経験の幅、人とのつながり、裁量権……。ストラテジーテックには、欲しかった全てがそろっている
2023/11/07

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少数精鋭のファームでありながら、各インダストリーの名だたる大手企業をクライアントに抱えるストラテジーテック・コンサルティング。今、最も勢いのあるファームの1つとして注目されている同社には、やりがいと成長を求めて大手ファームから続々とコンサル経験者が集う。シニアマネージャーとして事業部を引っ張る渡邉類氏もその1人だ。転職によって充実した毎日を過ごすことができているという渡邉氏に、同社で働く魅力について話を聞いた。

〈Profile〉
渡邉類(わたなべ・るい)
ストラテジー&コンサルティング事業部シニアマネージャー
慶應義塾大学卒。2017年、株式会社シグマクシスに新卒入社し、航空、通信、商社、海運業界などを担当。PMOからBPR、営業戦略まで幅広い案件を手がける。2022年、ストラテジーテック・コンサルティングに参加。新規事業の開発支援・実行、企業のデジタル・トランスフォーメーション支援などを行っている。

※内容や肩書は2023年11月の記事公開当時のものです。

幅広いチャレンジとメンバー同士のつながりを求めて

――これまでのキャリアと貴社への入社動機からお聞かせください。

渡邉:新卒で入社したのは、日系コンサルティングファームのシグマクシスです。主に航空業界を中心に担当していました。おかげさまでクライアントにも評価をしていただけたのですが、このファームで長くやっていくビジョンが見えず不安がありました。それもあって、ちょうどストラテジーテックとご縁がつながり、思い切って飛び込んできた、という流れです。

――ビジョンが見えなかったというのは?

渡邉:規模の大きなファームはどこもそうだと思うのですが、社風がドライと言いますか、同僚も仲間というよりどちらかというとライバル関係。そうやって切磋琢磨することの良さも分かるのですが、自分としてはもうちょっと愚痴を言い合ったりして、ウェットに働きたかったんです。

あとは、その後のキャリアが見えてしまったのもあります。特に若手の場合は1つの業界や1社のクライアントと太いパイプを作り、継続的に仕事を発注してもらうことが重要です。当時、私は航空が中心だったのですが、今以上にステップアップしていくには完全に航空業界の専門家にならなくてはいけない。自分としてはもっといろんな業界や案件に触れたいという気持ちが強くて、幅広いチャレンジをするために転職を考えるようになりました。

――実際、ストラテジーテックに来ていかがですか?

渡邉:まず、社内に友達は増えました(笑)。同僚と仕事の終わりに飲みに行ったり、土日に一緒にサーフィンに行ったり。業務以外のつながりが増えて、居心地の良さを感じています。あとは経営層とも距離が近くて風通しがいいことも魅力です。社長、副社長、取締役、そして私の4人で麻雀することもあります。大手ファームだとありえないですよね。

仕事の幅についても、転職してから1年半で業界の違うクライアントを5、6社ほど担当させていただき、案件内容もそれぞれ違う。多様な経験ができていると思います。

――仕事の幅を求めることで、逆に専門性が薄まることはないのでしょうか?

渡邉:アウトプットの合格点を仮に80点とした場合、ここでいう専門性はあまり必要ないと思っています。中期経営計画の策定、新規事業の開発支援、IPOとなんでもいいのですが、課題を発見して構造化し、解決のためのアプローチを描いて経営層の意思決定を取り付ける、そうしたスキルはテーマが違っても同じだからです。

コンサルタントという仕事は、基本的には汎用スキルで戦っていく仕事だと捉えています。残りの20点分の専門性は、都度、案件に応じてキャッチアップしていくイメージですね。 description

自分の強みである「議論を引っ張る力」を存分に発揮

――ご自身の強みはどこにあるとお考えですか?

渡邉:今は環境にも恵まれて、一度案件に入れば継続して依頼を頂けています。セールスポイントを挙げれば、議論を引っ張る力。とにかく議論を前に進めて、終わる頃には出席者の合意を得てしっかり意見をまとめる。これはもともと私が相手の懐に入っていけるキャラクターだからというのもあるかもしれません。

――ストラテジーテックで働いて良かったと思う点はどんなところですか?

渡邉:やはり経験の幅が広がったことでしょうか。それまで手がけたことのなかった案件、例えば研究開発部門のプラットフォームの構築、ロシアとウクライナの問題が起きたことに端を発する経営指標検討など、さまざまなインダストリーのユニークな案件に関わることができています。おかげで自分の中の引き出しは確実に増えました。

これは弊社の特色の1つだと思いますが、コンサルティングチームのほかに、営業専門のチームがあって、彼らの営業力がすごい。各インダストリーの上位企業に積極的にアポイントをとってどんどん売り込んでいきます。実際、われわれのファームの規模で各インダストリーに大手クライアントを65社以上も持っているのは、営業チームの営業力、そしてコンサルチームの提案・実行力が融合しているからにほかなりません。これは他社には真似できないと思います。

――純粋に、仕事は面白いですか?

渡邉:面白いですね。もちろん私の場合は役職が上がって自由度が増したからという側面はありますが、しっかりクライアントをグリップできていれば、若いうちから大きな裁量を持って働くことができる。これもこの会社の魅力だと思います。

――特に印象深い案件があれば教えてください。

渡邉:企業の未来像を一緒に考える案件は面白かったですね。金融や小売などさまざまな業界のクライアントと、ブロックチェーン、メタバース、量子コンピューターなど今後注目されるテクノロジーが実現した時、業界はどんなビジネスプロセスになっているか、人々の生活はどうなっているかのIfストーリーを考え、そのために自社がどんなビジネスモデルを今後作り上げる必要があるかを考えていきました。

業界横断的に考えなければならないし、頭の柔らかさや、人や社会に対する理解の深さも求められます。非常に難しくもあり、面白くもある案件でした。 description

若手も戦略案件に参加できる。報酬面も期待

――渡邉さん以外にも、ストラテジーテックに参画するコンサルタントが増えています。皆さんどういった動機で移籍されているのでしょうか?

渡邉:大手ファームにいたメンバーに聞くと、やはり組織が大きいのでしがらみもあり、裁量権がなかなか持てない。そこにフラストレーションを抱えていた人が多いようです。うちの場合はかなり自由にやれます。若手でも戦略案件に携わることもできるので、そこにチャレンジしたいという人も多いですね。あとは、付け加えるなら報酬面でしょうか。

――報酬はかなり期待できると思っていい?

渡邉:仕事ができる人であればそう思います。自分の売上高に準じたインセンティブなので、普通ではちょっと考えられないレベルの報酬をもらっている方もたくさんいます。

――ご自身の今後の目標をお聞かせください。

渡邉:今は新規事業を手がけることが多いのですが、進め方にはいわゆる定石がありますよね。ニーズを洗い出し、競合を調べ、ターゲットを設定し、ペルソナをつくり、サービスをデザインする。それで問題なく仕事は進んでいくのですが、実はちょっと違和感もあって、「このアプローチでスマートフォンは生まれるのだろうか」と考えてしまうんです。

真に価値のある革新的なサービスは、定石のやり方では生まれないのではないか。だとすると、やり方を変える必要があるのかもしれません。

私はもともと大学で哲学を学んでいたのですが、例えば人間が本質的に求めているものは、自然との触れ合いや他者とのコミュニケーションであるという学説があります。コンサルティングにおいても、そうした学問的な知見に基づいたアプローチをしていけないだろうかと考えています。

まだまだ勉強不足で私自身の知見を深めていかなくてはなりませんが、最近も消費社会論の理論書など古典を中心とした書籍を通じて社会に対する理解を深めるように努めています。 description

オーナーシップを持って仕事に当たってほしい

――どんな人と一緒に働きたいとお考えですか?

渡邉:これはいつも言っているのですが、オーナーシップを最も大切にしています。タスク1つからプロジェクト全体に至るまで、俺がやらないで誰がやるんだという気概を持って仕事に当たれる人。そういう人は、分業体制を超えて付加価値を出そうとするので、アウトプットの品質にもとことんこだわって進めてくれるでしょう。

―――最後にメッセージをお願いします。

渡邉:皆さん、自分の次のキャリアを真剣に考えているところだと思います。ただ、自分なりのキャリアゴールって、実はある程度仕事ができるようにならないと見えてこないという側面もありますよね。

だからまずは目の前の仕事を一生懸命に打ち込むことが重要で、そうする中で自然とチャンスも生まれ、自分らしいキャリアゴールも見えてくるのかなと思うんです。そう考えると、深く悩みすぎずに思い切って飛び込んでみるという選択肢もあっていいのではないでしょうか。

あとは私自身、座右の銘にしているのですが、「革命家たらんよりはまず求道者たれ」という言葉。この国を良くしたいとか、クライアントのビジネスを何倍にも大きくしたいとか、とにかく大きな事を成そうとするのであれば、おごらず、自らの足元を見つめながら一歩一歩進む。そうやって人に信頼されることが重要で、まずはそこから一緒に始めませんかとお伝えしたいですね。 description

コラム作成者
Liiga編集部
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