自由闊達な環境とちょうど良い温度感。私たちがDXCテクノロジー・ジャパンを“初めての外資系”に推す理由
2022/08/09

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世界最大級のITサービス企業として業界をリードするDXC Technologyの日本法人であるDXCテクノロジー・ジャパン。2017年に設立された若い会社だが、母体となった組織の歴史は60年を超え、その実績と実力は折り紙付きだ。現在、さらなる成長に向けて若手を中心に積極的な人材採用を行っている。長年にわたって会社の変遷を見つめてきた山田氏と、日系大手から転職してきた曽川氏は、同社の魅力は特有のカルチャーにあると口をそろえる。

〈Profile〉
写真左/山田 竜太(やまだ・りゅうた)
テクノロジーコンサルティング事業部事業部長兼OneCloud本部本部長。2000年、コンパックコンピュータに新卒入社。02年に日本ヒューレット・パッカードと合併し、ITアウトソーシングサービスに従事。オフショアでの日本向け運用チームの立ち上げプロジェクトなどを手がける。2021年にはクラウド専門組織「OneCloud」を立ち上げ、全社横断的なクラウドビジネスの中核を担う。また、2022年4月よりテクノロジーコンサルティング事業部のリードを兼務し、プラクティスモデルを利用したコンサルティングサービスの展開、ソリューション開発、パートナーアライアンス、人材育成などに力を注いでいる。
写真右/曽川 将弘(そがわ・まさひろ)
テクニカルセールスコンサルタント。2010年、日立製作所に新卒入社。営業として製薬/医療機器メーカーなどのライフサイエンス業界を担当。AIなどを活用したデジタルソリューションの事業立ち上げとアクションプランの計画・実行にも従事する。2022年1月、DXCテクノロジー・ジャパンに入社。主に自動車業界、小売業界に向けたITコンサルティングを行っている。

※内容や肩書は2022年8月の記事公開当時のものです。

会社の名前が変わっても、自由な風土は変わらない

――最初にお二人の経歴からお聞かせください。

山田:私は2000年にコンパックコンピュータに入社して、そこからずっとITアウトソーシングの領域で仕事をしています。特にSAPエンジニアとしてキャリアを積んできました。コンパックコンピュータが日本ヒューレット・パッカードと合併して、その後も何度か分社や合併があって、2017年にDXCテクノロジー・ジャパンになりました。そうやって会社名は変わってきましたが、私自身は新卒から同じ組織でずっと働いていることになります。

よくこの話をするのですが、会社の名前は変わってきたけれど、風通しの良さやフレンドリーな職場環境は全く変わりません。それが20年以上、私がこの会社で働き続けている理由でもあります。現在は、組織横断的にクラウドサービスを提供するOneCloud本部の本部長と、今年4月から立ち上がったテクノロジーコンサルティング事業部のリーダーを兼任しています。

曽川:私は新卒で日立製作所に入って、最初は大学やアカデミアなどの文教分野、2015年からは製薬・医療機器メーカーなどにサーバーやネットワークといったITインフラ、業務アプリケーションなどを提案、販売していました。その後、AIを活用したデジタルソリューション事業の立ち上げと拡販も行い、チームマネジメントも経験しました。DXCに入社したのは2022年1月です。テクニカルセールスコンサルタントという立場で、現在は大手自動車会社や小売会社を担当しています。

――曽川さんは転職組ですが、入社の決め手は何だったのでしょうか。

曽川:DXCの他にも外資系ITの大手2社からオファーを頂いたのですが、最終的に決め手となったのは仕事内容ですね。他の2社はすでに日本国内で強いブランドと製品が確立されており、言ってみれば誰でも販売できてしまうのではないかと。一方でDXCは日本での知名度が低いものの、話を聞いてみると提供できるソリューションが非常に豊富で、なおかつ、最初から大きな裁量を持ってクライアントに提案できるというお話でした。

自分のチームに必要だと判断すれば、入社して日が浅くても面接官として人材採用にも関わっている先輩もいることを聞き、実際に今私も採用面談を担当しています。

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――入社しての感想は?

曽川:聞いていた通りというか、全くアウェイ感はないですね。入ってすぐに大きな案件を任せてもらい、他のメンバーと一緒に提案書をまとめたのですが、皆さんとても協力的で、親身になって相談に乗ってくれました。おかげで先方からも高い評価をいただけたと思います。自由に提案できる環境を希望して転職したのですが、さすがにこんなに早く実現するとは思っていませんでした(笑)。

――山田さんがリーダーを務めるコンサルティングチームについても教えてください。

山田:はい。当社では、これまで世界中で提供してきた各種のノウハウ、ナレッジを「プラクティス」という形で標準化しています。それらをスピーディーかつ適切にお客さまに提供することを目的に、インダストリーごとのビジネスコンサルティング、人事など領域に特化したファンクショナルコンサルティング、そして私がリーダーを務めているクラウドやDXに特化したテクノロジーコンサルティングという3つのチームを立ち上げて、コンサルティング事業をスタートさせています。

ビジネスとファンクショナルのチームは、もともとあった組織が独立した形ですが、テクノロジーはまさにゼロからの立ち上げで、社内外からの人材集めからスタートしました。立ち上げたのは今年の4月です。すでに、大手製造業企業さまの事業計画の策定から一緒に入り、将来的なIT運用について提案するなど、複数のプロジェクトが始動しています。

あらためて実感した一次情報の大切さ。対話から得た学びを基に、論理的な提案を

――曽川さんにお聞きします。前職の経験が役立っていると感じる部分、また逆に、DXCで新たに学んでいる部分はどんなところでしょうか。

曽川:前職の経験が生きているのと思うのは、数字を根拠にする考え方です。例えば利益を出すという目的のためには、売り上げを上げるかコストを下げるかの2つの手段があるわけですが、果たしてどちらがベターなのか、きちんと数字を根拠にしながらご提案する。これは日立時代に身に付けたやり方で、今も役に立っています。

DXCに入ってあらためて思うのは一次情報の大切さです。前職とは違う業界を担当するようになったので勉強が必要なのですが、本やネットなどの二次情報ではなく、やはり自分で見て聞いて感じた一次情報がベースになる。そのためにも意識的に現場に行き、お客さまと対話するようにしています。

あとは冒頭でも少しお話しした通り、転職してまだ半年ほどですが、所属するチームの採用面談に参加させてもらっています。前の職場であれば、それなりの立場の人でなければ面談はできなかったので、自分にとっては新しい経験です。

――面談ではどんな部分を見ているのでしょうか?

曽川:私の場合であれば、役員や部長以上の方へのトップアプローチをしたことがあるか、提案書でエグゼクティブサマリーを書けるかどうかをまず聞きます。あとはロジカルに、数字を根拠に説明できるかどうか。例えば30分しか商談の時間をもらえないとしたら、相手のバックグランドを調べた上で、ゴールをどこに設定して何をどう話すかを考え、そのゴールを引き出すためにどういうネタを持って行くかを決めなくてはなりません。それらをロジカルに計画し仮説を立てるスキルがなければ、提案書の作成もトップアプローチもできないはずなので、重点的に見るようにしていますね。

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山田:曽川が言うように、どうお客さまにアプローチしてリレーションを作っていくかはすごく重要で、私も面談で意識的に見るようにしています。あと、当社の場合は海外チームと連携して働くことが多いので、グローバルな環境でコミュニケーションを取れるかどうかも重視します。

これは英語力の問題ではなく、例えば分からないことがあればどんどん自分から尋ねていく積極性があるかどうか。海外チームのメンバーは、英語が得意ではない日本人がいることを理解しているので、ゆっくり丁寧にしゃべってくれます。ですから、英語力はあまり心配はいりません。それよりも積極性の方が重要だし、逆に言えば、あまり英語が得意ではないけれど、これからグローバルでやっていきたい、英語を磨いていきたいという人にはとてもいい環境だと思います。

大企業だけどベンチャー。ボトムアップで生まれた6つのカルチャー

――お二人が実感しているDXCの魅力は何でしょうか。

山田:私は長年この会社にいますが、やはりカルチャーが魅力だと思います。「大企業だけどベンチャー」「身近なグローバル企業」「千人千色の活動フィールド」「懐の深い自己実現機会」「ちょうど良い温度感」「らしさの尊重」。この6つのカルチャーを会社のHPにも載せているのですが、プロモーションのために作ったわけではなく、全て社員へのヒアリングから出てきたものです。

大企業だけどベンチャーというのはまさにその通りで、社長自身が社内を歩き回っていて気軽に話しかけられるし、ベンチャー的なスピード感で物事を進めることができます。海外チームと一緒にグローバルに働ける環境もあり、それぞれが独自のキャリアを作っていくためのサポートも充実していますね。

あと、ちょうど良い温度感というのも大きな特色で、同僚、上司、部下、みんながほどよい距離感で関わり合い、支え合っています。個人の成果と競争ばかりが重視されるような、外資特有のピリピリした雰囲気はありません。

曽川:本当に全然ない(笑)。

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山田:激しい競争がないことの良し悪しは別として、良い温度感のおかげで会社としての一体感は間違いなく醸成されていますね。あとは個人を尊重するので、ワークライフバランスも守られます。これらのカルチャーは働く我々にとっての魅力ですが、そこから生まれるパワーがDXCの強みにもなっていると思います。

曽川:通常の大企業だと「この仕事はこの部署で」と限定されるし、そもそも人数が多いので社員はどうしても歯車の一つになってしまう。でも、DXCはグローバルでは大企業ですが、国内ではこれからの会社なのでまだまだ伸びしろがあり、間違いなく歯車ではなくエンジンになれます。

あとは若手が積極的なのもいいですよね。入社してすぐの頃に会社のバーベキューに誘ってもらって、せっかくだからと行ってみたら、若手社員の参加が多くて驚きました。話してみると皆さんすごく優秀だし、考え方もしっかりしている。なによりみんな自分の会社が好きなんだなと感心しました。

山田:自発的にボランティア活動に参加している若手社員も多いですし、フットサルやマラソンなどのサークル活動もすごく活発です。

曽川:偉い人にお伺いを立てて、という感じもなく、若手が伸び伸びしているのは素晴らしいカルチャーだと思いますね。

――最後に転職を考えている方にメッセージをお願いします。

曽川:私自身がそうでしたが、自分が決めた目標を達成したり、仕事の区切りがついたりすると、もっとこんなことをやりたいと考え始めるものだと思うんです。そうであれば、思い切って転職するというのも、自分のキャリア形成という点からは有力な選択肢ではないでしょうか。

DXCの場合、お伝えしたようにグローバルでありながらベンチャーっぽい。だからいろんなチャレンジができるし、ここで実績を積めば新たなキャリアの可能性も見えてくるはずです。周囲のサポートも手厚いので、“初めての外資系”としてもぜひお勧めしたいですね。

山田:採用面談の場で「DXCをご存知でしたか」と毎回聞くのですが、皆さん転職活動をするまで知らなかったとおっしゃいます。設立の経緯をたどればDXCには長い歴史と豊富な実績があるわけですが、残念ながらまだまだ一般的には知られていない。だからこそ優秀な方にどんどん来ていただき、会社を成長させ、知名度も上げていきたいと思っています。

設立から数年しか経っていない会社ですし、若くしてチームの立ち上げを任されることなどもあるでしょう。とにかくチャンスに満ちあふれている環境なので、少しでも興味を持っていただけるようなら、ぜひ一度、まずはカジュアルにお話しできればうれしいですね。

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コラム作成者
Liiga編集部
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