クライアントの新規事業創造を支援するか、自社事業やジョイントベンチャーに経営者として参画するか
2023/07/20

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戦略領域のコンサルタントとして、クライアントの新規事業創造を支援する一方で、自社事業やジョイントベンチャーの経営陣としてビジネスにコミットする機会も豊富にある。「ゆたかな人生のきっかけを」を理念に、社員の多方面な活躍を推奨するカルチャーのため、副業やサイド起業などで自分自身のやりたいことに自由に挑戦することもできる。そう聞いて高揚する気持ちを抑えられないという人にお勧めしたいのが、イグニション・ポイントのストラテジーユニットだ。

学生時代にスタートアップを経験し、新卒で同社に入社した沼田直実氏と、大手外資系ファームを経て転職してきた藤澤厚太氏の両名に、ここにしかない成長環境について話を聞いた。

〈Profile〉
写真左/沼田 直実(ぬまた・なおみ)
シニアコーディネーター(元ストラテジーユニット シニアコンサルタント)
2022年に東京大学経済学部経営学科を卒業後、現職。大学在学中に、AR・製造業・SaaSなどさまざまな領域のシード~シリーズAフェーズのスタートアップでのインターン経験を有し、自身もオンラインコーチングサービスの0→1の事業立ち上げに従事。コンサルティングでは、新規事業立ち上げのための市場調査・競合調査・課題抽出・事業企画支援などの経験を有す。
写真右/藤澤 厚太(ふじさわ・こうた)
シニアコンサルタント
2020年に早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業後、外資系コンサルティングファームに入社。BX/DX案件をクライアントとともに伴走支援した経験や新規事業開発/PoCを支援した経験を持つ。2022年イグニション・ポイントに転職、現在に至る。

※内容や肩書は2023年7月の記事公開当時のものです

事業領域も組織の規模も、全てが自己成長に“ちょうどいい”

――まずはお二人の入社動機とこれまでのキャリアからお聞かせください。

藤澤:新卒で入社したのは大手外資系ファームです。私自身のキャリアビジョンとして「人や組織の可能性を最大化して社会に貢献する」ことを掲げていたので、当初からコンサルティング業界を志望していました。2年半ほどそこで経験を積んだ後、2022年にイグニション・ポイントに転職してきたという経歴です。

前職では主に、業務改善や品質改善といったコンサルティングに従事していました。承認プロセスを効率化するとか、製品の回収率を下げるといったプロジェクトですね。それはそれで価値のある内容だとは思うのですが、私としては新しいビジネスや戦略を生み出す領域に挑戦したかった。そこで、新規事業創造に強みを持ち、自社組織そのものの成長にも貢献できる規模であるイグニション・ポイントへの転職を決めました。

沼田:私は藤澤さんと逆で、元々はコンサルタントになるつもりはなかったんです。学生時代から社員数が2、3人のスタートアップで働いていて、プロダクト開発からマーケティング、営業、アフターフォローまで幅広く事業作りを経験していました。その会社にそのまま入社するつもりだったのですが、たまたまイグニション・ポイントからスカウトを受け取り、自社事業とコンサルティングの両輪を回していることに魅力を感じて、入社することを決めました。

一般的なコンサルファームは、ビジネスパーソンとして特定のスキルを早く身に付けるには良い環境だと思います。ただ、理論が先行しすぎると偏った人材になってしまう危険もあるのではないでしょうか。実行フェーズのことを考えきれていない状態で戦略立案してしまう、あるいはリスクを検討しすぎるあまり実行スピードが低下することも懸念点でした。

イグニション・ポイントは頭で考えることと手を動かすことを両輪で、かつ超高速で推進していくので、私にとってはベストな環境だと感じています。歯車として存在することが求められないサイズ感だということもポイントですね。本当に、全てがちょうどいいんです。

藤澤:たしかに、前職はグローバルで百何十カ国に拠点がありましたし、組織も制度も出来上がっていました。しかし当社であれば、新しい仕組みを自分で考えて、提案して、作っていくことができる。自分がリードしながら組織を変革していけるので、その点も非常に面白いですね。 description

わずか2年目でジョイントベンチャーのCOOに

――イグニション・ポイントへの入社後は、どんな仕事を担当してこられたのでしょうか?

沼田:入社から1年強はストラテジーユニットに所属して、大きく2つのプロジェクトを担当しました。1つは製薬企業の新規事業支援。半年ほどかけて、国への売り込みやアライアンス提携を進めていきました。

もう1つは、二酸化炭素の排出量を可視化するプロダクト作りの支援です。コンセプト作りや事業構想の立案段階から入らせてもらい、そこが固まった後は事業計画に落とし込んでKPIを設定するところもサポートしました。最終段階としてはオペレーションや業務設計まで支援しまして、3カ月ごとに全く違う動きをしながら新規事業を作り上げてきたイメージです。まさに頭で考えて手を動かすところまで一連の流れを担当できたので、個人的にはとても貴重な経験になりました。

ただ、やはりコンサルティングですから、私たちの役割はあくまでも外部からの支援です。現実的に事業を形にしていくのはお客さまなので、「私はこのままでいいんだろうか」と思う部分もゼロではありませんでした。要は、私が入社前に懸念していた“コンサル脳”になっているのではないかという、健全な危機感を抱いたわけです。

現場から離れて高みの見物をしていてはいけない、リスクを取らない安住の地にいてはいけない。そう考えて、2年目の春に当社の「CXOチャレンジ」という制度に応募しました。コンサルティングを通して身に付けた自分の力を、実際の経営の場で試してみたかったという思いもあります。

今はイノベーション事業本部に異動して、ある大手企業とのジョイントベンチャーを立ち上げるための準備を進めています。2024年4月には新会社を設立する計画で、その後はCOOとして営業戦略も組織のビジョン作りも広く担当していく予定です。

――「CXOチャレンジ」の制度について、少し解説していただけますか?

沼田:いろいろな形があるのですが、経営者としてのキャリアパスに挑戦したい社員が社内の新規事業の創造や企業運営にチャレンジできる制度です。決定プロセスはさまざまで、自分で事業内容を考えて経営陣にプレゼンする方もいますし、私のように公募の末、ジョイントベンチャーの経営人材として事業をドライブする役割を任せてもらう方もいます。

――“コンサル脳”になっていたという危機感について、当初からコンサル志望だった藤澤さんから反論はありますか?

藤澤:反論はありません(笑)。私自身も両方のスキルや経験が必要だと思っていますし、いずれ自分で事業を運営することも視野に入れています。

ただ、沼田さんは学生時代からスタートアップに飛び込んでいて、その行動力は率直にすごいと感じます。何%の人がその選択肢を取れるんでしょうか。私はどうしてもリスクヘッジする選択をしがちなので、コンサルタントとしてビジネスの全体像を学びつつ、動き出すタイミングを見計らっている状態です。最終的には両方経験するにしても、順番や進め方は人それぞれなのかなと思います。 description

未来を先読みする力を磨く

――藤澤さんの仕事内容についても教えてください。

藤澤:ストラテジーユニットは戦略領域や新規事業の案件が多いのですが、私がこれまでに担当した2つのプロジェクトも、新規事業案件です。機密情報が多くて詳しくお話しすることはできませんが、1つ目は大手メーカーがクライアントで、新しくデジタル上でサービスを生み出すための戦略立案に関わらせていただきました。2つ目のプロジェクトも、既存事業から少し離れた新規事業の立案です。

――前職と比べて、プロジェクトの内容はだいぶ変わりましたか?

藤澤:やっている内容は大きく異なります。新しい挑戦をサポートするので、考え方も進め方も違いますね。ただ、これは特に現在大手ファームにいらっしゃる方に伝えたいのですが、コンサルタントとしてのベーススキルはこれまで通り生かすことができます。

ロジカルシンキングや資料の作り方、未来を見据えて今の動きを決めていくアプローチ。こういったスキルはどちらも共通して必要なので、想像していたよりはスムーズに業務に入れたと思います。あとは、新規事業に必要な考え方や知識を積極的に習得しつつ挑戦していくだけですね。

――どうやって新たな知識を身に付けていくのでしょうか?

藤澤:個人的に書籍や学術書から学ぶ他に、社内で若手の有志が集まって新規事業の研究会も実施しています。経験の長い先輩たちにヒアリングしてナレッジを整理したり、過去のプロジェクトを参照しつつ模擬プロジェクトに取り組んだり。実践的な内容が詰まっているので、実際の仕事にも還元できていると感じます。

――イグニション・ポイントに入ってから最も成長したのはどんなところだと思いますか?

藤澤:ある程度未来を予測できるようになってきたかなとは思います。学んだ知識や経験を基に、「この事業をこのまま進めるとこういうボトルネックが出てきそうだな」「であれば今からこういうタスクに取り組んでおいた方が良さそうだ」と、未来を先読みした提案ができるようになりました。

沼田:前提として、新規事業に関するプロジェクトや企業経営は、一つとして同じ内容のものはありません。毎回新しいチャレンジではありますが、抽象度を上げて考えればある種の共通項が見えるというか、「今はここが重要な論点だ」というのが読めるようになってくる感覚はありますね。 description

自分自身のキャリアビジョンを達成するために、本業にも副業にも全力を尽くす

――今後の目標をお聞きしたいのですが、沼田さんは新しく立ち上げるジョイントベンチャーでずっと役員としてリードしていくのでしょうか。それともある程度形になったら引き継いでまた新しい事業を立ち上げることになりますか?

沼田:COOとして事業のPL責任を負うわけですから、まずはしっかりとビジネスを成立させて、グロースさせる責務があると思っています。その後のことは、当面の目標を達成してから改めて考えるつもりです。

0から1、1から10をやって、やはりそこが好きだと思って次のビジネスに移るのか。それとも10から100や1000にしていくという新たな目標が生まれるのか。やってみなければ分からないこともたくさんあるので、そういう生き方もありなのかなと考えています。

――なるほど。藤澤さんの目標についても教えてください。

藤澤:私も、今この環境でできることを、自分の中で最大限やりながら実績を作っていくことが目標です。その先に自分がどうなっているのかは私も分かりません。

具体的な内容を少し補足すると、当社は副業も認められているので、同時並行でさまざまなことに取り組んでいきたいとも思っています。冒頭で「人や組織の可能性を最大化する」ことが個人のビジョンだと申し上げましたが、その実現に向けて、コンサルだけでなく副業でコーチングをやっているんですよ。

今後もそれは継続していくつもりですし、さらにもう1つの柱として地方創生にも注目しています。私は地元が長野でして、人口が減っている現状も間近で見ているので、そういった課題の解決にも取り組みたいですね。この分野はイグニション・ポイントの中でやれる可能性も十分あるので、会社の中でやるか外でやるかも検討しているところです。

沼田:バイタリティに溢れている人が多い会社ですよね。ご自身でキャンプ場を運営している人もいますし、宇宙が好きだから宇宙関係のスタートアップを立ち上げたという人もいます。

藤澤:本当にそうですね。実際にビジネスを運営しているメンバーから、それぞれの事業における課題やポイントを聞くこともできるので、それも当社ならではの魅力です。

――今後という意味では、どんな人にストラテジーユニットに来てほしいですか?

沼田:やはり0から1を考えることが好きな人がいいですね。逆に、型に沿って何かをやりたいというモチベーションが強すぎる人には向かないかもしれません。常に自分の頭でどうすればいいかを考えることが求められるので、飽くなき探求心や知的好奇心を持って、クライアントと一緒に向き合っていける人が活躍できると思います。

藤澤:すでにコンサルタントとして働いている方には、「コンサルタントとして本当にやりたいこと」をもう一度考えてみてほしいですね。私は大手ファームに在籍していましたが、環境は整備されていて待遇も良く、どんどんホワイト化が進んでいる状況でした。

しかし、それで本当に価値あるコンサルティングができているのだろうかという疑問が、どうしてもぬぐえなかった。周囲にも、「新しい挑戦を支援したいのにやっている仕事はシステム導入だ」と言って悩んでいる人は多かったですね。そういったモヤモヤを少しでも抱えているなら、一歩踏み出していただきたいと思います。

沼田:自分はまだまだ挑戦できるんじゃないか、もっとこんな風に成長できるんじゃないかと、くすぶっている人はきっと大勢いますよね。言い方が適切かどうかわかりませんが、イグニション・ポイントは心理的安全性がある程度確保された状態で、多くのことに挑戦できる環境です。この両方を兼ね備えた会社はなかなかないと思うので、何かしら引っ掛かりを感じている方は、ぜひ当社への入社を検討してみてください。 description

コラム作成者
Liiga編集部
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