圧倒的速度の経営に上から下まで携われるまたとない環境
2024/06/10

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マーケティングもプロダクト開発も営業も、徹底して内製化にこだわる株式会社クーリエ。しかもそれを、1人で担うこともあるという。もちろん専門性の濃淡は人それぞれだが、企画・戦略の立案から実装まで自分自身で担当するからこそ得られる成長がある。そう語るのは、2023年に大手外資系コンサルティングファームから家電量販店大手のDX戦略子会社を経てクーリエに転職してきた輿石麻理子氏だ。

今、多くのハイクラス人材が何を求めてクーリエに参画しているのか。この場所ではどんな成長を遂げることができるのか。率直に語ってもらった。

〈Profile〉
輿石麻理子(こしいし・まりこ)
早稲田大学卒業後、ハロゲンランプ国内トップメーカーに営業として入社。コンサルティングファームへ転職後、小売大手のデジタル戦略子会社にてシニアマネージャー職を務め本体へ出向、PMO、BPR、組織風土改革など幅広い領域に携わる。2023年「部活みたいな」熱い仲間と活躍できる場を求めてクーリエに参画。プライベートでは幼少期の海外生活をきっかけにNPO法人に入り「人間の可能性を制限する要素を世の中から取り除き、多様性が機能する社会」を目指して、難民の就労支援に取り組む。

※内容や肩書は2024年6月の記事公開当時のものです。

自ら手を動かしながら、仲間と共に成果を出すまで戦い抜く

――輿石さんは事業会社からコンサルタントに転身し、その後また事業会社であるクーリエに参画されたそうですね。

輿石:その通りです。ただクーリエは私以外にも大手コンサルティングファーム出身者が多く、データドリブンな経営が徹底されているので、一般的な事業会社とは少し違うかもしれません。

1社目は中堅メーカーでBtoBの営業を行っていたのですが、取引相手は中小企業が大半でした。経営者の方々と近い距離で会話する仕事だったので、その時に現在もベースとなっている価値観が確立されたのだと思います。コンサルタントになることを決めたのも、当時の経験が大きな要因です。

第二新卒で外資系のコンサルティングファームに転職し、2年ごとに所属部署を変えながら6年間在籍していました。システムエンジニアのような仕事から始まり、組織人事領域の部署を挟んで、最後に経験したのはデータドリブンコンサルティングです。データを読み解いた上でマーケティングや商品企画を進めることは、まさにクーリエが大切にしている経営の根幹なので、現在の仕事にもかなり生きています。

――なぜクーリエに転職することを決めたのでしょうか。

輿石:圧倒的な速度で経営テーマの検討から実装まで携われることが最大の理由です。コンサルタント時代は、レポーティングするところまでが私たちのミッションでした。実際のアクションや変革は、クライアントあるいはファーム内の別部署に任せるしかありません。そうではなく、データも重視しながら自分自身で変革をやり切れる環境を求めて転職することを決めました。

――期待通りの環境でしたか?

輿石:期待をはるかに上回るチャレンジングな環境です。第二創業期を迎えるクーリエは現在複数の事業を抱えており、それぞれが連動しながらもビジネスとしてのフェーズは異なります。加えて、会社全体としてはエンタープライズ企業への転換も重要度の高いテーマです。

コンサル時代に触れてきた最先端かつ難度の高い経営テーマがそろっている上に、自分で手を動かしながらチームの仲間と共に成果を出すまで戦える。この世で一番幸せな環境なんじゃないかとさえ思います。

データドリブンな経営スタイルについても予想以上でした。祖業である介護事業で言うと、クライアントである介護施設とカスタマーであるユーザーの両方のデータがそろっています。しかもそれらは自社事業から抽出しているので、あらゆるデータをビジネスに活用していくことが可能です。

リサーチ会社のアンケートデータだけでは人の心の深い部分までは分かりませんし、コンサルティング会社の場合はクライアントの都合で触れられないデータがあることも多いでしょう。クーリエはそういった制約が一切なく、事業会社として自分たちで考えた打ち手を即実行に移せるので、非常にエキサイティングですね。 description

実行の解像度が高いからこそ、データドリブン経営が機能する

――輿石さんはどのような仕事を担当しているのでしょうか。

輿石:私自身は新規事業の担当です。既に立ち上げの初期段階を過ぎまして、現在は「黒字化までの期間をいかに短縮するか」「他事業とどうシナジーを生むか」という2つの論点を追い掛けています。商品企画やマーケティングのプラン立案、全体の管理体制の構築など、複数施策の計画、実行、管理、改善のサイクルを回しながら、経営層に結果をフィードバックして、また次の打ち手に取り掛かるという毎日です。

――クーリエで働くやりがいや醍醐味はどんなところだと思いますか?

輿石:まさに今お話ししたような、企画から実装、運用と改善まで一気通貫で携われることです。現場のリアルを目の当たりにすることで、「ファクト」と呼ばれるものの中に、定量データだけでなく定性的な情報も含まれてきます。それによって立体的に事業を観察できるようになり、成果に対して真っすぐに進むことができるというのが、私の実感です。実行の解像度が高いからこそ、クーリエの特徴であるデータドリブン経営が機能するのだと考えています。

――ご自身の経験として、具体的なエピソードを聞かせてもらってもいいでしょうか。

輿石:私の担当事業はマーケティングプラットフォームなので、メール施策も行っています。通常であれば、文面やクリエーティブの制作は企画部署が担当し、エンジニアがHTMLの作成と送信、そしてマーケティング部がパフォーマンス管理というように、役割分担がなされていると思います。

しかしクーリエでは、私は入社直後にサービスの立ち上げを担当したのですが、これら全ての役割に携わらせてもらいました。文面を考えてHTMLを組み、SQLで送信先を抽出してパフォーマンスを管理する。結果が出れば、そのデータを基に営業メンバーと次にどんな打ち手が考えられるかを議論していましたね。

もちろん1人で全てをこなせるわけではないですし、こなすべきでないとも考えています。立ち上げ時には専門性の高いメンバーにサポートしてもらいましたし、施策が安定運用に乗ってきた今は、実装を別のメンバーに任せて自身のリソースは管理に寄せています。

ただ、一度全てを自分でトライすることで、自分自身の大きな成長につながったことは間違いありません。若手から中堅の方の中には、自分で手を動かし過ぎてまとめられない、あるいはまとめるのは上手だが現場感をつかめずにマネージできない、といった課題を抱えている人もいるのではないでしょうか。クーリエは高速で両方を求められる環境なので、最短でどちらのスキルも身に付けることができます。

現時点でのスキルレベルや領域については問いません。学習する姿勢や徹底的に考え抜くスタンスを持った方であれば、周りのメンバーの協力も受けながらきっと成長することができるはずです。

さまざまな種類の打席に立って、挑戦と成長を繰り返していく

――コンサルティング経験が生きている点と、クーリエに入社して新たに学んでいる点の両面があると思います。それぞれについてお聞かせください。

輿石:コンサルタント時代から、アウトプットの品質とフィジビリティ(実現可能性)の高さにはこだわってきました。クーリエにおいてもこの姿勢は継続して、さらに進化させていきたいと思っています。

学んでいる点はこれまで述べてきたように本当に幅広いですね。介護領域のビジネスモデルや現場の課題はもちろん、新規事業の作り方や先ほどお話ししたメール施策も私にとっては新しい挑戦でした。

それから細かいスキルで言うと、最近はデザインについて勉強しています。近年はコンサルティングと広告代理店の垣根がなくなってきたという話は、以前いたファームでも話題になっていました。ただ、多くのコンサルタントは「左脳系のわれわれには右脳系のデザインはよく分からないから専門家に任せよう」と考えているように感じます。

しかしクーリエでは全てのプロセスに責任を持つことが求められるので、デザインも当然担当領域に入ります。考え方のフレームもない状態からの挑戦でしたが、周囲の人に聞いたり、積み重ねた経験を少しずつ体系化したりしながら、何とか前進している状態です。

――今後の目標も教えてください。

輿石:プロモーションや報酬も大切ですが、優先度は低いです。それよりも、常にワクワクしながら多くの人たちと新しい世界を作り出すことに時間を使いたいと思っています。私にとって、クーリエは“挑戦のプラットフォーム”です。今後もここでさまざまな種類の打席に立たせてもらいながら、この素晴らしいプラットフォームがどうすれば継続して大きくなるかという問いに答え続けていきたいですね。 description

個の力を高めたい人に最適な環境

――クーリエにはどんな人が多いと感じますか?

輿石:クーリエは自分たちでやり切る姿勢を重視している会社なので、ITもデザインも営業も内製化しています。そういう意味で、スキルやバックグラウンドは非常に多様なのですが、共通しているのは緻密でロジカルなところでしょうか。エンジニアやマーケター、クリエーターといったさまざまな職種のメンバーが集まったときに共通言語になるのは、やはり数字です。全員が緻密な数字をベースにロジカルな判断ができるので、お互いの連携もスムーズですし意思決定も非常に速いと感じます。

ソフト面で言うと、ドライでありなおかつ熱い人が多いという印象です。忖度や上下関係は存在しないので、はっきりと自分の考えを言葉にしつつ、一方で考え方や立場の違う人を見捨てることは絶対にない。自分に関係のないタスクでも必ず相談に乗ってくれますし、ナレッジを共有して課題解決の道筋がつくまで一緒に走ってくれるメンバーがそろっています。

――これから入社してくる方に期待することを教えてください。

輿石:ラストマンシップを持っている方に来てほしいと思っています。私たちは、ユーザーに大きな価値を、かつ確実に届けなければなりません。常に妥協せず、納得するまで真っすぐ人とぶつかり合い、自分が何を考えているのかを示しながら自分の持ち場の品質を上げ、同時に周りも見渡しながらユーザーに必ず価値をお届けする。そうしたスタンスを持っている方はぜひ、クーリエへの入社を検討してみてください。

――そういった人が貴社で働くことで、どんな人材に成長することができるでしょうか。

輿石:間違いなく、個の力で戦える人材になれます。経営者として一流を目指してもいいし、独立してコンサルタントになってもいい。大企業に入ってエースになることもできるでしょう。もちろんクーリエで働くことを選び続けてほしいので、挑戦の機会は常に用意します。難度の高い仕事にチャレンジしたい方にとっては、きっと他社より面白いと思います。

私はたまたまコンサルティングファームで論理的思考力や戦略立案について学んでから入社しましたが、今クーリエには著名なファーム出身者が続々と集ってきています。むしろ、コンサルティングファームにいたら2階層くらい挟まないと話せないような経営層の方たちもたくさんいます。その経営層との距離が近く、フラットに話せる環境が、自らの視座を上げてくれて成長を後押ししてくれるはずです。

――最後に、今後のキャリアを検討中の皆さんにメッセージをお願いします。

輿石:これからの時代は、個人として高い力を持ちながら、多くの人とつながる働き方が重視されるようになると思います。独立するのがいいのか企業に所属するのがいいのかという議論はありますが、まずは個人としての視野を広げ、レベルを高めることが不可欠です。

クーリエは打席に立つ機会も豊富ですし、教えてくれる人もたくさんいます。その上、個人や事業の成長に対し、普通の企業では考えにくいほどの投資をするカルチャーです。そうした環境で、周囲のリソースも活用しながら自分自身が直接ユーザーに価値を提供し、フィードバックを得てさらに改善させていく。この経験は、間違いなく個の力を高めてくれると断言できます。ビジネスパーソンとして強くなりたい、シンプルにそう考えている方にお薦めです。 description

コラム作成者
Liiga編集部
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