「業界軸」や「機能軸」に物足りなさを感じている。そんな若手にこそ注目してほしいこの環境
2023/03/10

sponsored by イグニション・ポイント description

大手のファームにはないやりがいと自己成長を求めて、イグニション・ポイントのバリューインキュベーション(VI)ユニットにジョインする若手人材が増えている。信託銀行出身でコンサル未経験の吉水龍治氏、大手監査法人出身のチョズンヒョク氏も、仕事の質と幅の広さに魅力を感じてイグニション・ポイントに身を投じることを決めた二人だ。「自分の今後のキャリアを考えると、イグニション・ポイントのVIユニットが最善の選択だった」と口をそろえる。若手の積極的な登用と権限の大きさについても、実感を込めて語ってくれた。

〈Profile〉
写真左/吉水 龍治(よしみず・りゅうじ)
コンサルタント。神戸大学経済学部卒。新卒で三井住友信託銀行に入行。運用会社に対しての投資信託受託営業を中心としたコンサルティング営業、ミドル・バックオフィス業務のアウトソース提案などに従事。2022年、イグニション・ポイントに参画。ビジネスデューデリジェンスなどの上流から新規事業の実行支援といった下流フェーズまで幅広く経験している。
写真右/チョ ズンヒョク
シニアコンサルタント。中央大学商学部卒。新卒で有限責任監査法人トーマツに入社。リスクアドバイザリー部門にて財務と会計領域における各種プロジェクトに従事。2022年、イグニション・ポイントに参画。PEファンド向けビジネスデューデリジェンス、事業計画策定支援、CVC立ち上げ支援などのプロジェクトを手がける。

※内容や肩書は2023年3月の記事公開当時のものです

上流から下流まで、深く顧客に向き合って成長を支援したい

――お二人のこれまでのご経歴と、イグニション・ポイントに参画された経緯を教えてください。

吉水:私は前職が信託銀行で、運用会社に対しての法人営業を担当していました。仕事そのものは社会的なインパクトも大きくてやりがいがあったのですが、その一方で信託銀行のリソースだけではクライアントに提供できるサービスに限界があります。企業成長の深いところまで支援できないことが悩みでした。

そうした思いから、クライアントに伴走しながら課題解決ができるコンサルティングファームへの転職を考えるようになりました。とくに私の場合は新規事業に関心があったので、新規事業創出に強みを持っているファームを中心に探していました。それに加えて、戦略策定・ファイナンス・実行支援の3つの軸で幅広く企業を支援していることが、イグニション・ポイントのVIユニットを選んだ理由です。

転職の際はBIG4なども検討していましたが、自分としては業界を問わず、なおかつスタートアップから大企業まで広く携わりたかったので、最終的にイグニション・ポイントに決めました。昨年3月にジョインして、戦略策定から実行支援までハンズオンで支援しています。まさに自分のやりたかった仕事です。

チョ:私は韓国籍で、来日したのは中学2年生のときです。家族のみんなは3年ほどで帰国することになったのですが、私はそのまま日本に残りたい、と。当初は高校生の息子一人を異国に残すことを心配し、両親からは反対されていました。

日本に残る条件として提示されたのが、仕送りを一切もらわずに自立した生活を送ること。だから朝晩アルバイトをして、生活費を稼ぎながら高校に通っていました。ちょっと普通の高校生とは違う生活だったと思います。

正直に言うといつもお金には困っていて、それもあって世の中のお金の流れに興味を持つようになったんです。大学では会計や金融を学び、投資銀行やファンドでインターンも経験。いわゆる攻めのファイナンスはそこで見ることができたので、今度は守りのファイナンスを知ろうと思い、新卒では監査法人に入社しました。

4年ほど守りのファイナンスを経験し、次に自分が何をやりたいかを考えて、イグニション・ポイントのVIユニットを選んだという経緯です。理由は吉水さんと同じで、上流から下流まで一貫して関われる仕事がしたかったこと。VIのほかにPEファンドも検討したのですが、彼らは数年でエグジットするビジネスモデルですよね。でも、VIはコンサルだけでなくクライアントとジョイントベンチャーを立ち上げることもありますし、関わり方の深さも長さも違う。そこに魅力を感じて転職することを決めました。 description

クライアントのパートナーとして、プロジェクトが終わった後も伴走し続ける

――お二人ともジョインしてまだ1年未満ですが、どんな案件を担当しているのでしょうか?

吉水:この数カ月で大きく2つ担当しています。1つはある大手商社が出資する農業用ドローンメーカーの成長戦略策定に向けたビジネスデューデリジェンスです。市場の成長余地、競合プレイヤーの戦略分析、今後の展望に関するトレンド調査などを実施しました。

もう1つは現在も継続中の案件で、国産木材の流通プラットフォーム事業と需要創造事業に加え、その2つの事業を支えるブランディングを手がけています。クライアントはIT企業で、非効率な状態にある国産木材のサプライチェーンの改革を目的に新規ビジネスとして参入しているのですが、IT企業にとってはかなり〝飛び地〟のビジネスです。クライアントも我々も知識と経験が不足している状態だったので、クライアント自身がサプライチェーン上の一プレイヤーとしてポジショニングし、木材の知見・現場の課題をキャッチアップするためにも「木材の需要創造」ビジネスにも同時に取り組んでいます。

――具体的にはどんなビジネスを?

吉水:いくつかあるのですが、1つは国産木材を活用したセミオーダー住宅の商品企画で、私はそのプロジェクトリーダーを任されています。分かりやすいのは、その家が売れれば我々の作った新しいサプライチェーンも活用されるという点ですが、それだけではありません。マーケット全体を活性化し、流通プラットフォームに参加してくれるステークホルダーを増やすことも狙っています。

国産木材の市場が盛り上がれば、停滞した地方経済や林業が復活し、社会課題の解決にもつなげられる。もともとやりたかったゼロイチのビジネスであり、私自身も大きなやりがいを感じています。

――ありがとうございます。チョさんのお仕事についてもお聞かせください。

チョ:最初に手掛けたのは、ある大手福祉用具メーカーさまのCVCの立ち上げ支援です。経営層へのインタビューなどを通してゼロベースで投資方針や領域を決め、イグニション・ポイント内のインベストメント事業本部のメンバーとも相談しながら投資戦略を策定しました。

それで終わりではなく実務をサポートしたり、本業とのシナジーを一緒に検討したり。クライアントが我々をパートナーとして考えてくれていて、戦略策定から実行支援まで実施する、まさにVIらしい案件だったと思います。

ほかには、ある自治体さまからのご依頼でアクセラレーターの立ち上げ支援も手がけました。グローバルビジネスを展開しているスタートアップを日本に呼び込み、日本を盛り上げることを目的としたプロジェクトです。我々は当該アクセラレーター立ち上げにあたっての内部・外部環境分析、市場性・事業性評価を踏まえ、事業計画策定のサポートを実施しました。

当該アクセラレーターは自治体以外にも複数の大手企業さまより共同出資頂くことを想定しており、そのためには議会や社内稟議を通すための具体的かつ実現可能な事業計画が必要になります。しかし多くのスタートアップは、ビジョンは素晴らしいのですが、そうした部分を形に落とすのが得意ではありません。我々のミッションは、彼らの夢をしっかり反映させつつ、議会や社内稟議を通すことのできる事業計画を作成することです。最終的には両者に納得していただくことができ、非常に良いプロジェクトになりました。

また、これもCVCの案件と同様に、計画策定で終わりではなく、その後も自治体から街の活性化などさまざまな領域で相談を受けています。 description

「ここまで任せてもらえるのか」。想像以上に大きかった裁量権

――VIユニットは戦略・ファイナンス・実行支援と、求められるケイパビリティが幅広いと思います。その点、入社後に戸惑ったことなどはありましたか?

吉水:たしかに幅広いですが、どれも仕事を通じて向上させられるものだと思います。そういう意味で戸惑いはないですが、担当する案件の内容やフェーズによって、すぐに身に付けられるものとそうでないものがあるのは事実です。例えば私の場合、今は実行支援フェーズにいるので、そうした能力は確実に向上していると感じています。一方で、中長期的な戦略立案やファイナンスに関わる領域は未経験なので、今後挑戦しながらスキルを身に付けていくつもりです。

ただ、VIユニットではチーム内で定例の勉強会を実施して、メンバーの手がけた案件の難所や解決策を共有しています。そこで戦略策定を自分なりに疑似体験でき、ファイナンスについても、VIにはチョさんのように監査法人やFAS出身の方たちが多く、いつでも教えていただける環境が整っています。

書籍やセミナーなどで自己学習もしていますが、社内にこうした仕組みや環境があるので、私のようにコンサル未経験者や経験の浅い方でも心配はいりません。

――イグニション・ポイントは裁量権が大きいと言われますが、そこは実感されていますか?

チョ:していますね。この人は大丈夫だなと思ったら「とりあえずやってみて」という感じです。もちろんいい意味で(笑)。マイクロマネジメントしてほしいと言えばしてもらえますが、上司に全体感だけ示してもらったり、要所だけ確認してもらったりして進めることもできます。私自身、最初に担当したCVCの案件では細かくディレクションしてもらいましたが、アクセラレーターの案件は自分が主体になってやらせてもらいました。裁量権は本当に大きくて、それは能力の向上につながっていると思います。

吉水:私はコンサル未経験からのスタートでしたが、ジョインして半年である案件のセグメントリーダーを任せてもらい、クライアントフェーシングやステークホルダーの巻き込みなどを自分の権限で進めています。未経験者でもやりたい人、できると見込んだ人にはどんどん成長機会を与えてくれます。入社前から裁量権があるとは聞いていたのですが、ここまで大きいのかと正直驚きました。

――イグニション・ポイントのVIに入社して、自分が最も成長したと感じるのはどんな部分ですか?

吉水:仕事に取り組むときの視野の広さですね。これまで、個人としては全体感を持って仕事ができておらず、目の前の仕事をこなすような働き方が多かったと反省しています。イグニション・ポイントに移ってからは、この仕事はプロジェクト全体にどういう影響があるか、何のためにやるのかを考えながら取り組むようになりました。マインドセットがガラッと変わりましたね。

チョ:そこは私も同じです。以前はサービスラインにあるものだけを提供しますというスタンスだったので、その制約の中でしか物事を考えていませんでした。けれどVIはクライアントに出資して一緒にビジネスをするなど、とにかく制約が一切ない。だから無限の可能性があるし、そうした中で考えて行動することで、急速に成長できていると思います。 description

大手ファームの「業界軸」「機能軸」に物足りなさを感じている人へ

――お二人はどんな人にVIに来てほしいとお考えでしょうか。もしくはどんな人がフィットするでしょうか?

吉水:今、VIにはさまざまなバックグラウンドを持つメンバーが参画しています。それぞれが独自の強みを持っているので、それを吸収しようという意欲を持った人。また逆に、自分の強みを周りのメンバーに還元していこうと考える人に来ていただければうれしいですね。

それと、個人的には若手の皆さんにぜひジョインしてほしい。理念である「ゆたかな人生のきっかけを」にも通じますが、イグニション・ポイントは若手が成長する機会を積極的に提供してくれる環境があり、正当に評価をしてくれます。この環境は自分を含め、若手にとっては魅力だと思います。

チョ:繰り返しになりますが、VIユニットは戦略・ファイナンス・実行支援の全てを手がけています。実際、そのようなファームはなかなかないし、現在の業務に物足りなさを感じている人にはぴったりの環境ではないでしょうか。

あとはベンチャー感、ファミリー感があるので、人間関係がフラットなのも気に入っています。そこに魅力を感じる人にもフィットすると思います。私が事業責任者にふらっと「今日飲みに行こうぜ」と誘っても「ああいいよ」みたいな…。

――責任者の方に「飲みに行こうぜ」と言うんですか?

チョ:あ、ごめんなさい。「飲みに行きませんか」ですね(笑)。どちらにせよ関係性がフラットなことは間違いありません。そうした環境で、自由に大きく自分を成長させたいという方は、ぜひご参画ください。

description

コラム作成者
Liiga編集部
Liigaは、「外資就活ドットコム」の姉妹サイトであり、現役プロフェッショナルのキャリア形成を支援するプラットフォームです。 独自の企画取材を通して、プロフェッショナルが必要とする情報をお伝えします。