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「起業家の執念を引き出す」Eight Roadsキャピタリストが大切にしている“共感力”

Sponsored by Eight Roads Ventures Japan description

フィデリティグループの投資部門の日本法人であるEight Roads Ventures Japan。その中での投資活動に一貫して関わるのが、プリンシパルである、村田純一氏と深澤優壽氏だ。お二人から見たEight Roadsの特長やキャリピタリストとしての姿勢などを語ってもらった。

〈Profile〉
写真左/村田純一(むらた・じゅんいち)プリンシパル
ウォルト・ディズニー・ジャパンで、インターネットコンテンツ、モバイルメディア事業の経営戦略立案の主担当、同社マネジメントチームメンバーを経て現職。Eight Roads Japanの初期メンバーとして参画し、主にSaaSs、メディアなどの領域を担当し、リード投資家として複数の会社の社外取締役、ボードオブザーバーを務めている。

同右/深澤優壽(ふかさわ・まさとし)プリンシパル 2002年にアクセンチュアに入社し、戦略グループの経営コンサルタント(シニアマネジャー)として、通信やハイテク、メディア、インターネット業界で事業戦略、新規事業を立ち上げ、サプライチェーン・マネジメント(SCM)改革、研究開発(R&D)戦略など50を超えるプロジェクトに参画。その後、DeNA、DeNAライフサイエンス(社長職)を経て、Eight Roads Japanに。主な投資テーマは、AIをはじめ、IoT、ロボティクス、Deep Tech、Consumer Tech、コンテンツなど


医療費増加や人口減少、労働力不足…日本が直面する課題はスタートアップの好機

深澤:現在私は、新しい投資対象となりうるスタートアップとお会いし、今後の資金ニーズなど、どうすればスタートアップ企業をサポートできるのかをつかむソーシングの業務を日々行っています。

その上でお役に立てる場合は出資を検討し、「投資をする」という意思決定を行います。私の役割は、プリンシパルとして、その一連のプロセスを最後まで引っ張っていくことです。投資したベンチャー企業が成長を続け、上場か、もしくは何か他のマイルストーンを達成するためのサポートも重要な仕事で、むしろ投資後のほうが大事かもしれません。

村田さんの業務も私と重複している部分がありますよね。

村田:いま2人でテクノロジー案件のディールリードをやっていて、私たちは一緒に働くというよりも、協力しながらそれぞれの案件をソーシングし、投資の意志決定をし、サポートをするという、エンド・トゥ・エンドの仕事をしていますね。私の主な投資領域はSaaSとメディアプラットホームです。ファンドへの参画後、6~7年間にわたってこの領域をコアとして投資を続けています。

深澤さんは、カッコいいAIとか?(笑)。

深澤:私はAIのほかにロボティクスといわれる分野やIoT、Deep Tech、コンシューマーテックなどですね。村田さんはなぜSaaSに着目しているのですか。

村田:私たちは海外のベンチャーキャピタルなので、日本をマクロ的、客観的に捉える機会が多い。グローバルなミーティングが年に数回あって、ここで日本の状況を説明するわけですが、医療費の増加や人口の減少、労働力不足など、日本が直面しているさまざまな課題はネガティブなメッセージが次々と出てきます。

しかし、見方を変えればそれはチャンスです。人口が減少している日本では、いまいる「人」で経済を盛り上げるためには生産性の向上が不可欠です。ではどう改善するか。その方策を探ったとき、さまざまなプロセスがデジタル化されることがとても大事になります。紙と手とエクセル、勘でやっていたものをデジタル化し、次のステップへと押し上げていく。そのキーになるのがインターネット経由で利用できるソフトウエアサービスのSaaSだと思います。

深澤:課題意識は村田さんと同じですね。AIやロボットが人の労働をリプレイスするというよりも補完していく。AIやロボットなどのテクノロジーが人と組み合わさることで、新しい事業機会・産業機会が生まれます。これによって人は人にしかできないクリエイティブな仕事に時間やアイデアを注ぐことができるようになるのです。

私たちの仕事は、世の中のマクロトレンドやミクロなレベルで起きている新しい事象・現象をしっかりとつかみ、これから大きく成長していく分野、その新たな分野での課題解決・価値創出に挑戦するスタートアップ企業を支援しながら新しい産業分野の開拓を共にやって行くことなのだと考えています。

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数字だけではなく、ビジネスの内容を理解する「手触り感」に満ちた投資行動

深澤:投資先をどうやって見つけるかですが、日々アンテナを張って新しい企業の誕生をウオッチしているほか、当社でいままでの投資案件で一緒に投資を行った共同投資家などから紹介をいただくこともあります。また、直接ベンチャーの方から問い合わせをいただくこともありますよね。

村田:仮に100社お会いして、その中で投資の意思決定を行うのは数社あるかないかでしょうか。

深澤:そのうちの1社とは、村田さんはどんな会社だと考えますか?

村田:マーケットにおけるポジショニングやプロダクトの優位性などいくつかの条件がありますが、私が一番大事にしているのは経営者の問題解決への強い気持ち、執念といっていいかもしれません。

起業家に対し「この事業、やめませんよね」と質問すれば全員「やめません」と答えます。そのような中、起業家がどれだけの執念を持って問題解決をしようとしているのか。その気持ちに共感できるかどうかが大きなポイントとなります。起業家がギブアップしてしまうと、投資した私たちも損失をわけですから。

深澤:村田さんはよく「課題の解像度が大事」と言っていますね。

村田:課題解決の背景をしっかりと捉え、なぜその課題が課題のまま放置されているのか、何のギアがかみ合っていないのか。これらの認識度合いを示す言葉が解像度。解像度が高ければ高いほど、課題を解決した後に待っている素晴らしい世界のインパクトも変わってくるからです。

深澤:村田さんが言う「解像度」について、私は「手触り感」に近いものだと捉えています。

投資なので時価総額がいくらに伸びたとか、投資倍率(MOIC)が何倍になったとか、結果として「数字」は出ます。しかしその裏側には、プロダクトやサービスがあり、それに魅力や新しい価値を感じて購入してくれる顧客がいるわけです。ベンチャー投資には財務的な部分だけでなく、ビジネスの中身や事業構造・産業構造についてどれだけリアルにイメージできるかがカギであり、スタートアップ企業やベンチャーと同じ目線に立ってキャッチアップやサポートができるかが重要だと思います。

村田:深澤さんが当社に加わったのは3年ほど前でしたよね。

深澤:私はそれまで、事業会社でスマートフォン向けゲームアプリやヘルスケア新規事業の立ち上げに携わった後、国内外のベンチャー投資を担当していました。 そんな中、ベンチャーキャピタルの方々とご一緒する機会が少なからずあり、現在当社の代表を務めるデービッドや村田さんとカジュアルにお話をする機会がありました。

そこで当社がフィデリティのベンチャーキャピタルであることを知ったのです。外資系金融会社であるフィデリティがこんな手触り感のあるベンチャー投資をやっているんだ、こんなフレンドリーな人がいるんだ、というのが新鮮な驚きでした。

村田:私は前職からデービッドと一緒でしたね。デービッドがフィデリティのベンチャー投資部門を立ち上げるために辞め、その1年後に参画しました。当社が発足した2012年当時、日本のベンチャーキャピタルはいまほど盛り上がっていませんでした。現代表のデービッドの「事業がわかるベンチャーキャピタリストが活躍できるようなチームを作りたい」というチャレンジに「面白そうだな」と思ったのが当社に参画したきっかけです。

深澤さんも3年という期間ながら、ベンチャーキャピタリストとして成長した実感があるのでは?

深澤:グローバルなメンバーと一緒に仕事ができる意義をとにかく感じますね。そんなメンバーと投資判断や投資の意思決定、その後のサポートに至るまで、活発な議論をしながら仕事をする日々はとても充実しています。

また、社外取締役としてスタートアップ企業の経営会議・取締役会などに出席し、スタートアップ企業にとって、また私たち株主にとってより良い成果を上げるためにはどうするべきか、常に真剣に考え議論しています。この経験の積み重ねが良い学びや成長の場となっていますね。

村田:コミュニケーションスキルはとても大事です。それはトークのスキルということではなく、核心に迫る質問力と言い換えることができるでしょうか。既存の投資先やこれから投資を検討するベンチャー企業など、どうすればその会社の本当の魅力を引き出せるか、どうすればそれを把握できるのか、自分も毎回レビューをしています。

ベンチャーキャピタリストとしての経験が浅い頃は、現代表のデービッドと相手先に同行し、彼がどのように話をするのか、それを聞きながら勉強していました。また、優れたコ・インベスターがいるので、彼らが現場でどんなディスカションをするのかも学びました。その経験の積み重ねを通じて、コミュニケーションスキルが徐々にチューンナップされたと感じています。

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ファンド規模大きく、「ヘッズイン」で投資先の経営に関わる

村田:1件あたりの投資金額を見ても当社には特徴があります。すでに発表されている通り、2015年組成の1号ファンドは220億円、2017年組成の2号ファンドは250億円です。

仮に250億円のファンドで各社に1億円を投資すれば。極端にいえば250社に投資をすることになります。私たちは「この課題を解決したい」というビジョンに共感したスタートアップ企業やベンチャーに対し時間をかけて投資をしたいと考えているので、1社1億円ではなく、1社5億円、できれば10億円、15億円が理想的です。それが当社のストラテジーであり、最善の方法だと考えています。

深澤:5億円、10億円を投資することによって、人材の採用やマーケティング、プロダクト開発など多くの面において経営のオプションが増えます。経営判断としていろいろなオプションが増える中で、当社としてもハンズオンで行う意義が高まると考えています。これはファンドの規模が大きいからこそのメリットです。

村田:私たちはハンズオンというよりも共感度が高い、いわば「ヘッズイン」ともいえるでしょうか。つまり、上から手を差し伸ばすのではなく、さらに深く入り込んで「一緒にやる」という感じですね。さらに説明すると、当社が日本のベンチャーキャピタルマーケットに参入した2012年当時、10億円規模のファンド組成はほぼ皆無でした。

スタートアップ企業が成長を始める段階で1億円、2億円の投資は引き出せても、上場前の10億円、20億円の投資を引き出せるベンチャーキャピタルがいなかったので、競争戦略と合わせ日本のベンチャーキャピタル業界への貢献という意義で参入したという経緯もあります。

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起業家と共感し、オーナーシップマインドを持って仕事ができるか

深澤:ベンチャーキャピタルの仕事は、定型的な作業を繰り返すものではありません。常に新しいことが起きているので、昨日まで常識だったことが、今日常識でなくなることもあります。

これから私たちのメンバーに加わろうと思っている人に伝えたいのは、新しいことに対し、もっと知りたい、勉強したいという姿勢とその先に何があるかを思考する想像力が大事だということ。好奇心とクリエイティビティがあるほど、スタートアップ企業と深く向き合うことができるはずです。財務的な仕事でもあるので、論理的な思考力が必要なのはいうまでもありません。

村田:知的好奇心は大切です。私たちがベンチャーキャピタルとして話を聞く企業は非常に多岐にわたっています。例えば、朝は農業、昼は介護サービス、午後は物流といったように1日の中でも目まぐるしく変わります。知的好奇心のある人にとって、こんなに面白い仕事はないと思います。

深澤:面白そうだ、と思えるかどうかはとても大事ですね。

村田:起業家は、いまはないサービスやプロダクトを作り出そうとしているので「面白そう」という姿勢で接することで共感が生まれます。オーナーシップマインドも大切です。

自分で考え、自分でエンジンを回し、自分の責任範囲を定義していく。スタートアップ企業やベンチャーの課題も多くなったり少なくなったり流動的なので、ジュニアのメンバーであっても、課題があればそれを自分で拾い自分で解決するスタンスが非常に大切で、そのようなマインドを持った人ならばきっと活躍できるはずです。

深澤:それは自ら考え、自ら必要なことにどんどんと取り組んでいく「セルフスターター」でもありますね。

村田:いま私たちが持っている考えは、ひとつの観点に過ぎません。新しいメンバーの持つ視点から刺激を受けることを期待していますし、当社のフラットな環境の中で、大いに刺激を与えてほしいですね。

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