたいと思っています。

新妻:とても共感します!

堂本:子どもだけでなく、若手メンバーから「マネジメントの仕事って楽しそうだな、自分もやってみたいな」と思ってもらわなければ、組織としての成長も見込めないと思います。もちろん生き方やスタイルは人それぞれ異なることが前提ですが、「堂本さんみたいな生き方をしたい」とか「一緒に働きたい」と思ってくれる人が増えるようにしていきたいですね。

新妻:堂本さんに限らずリーダー陣を見ていて感じるのは、顧客への価値提供や数字にコミットするのはもちろんとして、メンバーの可能性を解き放つことに向き合ってくださっているなということ。自分と同じ役割や働き方を押し付けるのではなく、一人一人に合わせた成長や活躍を後押ししてくれると感じています。

そんなリーダー陣だから、「この人と一緒に働きたい」と心から思うことができる。私自身も、先輩方から受け取ったバトンをしっかり後輩につないでいきたいと思っています。

――最後にLTSに興味を持っている方々にメッセージをお願いします。

堂本:今日は当社のカルチャーや価値観を中心にお話しさせていただきました。この記事を読んで少しでもいいなと思ってくださった方は、ぜひLTSにジョインしてほしいですね。中途採用はスキルや経験も重要ではありますが、やはりマインドや文化に共感してもらえなければ、お互いに継続することは難しいと思うので。

もしも今の環境に不安や不満があって、どうしても変えられない現状があるのなら、ぜひLTSでその力を発揮してください。きちんと責任を果たすことさえできれば、自分が本当にやりたいことに取り組める環境がここにはあります。

新妻:LTSでは良くも悪くも、とことん自分と向き合うことが求められますし、自分がやりたいことが見つかった時にはチャレンジできるチャンスにも恵まれた環境だと思います。ただ、これさえやっておけば成長できる、といったパッケージは存在しません。足りないものがあれば、自分で取りにいったり、生み出したりすることが必要です。そういうふうに、自分の人生を自分の手で楽しくしたいという気持ちがある方と、ぜひ一緒に働いていきたいですね。 description

コラム作成者
Liiga編集部
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