投資と経営とEコマース。全てのスキルを同時に身に付けられる環境は、forestしか見当たらなかった
2024/01/26

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「日本のモノを育み、世界を彩る」というミッションを掲げるforest株式会社。M&Aによって良質なプロダクトを抱えるブランドを譲り受け、蓄積されたECノウハウを活用して大きく成長させる“ロールアップ型ビジネス”を展開している。

2021年の創業ながらすでに38億円の資金調達を完了し、IPOも視野に入れているという。今、プロフェッショナルファームやPEファンド出身のメンバーが続々と集うforestの魅力とはいったい何なのか。播川直毅氏と福嶋優氏の2人に話を聞いた。

〈Profile〉
写真右/播川直毅(はりかわ・なおき)
ブランド投資部 部長
関西大学卒業後、新卒で丸紅株式会社に入社し、建設機械ビジネスのM&Aや事業会社の経営に関わる。その後、米国ミシガン大学へのMBA留学、PEファンドを経て、2022年7月にforestに入社し、現職。現在はM&Aのソーシングからエグゼキューション、PMIまでの業務を一気通貫で担当している。
写真左/福嶋優(ふくしま・ゆう)
一橋大学卒業後、新卒で住友商事に入社。その後、経営共創基盤にて戦略策定案件や企業再生案件などに従事した後、LINEへ転職しEC関連の新規サービス立ち上げから運営に携わる。2022年12月にforest株式会社へ入社。現在はM&Aのエグゼキューション業務を中心に活躍中。M&Aで承継したブランドのマネジメント業務も兼任している。

※内容や肩書は2024年1月の記事公開当時のものです

マーケットは伸びているのに、対応できる人材が世の中にいない(播川)

――播川さんはPEファンドからforestに転職してこられたと聞きました。まずはその理由からお聞かせください。

播川:PEファンドの前は総合商社でもM&Aを担当していたのですが、ゼネラリストなキャリアになっていると感じていました。投資のソーシングからM&Aのエグゼキューション、PMI、ハンズオンでの経営支援。業界の縛りがなく、柔軟にチャレンジできる素晴らしい環境であることは間違いないのですが、裏を返せば「専門性を磨くのが難しい」ということでもあります。私自身、ここが自分の強みだと胸を張れる領域がないことに課題意識を持っていました。

forestもM&Aから事業経営まで任せてもらえるという意味では同じですが、われわれはECに特化しています。投資の是非を判断するにせよ実際に経営するにせよ、EC関連の企業に関する高度な知見やノウハウが蓄積されているわけです。

これまで培ってきた会社経営やM&Aに関するスキルを生かせるし、ECに特化したエッジの利いたキャリアを築くこともできる。そう考えてforestへの転職を決めました。

――逆にECに限定してしまう不安などはなかったのでしょうか?

播川:それは全くありませんでした。小売業界にとって今やECは避けて通れないツールですから、マーケットはまだまだ伸びていきます。一方で、M&A×ECという軸で専門性を磨いている人は世の中を見渡してみてもまだあまりいない。ニーズはあるけれどプレイヤーがいないということは、自分自身の市場価値を高められるということです。

――プロフェッショナルファームで働く人の中には、PEファンドをキャリアのゴールに見据えている人もいると思います。その場所を飛び出すことを決めたきっかけなどはありますか?

播川:先ほどの専門性の話の他にも、2つのポイントがありました。forestは「Exitを前提としてないPEファンド」のようなビジネスを展開していますから、長期にわたってM&Aした後の会社の経営に携わることができます。もう1つは、まだ創業間もないこともあり、裁量を持って仕事ができることです。M&Aはどの企業にとっても重要な経営施策ですが、大企業だと案件に関与する人の数も多くなりますので、個人の裁量が限定的になるケースが多いと思います。

forestはまだまだこれからの会社なので、案件の数に対して常に人が足りていません。ここでなら、今まで以上に主体的にチャレンジできますし、自分の力を試すこともできます。ECに特化していることも含めて、私としてはこの転職を非常にポジティブに捉えています。 description

自分の判断で進める仕事と、新たにキャッチアップする知識。その両輪で、充実した日々を送っている(福嶋)

――福嶋さんのキャリアとforestへの入社動機も教えてください。

福嶋:私もファーストキャリアは総合商社で、取引先の審査やM&Aのエグゼキューション、グループ会社の経営支援などを担当していました。学生時代から経営に興味があり、多くの子会社を抱えながら経営者を育てていくイメージがあったことが商社を選んだ理由です。

4年ほど働いた後に経営共創基盤(IGPI)という企業再生を得意とするコンサルティングファームに転職しました。総合商社で実際に子会社の経営支援をする中で、率直に言って当時の実力ではバリューアップをやり切る自信がなく、自分自身の力不足を痛感したことがきっかけです。

IGPIは単なる戦略策定にとどまらず、BSやPL、キャッシュフローの知識など経営に必要なスキルを総合的に磨くことができ、また実行支援にも強みを持っていたため転職することを決めました。そこで数年間経験を積んだ後、次は外部からのアドバイザリーではなく主体的に自社事業を伸ばすポジションに就きたくて、LINE株式会社の新規事業を立ち上げる部署に転職しました。インターネットサービスに本格的に携わるようになったのはこの時からです。

そこからforestに参画した理由は、かなり播川に近いです。一貫して投資と経営と事業運営に興味があり、さらにLINEでECの面白さも実感していて、その全てを同時にやれるのはforestしか見当たりませんでした。LINEとヤフーが経営統合するタイミングもあり、2022年の12月にジョインしています。

――forestに転職して良かったと思うのはどんなところですか?

福嶋:まずは先ほども話に挙がったように、裁量権が大きいところです。今まで培ってきたスキルを生かしてかなり自由に動くことができるので、その分やりがいも大きいです。あとは、全く逆のことを言っているように聞こえるかもしれませんが、新しく学べることが多い点も魅力ですね。自分の判断でバンバン進める仕事と新しくキャッチアップする知識、この両輪のバランスが非常に良いと感じています。

――現在はどんな仕事を担当されているのでしょうか?

福嶋:M&Aのエグゼキューションと、譲り受けたブランドのバリューアップをどちらも担当しています。前者はまさにこれまでの経験が生きているところでして、相応の裁量を持たせてもらっています。もちろん会社として最終の意思決定をする時は経営陣の判断も入りますが、スタート時点で「このブランドを譲り受けるべきかどうか」「M&Aを実行するとしたらどういうスキームがいいか」といったことを考え実行に移していくのは私の役割になっています。

ブランド経営については、半年ほど前にお譲り受けした企業の運営に携わっていまして、売り主である元経営者の方やチーム内のスペシャリストから色々と学んでいるところです。具体的に言うと、楽天やAmazonのようなECモールでどうすればさらに売り上げを上げられるかといった戦術の部分ですね。ここはほぼ知識のない状態だったので、日々楽しみながら学ぶことができています。 description

幅広いバックグラウンドを持つメンバーと共に成長していく

――ECに特化している点が貴社の強みだということですが、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

播川:M&A後のバリューアップ施策において、経営企画や内部統制を強化するノウハウを持った買い手企業は沢山あると思いますが、トップライン(売り上げ)を伸ばせる機能を持った買い手企業はあまり多くないと思います。

forestには私たち2人のような投資側から来たメンバーもいますが、ECモール運営やデジタルマーケティング実務の経験を持つスペシャリストも多数在籍しています。M&Aの前段階からトップラインを伸ばすための具体的な成長戦略を立てられるというのは、間違いなく私たちならではの強みです。

福嶋:一担当者の視点では、実際にブランド運営する中で、お譲り受けするときに立てた仮説が正しかったのかどうかを確認できるところがいいですね。M&Aとバリューアップの実務を両方担当しているので、非常に解像度高く経過や結果を見ることができます。それによって、「じゃあ次のデューデリジェンスではこういう観点も大切にしよう」と、さらに仮説構築の精度が上がっていく。こうしたPDCAを回しながら、個人としてもチームとしても進化し続けています。

播川:そうした「小売りビジネスやECの勘所」が分かっているので、M&A未経験の方でもキャッチアップしやすいと思います。この点もECに特化しているからこそのメリットですね。

一般的な投資分析は財務諸表とマーケットに公表されているデータを中心に分析しますが、われわれはそれに加えてECモールの裏側までチェックします。例えばマーケティング観点だと、売り上げに占める広告費の比率、広告流入と検索流入の割合、ECモールのクリック単価など詳細を分析します。それによって非常に詳細かつ高精度な仮説を立てることができるわけですが、データの見方に関するノウハウが蓄積されているので、早いうちからプロとして自立することができるはずです。

――未経験の方でも貴社で活躍することはできるのでしょうか?

播川:M&Aや事業運営に関して全く何も分からない、という状態だと時間はかかるかもしれません。ただ、M&Aエグゼキューションの実務経験がなくとも、財務諸表が読めるとか事業企画をやったことがあるとか、何か1つでもいいのでご自分の武器を持っていれば大丈夫です。その強みを足がかりとして、周辺領域のスキルを身に付けることは問題なくできるでしょう。実際の業務では私や福嶋がOJTでサポートしますし、先述の通り投資分析のフレームワークがある程度標準化されていることからもある意味で育成環境が整っていると言えるかと思います。

――何かしら武器を持っていることの他に、求める要素はありますか?

福嶋:forestは設立数年にしてはかなりバックオフィスも整っていると思いますが、とはいえまだまだ完成された会社ではありません。自分で1から考えて、手を動かしながら作り上げていくことを楽しめる方がいいですね。

播川:自分次第で何でもやれる環境や、1人で幅広い領域をカバーすることを、魅力だと思うか重荷に感じるか。これは人それぞれだと思いますが、前者のタイプであればきっと活躍できるはずです。福嶋はまさにそのタイプですね。面接の時から「将来はM&Aだけでなくブランド運営もやりたい」と言っていましたが、こんなに早く担当するとは思っていなかったのではないでしょうか。

播川福嶋:(笑)

福嶋:たしかに、想像以上に自由な環境でした。あとは、メンバーそれぞれバックグラウンドや強みが違いますから、お互いを尊重できることも大切です。ECの実務、M&Aの知見、UI/UXデザイン等、自分とは異なる領域のプロフェッショナルをリスペクトして、丁寧に接することができる方に来ていただければうれしいですね。

――ありがとうございます。最後に、そういう素養を持った方々にメッセージをお願いします。

播川:冒頭でお伝えした通り、M&A×ECという領域はマーケットのニーズに対して人材が不足している状況です。forestでは早くから経験を積んでどんどん成長することができますし、ご自分の努力次第でかなり市場価値の高い人材になれるでしょう。

ECは国境も簡単に越えられますし、適切なノウハウを身に付けていればスケールしやすいビジネスです。もちろんわれわれとしては長く一緒に働いてほしいと思っていますが、将来起業したいという方にもフィットすると思います。

成長産業、そして成長企業に身を置いて、自分自身の市場価値を高めたいと思う人は、ぜひforestへの入社を検討してみてください。 description

コラム作成者
Liiga編集部
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