多くの人や企業、地域、社会の可能性を解き放つために、まずは自分自身の可能性を信じてほしい
2022/11/16

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株式会社エル・ティー・エス(以下、LTS)は、「実効性を担保した戦略立案」を信条とするコンサルティングファームだ。特にDX領域に強みを持つ同社だが、近年はソーシャル&パブリックチームや地域活性化を担う部門も発足し、多様なサービスを提供するようになっている。しかもそうしたサービスの多くが、若手や中堅社員からの発案によってボトムアップで広がってきているというから驚きだ。

今回話を聞いたのは、関西事業部を立ち上げからけん引している白鳥健太郎氏。LTSの執行役員 関西事業部 部長を務めている。LTS独自のコンセプトや成長戦略について語ってもらった。

〈Profile〉
白鳥 健太郎(しらとり・けんたろう)
執行役員 関西事業部 部長
LTS関西事業部の責任者。株式会社デジタルフォルン、監査法人トーマツを経て、2019年にLTSに参画する。民間企業からパブリックセクターのコンサルティングまで幅広く経験。近年は、自治体・地域の民間事業者・金融機関などさまざまなプレーヤーを巻き込んだ事業スキームの構築・推進に多く関与している。

※内容や肩書は2022年11月の記事公開当時のものです

現場のリーダーが「やりたい」と言ったことを実行に移し、拡大していく

――白鳥さんはLTSの関西事業部立ち上げのタイミングで入社して、ここまで成長をけん引して来られたと聞きました。どういった経緯で参画することになったのでしょうか?

白鳥:私自身の原体験からお話しすると、学生時代から父の経営する会社で、現場の改善や会計数字を読み解いて打つべき施策を考えるといったサポートを行っていました。その時にとても尊敬できるコンサルタントの方に出会い、それがこの業界を志したきっかけです。

1社目は現場の業務改善を得意とするコンサルティングファームに、2社目は会計の知識を身に付けるために監査法人に入社して、経験を積み重ねてきました。ただ、実はすでに社会人1年目の頃にLTSに出会っているんですね。当時の在籍企業とLTSが同じクライアントに対して協働で支援することになり、そのコンサルティングスタイルに大きな感銘を受けたことを覚えています。

それ以来、定期的にLTSのメンバーと会ったり話をしたりしていまして、関西事業部を立ち上げるタイミングで声をかけてもらったという経緯です。

――感銘を受けたというのはどういった部分ですか?

白鳥:机上で議論するだけではなく、顧客と一緒になって改革していくスタイルです。そうした実効性を重視するコンサルティング手法と、自分自身で新しい事業部づくりにチャレンジできること。この二つが決め手となり、LTSに参画することを決めました。

――外部から見ていた時と、実際に入社した後でギャップを感じたことなどはありますか?

白鳥:いい意味でギャップを感じたのは、想像していた以上に幅広いサービスラインを持っていたことです。LTSは現場のリーダーが「やりたい」と言ったことを実行に移して拡大していくという経営スタイルなので、それぞれのチームでやっていることや強みが大きく異なります。この特徴は、一部のメンバーとしか付き合っていなかった頃には見えていませんでした。

今「LTSの強みは何か」と聞かれたら、とても多くのリーダーの顔が浮かんできて、一言では答えられず悩んでしまいますね。ただ、働いている側からすると自分がやりたいことを全力でやれますし、クライアントにとっても相談できる範囲が広い。非常に良い特徴だと思います。

――とはいえ、何でもやっていいわけではないと思いますが、各サービスの共通するポイントについても教えてください。

白鳥:先ほども少し触れましたが、実効性を伴うコンサルティングを提供することは共通しています。どれほど美しい戦略も実行できなければ意味がありません。例えばDX戦略を考えるとしても、実際に現場を見た上でどんなプランなら実現できるかを考えますし、そこにいる皆さんのマインドチェンジも含めてサポートしています。フェーズによっては、私たち自身がクライアントの一員として活動しながら改善を推進することもありますね。 description

ビジョンに共感してくれる仲間集めを、何よりも重視している

――多くのリーダーが多種多様な強みを有しているとのことでしたが、白鳥さんご自身の強みはどんなところですか?

白鳥:過去のキャリアも含めて、私自身の主戦場はDXです。ただ、デジタルの知識だけでなくDXに必要な組織づくりや戦略領域、会計財務の知見を持っていることもプラスになっています。一口にDXと言っても、単に業務を変えればいい、ITを導入すればいいというわけではありません。ある種の総合格闘技のような要素が必要なので、いろいろな物事を多面的に捉えた上で“あるべき姿”を描き、実行に導けることが私自身の強みだと思っています。

――実効性を担保するという点以外に、これまでの2社と比較したLTSの特徴はありますか?

白鳥:やはり、個人の希望を叶えてくれるところと、そこに対してしっかり投資をしてくれるところです。一定の信頼があった上でということにはなりますが、本当にさまざまなサービスや事業がボトムアップで生み出されています。一般的な会社であれば、やりたいことをやらせてもらえるといっても、おそらく一人の力で新たなサービスを立ち上げることになるでしょう。しかも、既存の業務やノルマはそのままで。

しかしLTSはアメーバ的な経営手法を取っているので、ある程度の資金やリソースを自らの裁量で配分しながら進めることができます。もちろん何でも許されるわけではないですし、最初は小さな単位からのスタートですが、本気で実現したいことがある人には最適な環境です。

――白鳥さんが関西事業部を立ち上げた時もそのような流れだったのでしょうか。

白鳥:おっしゃる通りです。ビジネスが拡大する確証もない状態でのスタートでしたが、きちんとオフィスも人も時間も提供してくれて。その期待に対して私自身全力で応えてきたのが、この3年半ですね。

――3年半を振り返ると、どう感じますか?

白鳥:楽しかったの一言に尽きますね。今年は新卒のメンバーも入ってくれて、3人でスタートした事業部が20人ほどになりました。当時は想像もしていなかった景色です。関西だけでなく西日本全体をフォローするようになっていますし、新しいテーマやサービスにもどんどんチャレンジしています。

――関西以外にもオフィスができたということですか?

白鳥:正式なオフィスはこれから増やす予定ですが、広島や鹿児島にはすでにベースができています。広島はソーシャル&パブリックチームが中心で、社会課題の解決がテーマです。鹿児島は、これもLTSらしい案件ですが、鹿児島市さんのDXを推進しています。LTSから2人のメンバーが実際に鹿児島市に入り、自治体と一体となって実効性を担保できるDX戦略を立案しているところです。

――非常に順調に拡大してきているように見えますが、大変だったことや苦労されたことはないのでしょうか?

白鳥:基本的にポジティブ思考なので、あまり覚えていないんです(笑)。ただ、大変ではないですが常に頭にあるのは仲間集めですね。自分たちのビジョンをどう伝えて、そこに共感してくれる人をどう集めるか。本人が希望しないのに無理やり関西配属にするということはありません。おかげさまでこの3年半は比較的順調に集まってくれていますが、社会に対してより大きなインパクトを生むためにも、仲間集めを何よりも重視しています。 description

まだ世界の誰も解明していない、“共創”を成功させるスキーム作り

――仲間集めのためにビジョンを伝えているとのことですが、関西事業部としてはどのようなビジョンを掲げているのでしょうか?

白鳥:やはり地域に根付いて仕事をするという意味で、地域活性化は外せないテーマです。例えば関西は2025年に万博を控えており、多くの企業や自治体が大きなイベントをきっかけに変革を図ろうとしています。風土や文化的に、新しいチャレンジへの機運が高まっているわけです。LTSとしても、そういった空気を後押ししていきたいと考えています。

地域活性化で難しいのは、一個人、一企業では達成できないということです。複数の企業や自治体が連携して共創を、つまり共に創る体制を築かなければいけません。世界を見渡しても共創を成功させるスキームはまだきちんと整理されていないので、我々自身がチャレンジしながら成功モデルを作り上げるために尽力しているところです。

――共創はたしかに難しく、そして興味深いテーマだと思います。何かポイントのようなものは見えているのでしょうか?

白鳥:実は、京都大学さんと共創についての共同研究も行っています。まだ全て言い切れる段階ではありませんが、過去の歴史をひもとく中で翻訳者が必要だということは見えてきました。さまざまな企業や自治体がそれぞれに異なる価値観や尺度で物事を判断するので、それらを融合させて一つのものを創り出すためには、価値観を翻訳する役割が不可欠だろう、と。

――なるほど。その役割もLTSが担うということですね。そもそもの話に戻るのですが、地域活性化というのは、どういう状態になれば成功だといえるのでしょうか。

白鳥:近年SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)という言葉が出てきたように、基本的には持続性が重要だと考えています。必ずしも人口が増えるとか経済的に豊かになるということではなく、地域が持続的に維持される状態をいかに作り出していくか。例えば、ある程度人口が減ってしまったとしても、広域連携をしたり、観光業等で一定の収益を獲得できて自治体としての収支が持続的に成り立つならそれでもいいという考え方もできます。

自治体だけでなく金融機関や地域に根差すインフラ企業など、多くのプレーヤーと共創のスキームを作り上げ、持続的な社会を実現していくことが、地域活性化の一つのゴールだと思います。

――共創のように、まだ世の中に答えのない領域に挑戦していくというのも、貴社で働く醍醐味(だいごみ)といえそうですね。

白鳥:まさにその通りです。LTSでは「可能性を解き放つ」という経営理念を追求しているのですが、「まだ解決されていない未知の課題」に対して自分たちなりの答えを出し、可能性を解き放っていくプロセスは本当に刺激的です。そういう知的好奇心を持った人に興味を持っていただければうれしいですね。

また、地域創生は各地域に根を張って実行していますが、それ以外の案件ではエリアに関係なくチームを組成しているので、場所にとらわれず興味のあるプロジェクトに携わることも可能です。リモート環境も充実してきましたし、不便に感じることはありません。

今実際に支援している製造業のクライアントでは、東京オフィスとも連携しながら全社のDXに取り組んでいます。クライアントは売上高が数千億円を誇る日本有数の企業ですし、これももちろん世の中に正解はありません。そうやって社運を賭けて変革に取り組まれていく際に、戦略と実行の両面から未知の領域にチャレンジできることは、大きなやりがいにつながっています。

――知的好奇心以外では、どんな人がLTSにマッチすると思いますか?

白鳥:入社動機はかなり人それぞれです。地域に対して貢献したいという思いを持った人もいれば、将来自分でビジネスを立ち上げるための力を磨きたいという人もいます。他のコンサルティングファームから転職してきた方からは、単なるアドバイザーではなくLTSのように中まで踏み込んで支援したかったという声も聞きますね。「やりたいことに自由に挑戦したい」「事業に深くコミットしてやっていきたい」という人にはマッチするでしょう。

あとは、自分自身の市場価値を高めたい方にとっても良い環境だと思います。現在、世界中でDX人材が圧倒的に不足していますし、日本も国を挙げてDX人材の育成やシェアリングを推奨しています。ただ、私が問題意識を持っているのは、皆さんDにばかりフォーカスしており、Xが置き去りにされているということです。

――それはどういうことでしょうか?

白鳥:どれだけデジタルに関する知識を学んでも、X、つまり変革を実現することはできません。Xこそが重要だというのはさまざまなところで言われているにもかかわらず、そちらを身に付けられる研修などはあまりないのが現状です。LTSではXに注力した研修も用意していますし、お客さまや地域社会、そして自分自身を変革させる経験を通じて、真に力のあるDX人材になることができます。

知的好奇心や挑戦意欲に溢れ、変革人材として自らを大きく成長させたいという方は、ぜひ「自分の可能性」を信じて、LTSの門を叩いてみてください。 description

コラム作成者
Liiga編集部
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