「この数年、自分の成長が鈍化している」と感じるコンサルタントの皆さまへ
2023/04/07

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コンサルティング事業本部のデジタルユニット。そう聞くと、基幹システムの刷新やITコンサルティングをイメージされる方が大半だろう。しかし、イグニション・ポイントのデジタルユニットはそうした枠組みに全くとらわれていない。「ゆたかな人生のきっかけを」を理念に、デジタルを起点としながらも、クライアントのビジネスや社会の在り方そのものを変革するため、あらゆる面から支援している。だからこそ、コンサルタント一人一人の成長スピードも知見の広がり方も、一般的なファームの比ではない。大手コンサルティングファームから転身したシニアマネージャーの二人に話を聞いた。

〈Profile〉
写真右/平田 拓也(ひらた・たくや)
シニアマネージャー
横浜国立大学卒業。アクセンチュアを経て現職。前職では、主に中央省庁、独立行政法人などの公共分野におけるコンサルティングを担当。DX推進、システム刷新構想検討、調達支援、PMO、BPOなどの幅広い領域で経験を積む。イグニション・ポイントでは、これまでの経験を活用したDXコンサルティング業務に加えて、新規事業開発の支援などにも従事している。
写真左/森本 達也(もりもと・たつや)
シニアマネージャー
京都大学法学部卒業。新卒入社したNTTデータでクラウド領域における専門スキルを身に付けた後、アクセンチュアに転職。クラウドアドバイザリーとして実績を積み重ね、マネージャーに昇進する。2022年5月、イグニション・ポイントのデジタルユニットに転職し、プロダクトマネジメントや新規事業開発領域も含めたDXコンサルティング業務に従事。2022年12月より現職。

※内容や肩書は2023年4月の記事公開当時のものです

シニアマネージャーという職位でも、常に新しいことに挑戦する日々

――お二人とも2022年の入社だとお聞きしました。まずは森本さんから、イグニション・ポイントに参画された理由とこれまでのキャリアを簡単に教えてください

森本:1社目がNTTデータで、次がアクセンチュア、イグニション・ポイントが3社目です。一貫してIT系ではあるのですが、部署異動や転職によって徐々に領域を広げてきています。

NTTデータで最初に配属されたのは営業部です。楽しくやってはいましたが、開発をやりたくて複数の資格を取得して、サービス開発に異動。エンジニアとしてクラウド領域に数年携わっていました。そこからさらに、上流工程や新しいことに挑戦するためにアクセンチュアへ。クラウド領域のコンサルタントとしてキャリアを積んで、3年目にはマネージャーに昇格しました。

しかし今度は、「クラウド以外のことにもチャレンジしたい」という気持ちが芽生えてきました。変化の激しいIT業界をキャリアの軸に選んだ理由にもつながるのですが、私は性分として少し飽きっぽい部分があります。営業、開発、IT戦略とやってきて、次はビジネス全体を俯瞰(ふかん)して考えられるようになりたいと思い、イグニション・ポイントに参画しました。

――入社から1年弱が経過して、その思いは達成されていますか?

森本:本当に転職してきて良かったと思っています。この1年でクラウド関連の案件はほとんど関与していません。常に新しいチャレンジで、ITやDXという文脈の中でビジネスの変革や新規事業の創出にも携わりました。対社内でも、制度作りや採用、教育にも関わっていて、全部盛りの日々を送っています(笑)。

――ありがとうございます。平田さんのキャリアについてもお聞かせください。

平田:新卒でアクセンチュアに入社して、2社目としてイグニション・ポイントに転職したのが2022年6月です。前職では主に官公庁をクライアントとして、DX推進やシステム構想策定、PMOなど幅広い経験を積んできました。

最初にアクセンチュアを選んだ理由は、「いちばんしんどそう」だったこと。最速で成長したいと思っていたので、厳しい環境を選んで入社しました。実際に、コンサルタントとしての基礎から、クライアントを変革に導くためのスキルや視座の高さはかなり身に付いたと思います。

成長環境もあり周りのメンバーにも恵まれていたのですが、たまたま大学の友人からの紹介でイグニション・ポイントのことを知りました。特にデジタルユニットは、それまで培ってきたITコンサルティングの知見も生かしつつ、事業開発やビジネスに直結する支援ができる。会社自体も成長フェーズなので、より経営に近いところで挑戦できると思い、転職することを決めました。

――領域を広げたかったというのはお二人とも共通ですね。大企業からの転職という点において、不安はありませんでしたか?

平田:ゼロではありませんでしたが、誤解を恐れずに言えば現在のイグニション・ポイントは「安全に挑戦できる環境」だと思っています。完全なスタートアップフェーズではないので、ある程度しっかりした土台の上で、さまざまなことにチャレンジできる。非常にバランスのいい状態だと言えるのではないでしょうか。

森本:同じ感覚ですね。顧客網や制度も一定以上整っていますが、さらに伸ばしていくとか、改革していくところに携わることができますから。もちろん新しい事業を創ったり、がらりと社内が変わったりすることもありますが、それは自分自身が望んでいたことですし、むしろウェルカムです。

平田:いい意味で野心を持っているメンバーが多いですし、会社としても意欲的に成長しようとしているので、キャリアとしても人生経験としても非常に良い時間を送れていると思います。 description

見据えているのはDXのさらに先。デジタルの力を活用し、社会全体を変革させる

――デジタルユニットの提供しているサービスについて、概要や特徴を教えてください。

森本:我々は形の決まったパッケージやソリューションを持っていません。クライアントの課題に合わせて非常に幅広いサービスを提供しているので、一言で説明するのが難しいですね。

「デジタルやイノベーションを軸として、既存事業の高度化と新規事業の創出という両側面を支援している」というのが、全体をカバーしたご紹介になるでしょうか。その中で、必要なことは全てやるというスタンスです。

平田:現代のビジネスにおいては、事業変革も新事業創出もデジタルは切っても切り離せないので、デジタルというユニットの中でさまざまなプロジェクトが動いています。

――企業変革全体にコミットするということだと思いますが、貴社内の他のユニットとはどう役割分担しているのでしょうか?

森本:分かりやすいのは入口のテーマですね。組織人事領域に課題がある企業さんからはワークデザインユニットに、ビジネストランスフォーメーションや事業戦略ならストラテジー、ファイナンスの知見を生かしたコンサルティングならバリューインキュベーションと、それぞれの部門に相談が来ます。デジタルユニットは、デジタル技術を活用した変革や事業創造という文脈でスタートするわけです。

ただ、そこからクライアントの課題を深掘りして上流にさかのぼっていくと、領域が広がってクロスするポイントが出てきます。そうすると、他のユニットと協業しながら提案・デリバリーを進めることになります。私自身、入社して1年弱ですでに3、4件ほどクロス案件を経験しました。

平田:大手のファームだとかなり厳密にチームが区切られていることが多いですが、当社はあえて重複しながら進めています。その方が個人の成長にもつながりますし、これだけ複雑化した社会において一つの領域だけの知見で企業や業界を変革することは不可能だからです。

森本:「業界」というワードが出ましたが、一企業にとどまらず業界全体、社会全体の変革を目指していることも我々デジタルユニットの特徴です。経済産業省の「DXレポート2」によると、デジタル化には3つのフェーズがあるといわれています。一部の業務や物理データをデジタル化するデジタイゼーション、業務プロセスをデジタル化するデジタライゼーション、そして製品やサービス・ビジネスモデルを変革するデジタル・トランスフォーメーションです。

我々はこれらの3つのフェーズももちろん支援していますが、見据えているのはさらに先にあるフェーズ4、つまり社会や業界全体をデジタル化する「デジタル・イノベーション」です。デジタルを駆使して社会課題を解決し、この世の中にイノベーションを生み出す。そのために、プロセスではなくアウトカム(成果)にまでコミットしていますし、社会全体の変革に向けて自治体や業界団体とのプロジェクトにも積極的に取り組んでいます。 description

この社会に、変革とイノベーションを

――今のお話にあった「社会全体にイノベーションを起こす」ようなプロジェクト事例をご紹介いただくことはできますか?

平田:東京都のプロジェクトで、新事業創出のプラットフォーム運営を我々が支援しています。都としては2030年にスタートアップ創出量で世界5位を目指しており、その一環としてのプロジェクトです。

自治体の案件なので入札に参加したのですが、プラットフォームの構築や運営の知見に加え、新規事業×コンサルティングを強みとしていることが選ばれた理由だと考えています。イグニション・ポイントは事業創出のアドバイザリーだけでなく、自社でプロダクトやサービスも開発していますから、そのノウハウを使って提案できるところが刺さったのではないでしょうか。

すでにそのプラットフォームは完成して、順調に稼働しています。現在は、スタートアップを立ち上げたい人たちに対して「事業アイデアを作る」ところから「事業計画に落としていく」一連のプロセスで伴走支援しています。

――まさに社会を変革していくプロジェクトですね。森本さんの担当された事例についても教えてください。

森本:私はどちらかというとデジタル領域ど真ん中の案件が多いのですが、特徴的だと思うのは未来社会を予測しながら要件を整理していくスタイルです。イグニション・ポイントグループにはSI事業を行うグループ会社もあり、密に連携しているため、要件定義や設計を行った後はそちらへバトンを渡すことも多いです。我々デジタルユニットの主な役割は、その前段ということになります。

3、4年後の市場環境やビジネスの状況がどうなっているかを予測するのはかなり難しく、同時にやりがいを感じるところでもあります。私も以前はSIerにいたので分かりますが、そういう領域を専門にやっていくチームがなかったり、あったとしてもコア事業領域ではないため十分に成熟していなかったりするので、うまく連携を取りながら力を合わせて進めています。

――なるほど。デジタル領域のプロジェクトであっても、ビジネスや社会全体を俯瞰(ふかん)して捉える力が求められるということですね。他に、前職までと比較して貴社ならではの特徴などはありますか?

平田:先ほども少し触れましたが、コンサルティングだけでなく自社サービスを展開しているところはやはりポイントだと思います。実体験に基づく支援ができるので、説得力が違う。私も今、間接的ではありますが自社事業にも携わっています。

自社事業から得た知見をコンサルティングで活用することができるし、もちろんその逆もあり得ます。その好循環を1フロアで、face to faceで生み出せることがイグニション・ポイントの強みになっているのではないでしょうか。 description

あらゆる面で背伸びをしながら、自分自身の幅を広げていく

――ありがとうございます。お二人は今シニアマネージャーという役職で、自社の組織づくりも担う立場だと思いますが、これから入ってくれる人にはどんなことを期待しますか?

森本:自分を制限している枠を取り払えることがうちの良さだと思うので、大手のファームでくすぶっていたり、何かを変えたいと苦しんでいたりする人に来てほしいですね。企業や組織の枠組みに所属していると、「この枠の中で考えろ」と言われることが多いと思います。もちろん個人の意思は重要ですが、一人の力だけで組織の力学を変えていくのは簡単ではありません。

イグニション・ポイントは、これまでご紹介した通り横にも縦にもフレームがない環境です。もう一度自分に火を付けたいという方はきっとその思いを遂げられるし、会社にとっても即戦力になってくれるでしょう。

平田:ある程度自分の役割が見えてきてしまい、「もっと背伸びしながら成長したい」と感じている人は少なくないのではないでしょうか。イグニション・ポイントであれば、あらゆる面で背伸びしながら自分自身の幅を広げ、さらに深掘りする経験ができることは保証します。

その上で、クライアントや業界に変革をもたらすことと、自社やユニットの成長にもコミットできるという人は大歓迎です。自分の頭で考えながら、変化に前向きに挑戦したい人はぜひお越しください。

――お二人も、前職で成長が鈍化してきたと感じるタイミングがあったのでしょうか?

平田:ありましたね。コンサルタントの4、5年目で一回目の壁が来て、あとはマネージャーになってしばらく経ったタイミングでもう一度来たという感じです。

森本:完全に同意見ですが、それによって異動や転職を考えるべきかどうかというと、そこは人それぞれだと思います。「この役割ならできる」と自信を持って仕事に向き合う方が心地いいという人もいるでしょう。

ただ、私の場合は「できることの証明」にあまり興味がないので、そうなると熱が冷めて成長スピードが鈍化してしまいました。私のようにちょっと飽きっぽいとか、常に新しいことに挑戦していたいという方にとってイグニション・ポイントは最適な会社です。いくらでも挑戦できるし、成長できる。もし「自分はそういうタイプだ」という方がいれば、一度お会いできるとうれしいですね。 description

コラム作成者
Liiga編集部
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