グローバルファーム出身の役員が解説、「成長意欲の高い20代にクーリエを勧めたい理由」
2024/01/10

sponsored by クーリエ description

クーリエの快進撃が止まらない。2011年の創業以来運営している介護施設検索サイトは、月間1200万PVと業界トップシェアを誇っており、この超高齢社会においてはすでに不可欠なインフラになっていると言えるだろう。さらに2023年11月には介護業界初となる⼤規模アワードを開催、全国のクライアントや行政機関、ヘルスケア産業でサービスを展開するメーカーなど、会場にはおよそ300名が来場し、同日には新サービスのローンチ発表も行われた。第2、第3のビジネスも順調に育ってきているが、この躍進は決して偶然でも幸運でもない。

なぜクーリエでは高確率で新規事業を成功させることができるのか。そして多様なバックグラウンドを持つハイクラス人材が、今続々と参画している理由とは。田之畑聡氏と竹内大智氏の両名に話を聞いた。

〈Profile〉
写真左/田之畑聡(たのはた・そう)
執行役員
東京大学工学部卒業後、アクセンチュア株式会社に入社。メーカー・サービス関連へのSI、PMI、ECサイト構築、チェンジマネジメントなど幅広く担当。一度株式会社レノバに転職し、新規事業のマネージャーとして幅広く事業化を実施した後、アクセンチュアに復帰。プリンシパルディレクターとして、主にデジタル関連コンサルティングを担当する。2023年株式会社クーリエに参画し、執行役員に就任。
写真右/竹内大智(たけうち・ひろあき)
Vice President of Business Development
東京大学工学部卒業後、ローランド・ベルガーの経営コンサルタントとして、ビジネスデューデリジェンスや中期経営計画策定、事業再生などに従事。その後、アンカー・ジャパン株式会社に転職し、AV機器領域のプロダクトマーケティングや直営店事業統括を経て、組織戦略本部長に就任。経営企画、人事、経理、データ戦略など、組織の運営基盤の構築に貢献した後、株式会社クーリエに参画。

※内容や肩書は2024年1月の記事公開当時のものです

なぜコンサルティングファームから事業会社なのか

――まずは田之畑さんのこれまでのキャリアからお聞かせください。

田之畑:新卒ではアクセンチュアに入社して、戦略立案からIT領域まで幅広く経験してきました。一度ベンチャーに移ってまたアクセンチュアに戻り、その後2023年9月にクーリエに入社しています。最初に転職したのは、コンサルティングワークの中でベンチャー企業を担当することがあり、クライアントの取締役が皆さん30代でありながら経営者としての実力が高く、自分自身もベンチャーに身を置いてみたいと思ったことがきっかけです。

イメージ通り楽しくやれていたのですが、個人的な事情やアクセンチュアからの誘いもあって復帰することになり、そこからまた10年と少しコンサルタントとして働いていました。キャリアも半分を過ぎ次の半分のキャリアをどう過ごすかと考え出したということと、アクセンチュアでもある程度やりきったところで、再度ベンチャースピリッツに溢れる状況に身を置きたいと考え、クーリエに移ってきたという経緯です。

――なぜクーリエを選んだのでしょうか。

田之畑:以前ベンチャー企業を経験した時も、意思決定のスピード感やどんどん組織が成長していくダイナミズムに大きなやりがいを感じていました。それで今回もベンチャーがいいなと思っていたのですが、社会貢献性、企業自体の成長性、マーケットの伸び、組織文化や在籍している方の人間的な魅力などさまざまな要因でクーリエに決めました。

また、これは完全に私自身の志向性の話ですが、B2B2C的な事業よりは、直接的にお客さま顔が見えるサービスに関わりたかったということもあります。クーリエは介護というまさに社会貢献ど真ん中のサービスですし、B側もC側もお客さまの顔が直接見られるという意味で非常にやりがいがあると感じ、2023年の9月に参画させてもらいました。

――竹内さんはなぜクーリエに転職したのでしょうか?

竹内:経歴からお話しさせていただくと、新卒で入社したのは戦略ファームのローランド・ベルガーです。中期経営計画の策定や事業再生、ビジネスデューディリジェンスなどの領域で経験を積み、次は外資系の事業会社に移ってプロダクトマーケティングや経営企画を担当していました。

両社で幅広く経営に関するスキルや知見を身に付けてきたのですが、唯一経験できていなかったのが0から事業を立ち上げてグロースさせていくところです。そこにチャレンジできそうで、かつ高いポテンシャルを持った会社ということで、クーリエを選びました。

現在は既存事業のオペレーションも一部見てはいますが、大半は新規ビジネスの立ち上げに携わっています。 description

トレードオフ思考からの脱却、「両立」を考え抜いて新しい価値創出を

――お2人ともクーリエ以外の事業会社もご経験されていますが、比較してクーリエならではだと感じるのはどんなところですか?

田之畑:明確に、データドリブンなところですね。こう変えたい、こんな取り組みをしたい、何を話すにしても正確なデータから導き出した「なぜならば」という説得が必要になります。逆に言うと、データに基づいた合理性があればどんどんチャレンジできるということです。

竹内:そうですね。何がクーリエの強みかと言うと、データの量とその正確性です。世の中にあるウェブサービスの中でも、クーリエほどきちんと介護事業者の情報を取り扱い、それを基にビジネスを展開している企業はそう多くないでしょう。

既存事業もデータドリブンで伸ばしていますし、新規事業を立ち上げる際もデータに基づいて勝ち筋を見極めた上でスタートしています。博打のようなチャレンジではなく、狙いすました新規事業を展開できる。しかもクーリエは社内にエンジニアを多数抱えていますから、データ設計からエンジニアリングをやり切る技術力も保持しています。この力を応用すればさまざまな業界にアプローチできると思いますが、まだまだ介護領域でやれること、やるべきことはありますから、まずはここにトライしているという状況です。

さらに付け加えると、かなりスピーディーにデータを分析していることも特徴だと感じます。専門の分析チームだけでなく、営業メンバーもSQLを叩いてデータ分析する習慣が身に付いていますから。

日々の営業進捗でも、しっかりとデータを洗い出し、そこから加工して分析した上でアウトプットを出しているので、印象が介在する余地が非常に少ない。その分意思決定スピードも早いですし、実行まで持っていくリードタイムもとても短く、稟議に時間のかかる会社とは真逆です。

田之畑:決まるまでも早いですし、決まった後も早いですよね。

竹内:本当に。決まったならスタートするまでに時間を置く必要はないよねという感じで、実現可能なラインで最速を目指していくカルチャーです。

田之畑:内定をいただいた時に代表が「次はこういうことをやりたい」と言っていた話が、入社したら出来上がっていましたからね。内容を聞いた時は割と時間がかかるだろうと思ったんですが、入社時には立ち上がっていたので驚きました。ベンチャーですし、スピード感を持って経営していることはある程度想定していましたが、完全に予想以上です。

――田之畑さんはコーポレート部門を統括されているそうですが、具体的にはどのような仕事を担当されているのでしょうか?

田之畑:人事、経理、法務、ITなど、コーポレート全般を強化しています。企業としての成長スピードが早かったこともあり、事業と比較するとそれを支えるバックオフィスは整備すべきところが多い状況です。ただ、これは企業が成長期にある時は起こり得ることで、ある意味で当然のことではあります。コーポレートというチームで会社を伸ばすポテンシャルが大きいと前向きに捉えており、単純な裏方ではなく、事業を伸ばす攻めの要素として位置づけ直すために奮闘しているところです。

バックオフィス機能が整っているというのは、ガバナンスが利いている状態です。先ほどの話にもつながりますが稟議を挟むことが多くなり、一般的にはスピード感とトレードオフの関係になってしまう。そうならないように、セキュアかつ意思決定の早さを保ったコーポレート部門をつくろうとしています。

――バックオフィスを整備しつつ意思決定のスピードを保つポイントはどんなところだと思いますか?

田之畑:稟議を例に挙げるなら、その目的をブラさないことですね。世の中では、責任の分散や責任の移譲自体が稟議の目的になってしまっているケースが散見されます。そうではなく、クーリエにとって、あるいはお客さまにとって何がベストなのかを判断するためのプロセスを作り上げる。そういう観点を忘れなければ、トレードオフではない「迅速かつセキュアな」体制づくりが実現可能だと考えています。 description

ロジカルシンキングだけでは足りない。事業会社で「自ら解くべき課題を設定する力」を得よ

――これからのクーリエは、どんな会社になっていくのでしょうか?

竹内:加速度的に拡大していくフェーズだと捉えています。現在のクーリエには、0→1、1→10、10→100のビジネスが全てそろっている状態です。既存事業はコツコツ積み上げてきた地盤にてこを入れて、マーケティングを進めることで一気に100まで引き上げるビジョンの下で動いています。それだけでなく、成熟の一歩手前、つまり1を10まで作り込んでいる最中のビジネスもありますし、新たな事業の種も継続的に生み出しています。

既存事業が大きくなったらまた次に追いかける事業を立ち上げていくという形で、多層的に事業を伸ばしているので、まだまだこの先にスケールの可能性が存在していると思います。

――さらに成長スピードが加速していくクーリエにおいて、求められるのはどんな人材ですか?

田之畑:全員が目標に向かって一丸となって進んでいく風土なので、自分の役割を限定したり不要な壁を作ったりしない人がいいですね。実際に私が入社してからも「それは僕の仕事じゃない」とか「その仕事はあっちの部署の担当だ」とか言われたことはありません。企業として成長していく過程では色々なことが成熟していくと思いますが、そうしたカルチャーはなくしたくないと思っています。

能力ももちろん大切ですが、それ以上に、そういう仕事へのスタンスやカルチャーフィット、また事業への共感性を重視したいと思っています。それらがマッチしていれば、事業や組織の成長過程で「正解の存在しない状態」や「道筋が決まっていない状態」にぶつかっても、それぞれが自主的に思いを持って動くことで事業はドライブされていきます。

1人1人が課題を解決するためにプロアクティブに周囲を巻き込んでいくことで、技術や知識など、目的に応じて組織そのもののバリエーションが多様化し、組織の生産性向上にもつながるでしょう。クーリエの社会貢献性に共感してくれる方、あるいは全てを自分事として進めていくスタンスやデータドリブンでの意思決定などのクーリエカルチャーに興味のある方をお待ちしています。

もう1点だけ補足するなら、何かを回していたのではなく、何かを作り出した経験があるとさらにいいですね。結果的に失敗していても構いません。新しいことにチャレンジする経験を積んできた方は歓迎です。

竹内:たしかに、回すというのは決められたルールの中での動きになりますが、固定化された仕事に居心地の良さを感じる人はクーリエの環境には不向きです。現場で起こっている課題を直視し、放置することなくその都度最善の策を模索する必要がありますから。

急成長中の事業会社で活躍するためには、そうした経験を通じて「自ら解くべき課題を設定する力」を身に付けることが最も重要なのではないでしょうか。専門性を求めるジョブ型採用も積極的に行っていますが、必要があれば、与えられたジョブや役割を越えてでも挑戦することが求められます。むしろそうした状況を楽しめる方がいいですね。

――コンサルティングファーム出身のお2人から見て、事業会社で働く醍醐味はなんでしょうか?

田之畑:事業にコミットできる、事業成長が自分の成長やモチベーションに非常にプラスになるところが一番違うかなと思います。コンサルティング会社も、当然コンサルティングという事業にコミットしているわけですが、なかなかそういうことが意識できるポジションまで行くのには時間がかかると思います。一方で、物事を俯瞰的に見る能力や問題解決能力、キャッチアップ能力などコンサルティングに必要なスキルは結構早く身に付いたりもするので、それを活用して早く事業コミットしたい、かつ、成長スピードは緩めたくないという方にはお勧めです。

竹内:打席に立とうと思えばいくらでも立てる会社なので、若手の成長環境としてはかなりいいと思っています。マネジメント陣にはプロフェッショナルファーム出身のメンバーも多く、彼らと一緒に働くことがで得られるフィードバックも、ご自身の成長につながっていくでしょう。しかもクーリエは組織が3つのレイヤーしかないので、かなり近い位置で働くことができます。

積極的に新規事業にも投資していますし、組織の壁はなく意思決定も早い。若いうちから裁量権を持ち、なおかつ経験豊富なプロから学ぶこともできる。必ず成長の糧になるはずです。現職で「やりたいことに挑戦できない」感覚や、停滞感を持っている方がいたら、現在のスキルを生かしながら新たな環境にチャレンジすることを考えてみても良いと思います。実際にビジネスを動かすところに魅力を感じる方は、ぜひ一度話を聞きに来てもらえれば嬉しいですね。

田之畑:人生には、何度か大きな決断をするタイミングが来ると思いますが、個人的にはそういう時は絶対にチャレンジするようにしています。一番後悔するのって、チャレンジしない道を歩んで「あの時チャレンジしていたら…」と、現実に存在しない理想的な自分の未来を想像して悔やむことだと思っています。そういう後悔はずっと引きずってしまいます。しかしチャレンジしていれば、成功したらもちろんそれでいいですし、失敗しても、現実を見られるので納得して反省すべきところは反省し、また前を向いて進んでいける。だから私は、そういうタイミングが来た時にはチャレンジすることをお勧めします。

クーリエは、今日ずっと話してきた通りチャレンジする人を全力で受け入れる会社なので、そういう方にとってはきっと居心地がいいはずです。頭ごなしに否定することは絶対にありません。役職も立場も関係なく、お互いに意見を出し合いながらより良い会社、そしてより良い社会を築いていきたいと思っています。 description

コラム作成者
Liiga編集部
Liigaは、「外資就活ドットコム」の姉妹サイトであり、現役プロフェッショナルのキャリア形成を支援するプラットフォームです。 独自の企画取材を通して、プロフェッショナルが必要とする情報をお伝えします。