40代の転職は、今では珍しくありません。転職前より年収が増えることも多いです。ただし40代の転職ならではの難しさや注意点もあります。転職すべきかどうかの見極め、未経験や資格がない場合の転職とともに、40代の転職について解説します。

今や40代の転職は珍しくない

※出典：令和2年転職者実態調査の概況

厚生労働省の発表によると、近年転職をした人のうち、40代が占める割合は約25％。これは20代、30代の転職者とほとんど変わらない数字です。
このように40代でも転職に成功している人は多く、今や40代の転職は珍しくないといえるでしょう。

年収も6割以上が増加か現状維持

※出典：令和2年転職者実態調査の概況

年収に目を向けても、40代の転職者の約4割が「賃金が増加した」と回答しており、「変わらない」と答えた人も含めれば6割以上です。

さらに40代前半の場合、賃金が増加した人のうち約1割は「賃金が3割以上増加した」と回答しており、年収が大幅にアップするケースも見受けられます。

転職先で働き続けたいと考える人も多い