世界トップクラスの知見を駆使して挑戦できる。だから、あらゆるステータスがアップする
2021/08/31

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フランス・パリを本拠地に世界50カ国・地域以上で展開しているキャップジェミニだが、日本法人の設立は2013年とまだ若く、国内での認知度が高いとはいえない状況だろう。しかし、だからこそ“世界トップクラスの知見”と“ベンチャーともいえる体質”の双方を兼ね備えたハイブリッドな企業でもある。今回は、そんなキャップジェミニに転職して第一線で活躍中の2人に、新たなる挑戦を選択した理由を聞いた。

〈Profile〉
写真左/多田英治(ただ・えいじ)
デジタルサービスプラクティス UI/UXチームシニアマネージャー。大手通信会社でのネットワークソリューション部門における企業ネットワーク設計や機器の導入、メーカー会社でのデジタルトランスフォーメーション(DX)推進、グローバルサイト立ち上げなどを経て、2019年にキャップジェミニに参画。CX・UXに関連する課題解決や組織の立ち上げ、デジタル領域全般での戦略策定、サービス設計、サイトの立ち上げ・改善、デジタルマーケティングなど、幅広く支援している。
写真右/村岡怜(むらおか・れい)
デジタルサービスプラクティス System & Deliverチームシニアコンサルタント。2017年にキャップジェミニ入社。AWSを中心としたシステム開発に携わり、Webフロントシステムを構築するプロジェクトでPMOとして要件定義から参画。RFI・RFPを作成して開発ベンダーの選定を支援するなど、IT戦略策定の上流工程も担当している。


徹底した顧客視点をベースとし、デジタルの力で顧客の本質的な変革を支援する

――多田さんは、事業会社からコンサルタントへと転身されていますよね。その理由はなんだったのでしょうか?

多田:結論から言うと、当時の上司がキャップジェミニに転職して、その人に誘っていただいたことが直接的な理由です。

以前は自社事業を持つ大手通信会社で働いていたのですが、当時そこはUXに力を入れ始めていた時期でした。私も金融サービスのUX関連チームに配属となり、Webサイトやアプリの改善、デジタルマーケティングを担当する中で、この仕事の面白さに気づいたんです。

事業会社で自社サービスを広めていくのもやりがいはありましたが、ITの世界は日々劇的なスピードで進化し続けています。世界でも最先端の知見を学ぶためには、この領域に強みを持つコンサルファームに身を置いた方がいいのではないか。そう考えていた時に声をかけてもらって、転職することを決めました。

キャップジェミニは他の大きなコンサルファームと比較すると、国内でのポジションが確立されていない、つまりベンチャー気質の強い企業です。やりたいことがあれば最大限チャレンジできるという環境にも魅力を感じました。これまでキャリアを積み重ねてきた中で、現場に立って自らプロジェクトを推進していきたいという気持ちが強かったので、カルチャーとしてもフィットするだろうと。当時の判断は正しかったですね。誘ってくれた先輩には心から感謝しています。

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――村岡さんは最大手ともいえる外資系コンサルティングファームからキャップジェミニに転職したと聞いています。その理由を教えてください。

村岡:新卒で入社した前職の大手ファームではSEよりの職種で入社をしたため、プロジェクトの上流工程から携わることができなかったんですね。もちろん長くキャリアを積んでいけば、もっと多くの裁量を任されることはできたと思います。ただ、若手のうちはシステムのテストや保守運用を担当するケースが大半で、要件定義やPMOを任されるまでには10年以上かかるイメージです。

私としてはもっと早く成長して、クライアントの本質的な課題を解決できるようになりたい。そう考えて、最終的に外に出ることを決断しました。

――その中でもキャップジェミニを選んだのはなぜだったのでしょうか?

村岡:転職エージェントにどこのファームがいいかと相談したときに、キャップジェミニのことを教えてもらったんです。徹底した顧客視点やユーザー調査をベースにして、デジタル技術を応用しながらクライアントの課題を解決していくグローバルトップファームだと。キャップジェミニはIT領域に強いこともあり、今までの自分のキャリアも生かせるだろうと考えて転職することを決めました。結果として、今までやりたかった要件定義などの上流工程からどんどんプロジェクトに関わることができています。

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論理思考だけではない。“ファイティングスピリット”と“人間力”で、ビジネスを大きく前進させる

――それぞれ、事業会社からコンサルへ、コンサルからコンサルへと転職をされていますが、実際にキャップジェミニに入社してみてどうですか?

村岡:何よりも“諦めない心”が必要だと感じています。大事なところなのであえて厳しい言い方をしますが、コンサルタントという職業は非常に責任が重い。お客様から寄せられる期待に応えるために、私たちは高い付加価値を提供しなくてはいけません。たとえ経験者であっても、若手であっても、間違っていると思われたら、お客様から遠慮なく指摘が入ります。

真のコンサルタントとして成長するためには、そこでくじけずに次のステップへとつなげていくことが大切です。特にキャップジェミニでは、お客様が持つ答えのない課題に対して、ヒアリングや調査を重ねながら向き合い、考えて考えて考え抜くという姿勢が求められ、若手であっても、伝える相手の職位に関係なく、しっかりと意見を伝えることが期待されています。「お客様に選ばれるためにはどうすればいいのか」を出発点として、より良いソリューションを提供することを諦めない人だけが、価値ある未来を生み出せるのではないでしょうか。

当社では「誠実」や「信頼」といった7つの価値観を重視しているのですが、それに加えて「La Niaque(ラニアック)」という言葉も根付いています。これはフランス語で“闘志”という意味です。私としてはこの言葉を、“諦めない心”や“ファイティングスピリット“といったニュアンスで受け取っています。

――簡単な仕事ではないからこそ情熱的な部分も大事にされているのですね。多田さんはいかがですか?

多田:この仕事をする前は、コンサルという職業に対して「理路整然と物事を考えて解決する」といった、論理的な思考に特化して働くイメージを持っていました。けれど実際に現場に立ってみると、もっと根本にある“人間力”の重要性を痛感しています。

唯一絶対の答えが存在しない中で、お客様と一緒になってビジネスを動かしていく。正解がないからこそ、思いを共にして進んでいくことが必要になるのですが、論理的で客観的な意見を伝えるだけではそれは難しい。いかに自分の人間力で相手の気持ちを動かしていくかという点が、成功要因の半分ぐらいを占めている気がします。

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デジタルサービスプラクティスは、「次世代のコアサービス」を見つけるための開拓者

――おふたりの所属するデジタルサービスプラクティスの役割について教えてください。

多田:現代のビジネスにおいて、デジタルが関わらないことはほとんどありません。我々のチームに限らず、誰もがデジタルの領域と掛け算されたビジネス変革を推進しています。その中でも私たちが「デジタル」と名乗っているのは、チームとして開拓者のような役割を担っていくためだと捉えています。

――開拓者とはどういう意味でしょうか?

多田:冒頭で申し上げた通り、デジタル領域は日々進化しています。つまり、「自分たちの提供サービスはこれだ」と限定した瞬間から、進化に取り残されてしまう。だから私たちは領域を決めることなく、デジタルでできそうなことは何でもチャレンジしています。

ただ、それだけでは企業全体として効率が悪いですよね。独自の強みとなるようなコアサービスを持っておくことも、新たなチャレンジと同じぐらい重要です。そこで、私たちが進めるプロジェクトの中でコアサービスになりそうなものが見つかれば、別途専門チームを立ち上げていきます。そういう意味で、デジタルチームは開拓者なんですよね。

――おふたりが関わったプロジェクトの中で印象的だったものはありますか?

村岡:たとえば、カードローンのお申し込みフォームを徹底的に改善したプロジェクト。クライアントから「一番使いやすい申し込みフォームを作りたい」という要望が届いたんですね。

――ローンが必要で申し込みフォームまで来ている人はニーズがかなり高いはずなので、フォームの中身がそれほど重要なのか疑問に思ってしまうのですが…。

村岡:その感覚は半分正解で半分間違いです。カードローンを利用されるお客様は、時に切羽詰まっているからこそ、申し込みはできるだけスムーズに完了したい。そこで手間取ってしまうと「他のカードでいいや」「少しでも早く利用できるところにしよう」という心情が生まれてしまうこともあります。

ローンに申し込むという体験を可能な限りスムーズにするにはどんなフォームが必要なのか。クライアントと一緒に考え抜き、実現に向けて動いていきました。

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――具体的にはどういった手順で進めていくのでしょうか。

多田:まずはクライアントのビジネスの本質を理解すること。そしてエンドユーザーの要望やニーズを深く掘り下げることです。先ほどの例でいうと、ユーザーの気持ちを理解するために私たち自身がいくつかのカードローンに実際に申し込んでみました。

その中で良いと思ったことや不便に感じたことを整理して、ユーザー視点で改善ポイントを洗い出していったわけです。

村岡:ビジネスの流れとユーザーの気持ちを両方体験するために、実際にクライアントのサービスを利用してみるケースは多いですね。もちろんそこでソリューションの最終形を決めるわけではありませんが、第一歩としては非常に有効なステップだと考えています。

多田:村岡さんの言う通り、UXやCXの領域では1回の仮説立案で決まることはまずありません。今回も最終的には実際のユーザー行動を分析しなければ分からないので、A/Bテストの仕組みを構築してリアルな反応を検証しながら精度を高めていきました。

また、一度完成したとしてもそこで終わらせないこともキャップジェミニの特徴です。今後もクライアント側で継続的にチェックと改善を繰り返していけるように、システムの基盤づくりやPDCAのサイクル構築、組織体制の整備に至るまで支援しています。

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この環境をフル活用し、自分の成長へとつなげられる人に来てほしい

――おふたりにとって、キャップジェミニはどのような環境だと感じていますか?

多田:まず、私は将来やりたいことのために今の環境をフル活用するというスタンスです。そんな私がなぜ今ここにいるかというと、キャップジェミニで働くことが将来の自分にとって有効だと感じているからに他なりません。

以前いた会社では、プロジェクトの管理や企画、モノづくりといった一つ一つの機能にフォーカスしながら仕事をしてきた気がします。しかしここでは、ビジネスそのものを創造するために必要なスキルをトータルで身につけることができる。コンサルタントにとって最も重要な人の心を動かす力や、チームで大きな物事を成し遂げる能力、つまり人間としての総合力を底上げするために、キャップジェミニを活用させてもらっています。

村岡:前職では、与えられたタスクをいかに効率よく期限内に終わらせるかということばかり考えていました。ですが、キャップジェミニに転職して高い視座でビジネスを見ることができるようになったと実感しています。

クライアントやその先にいるユーザーも含めてお客様が求めていることの本質を捉え、自分たちが提供するべきソリューションを考える。そうした経験を通じて今の自分に必要なスキルを見極めて、身につけることができる環境だと思います。

――挑戦し、成長できる環境があるのですね。入社してから一番成長したと感じるのはどのようなところですか?

村岡:すべてのステータスが上がっている実感がありますね。自分でできることも、最先端の知見も増えました。大手のコンサルティングファームでは、契約書や発注書、請求書の準備もすべて終わっていて、「あなたの仕事はこれです」とビジネスの一部だけが切り取られて渡されることもあります。そうなると、プロジェクト全体がどう動いているかも当然見えません。

お客様とどういうリレーションの発端があったのかも、何を求められているのかも分からない。一方でキャップジェミニでは、クライアントの本質的な課題を踏まえた上で打ち手を考えていくことができます。おかげさまで、入社前にイメージしていた成長曲線よりはるかに早いスピードで進歩していると感じます。

――そうした環境で一緒に働きたいと思うのはどのような人材ですか?

村岡:「この環境を生かしてどこまでも成長する」という覚悟がある人ですね。言い方を変えれば、何かやりたいことがあって、そのためにここで得た経験や知見をどう次へつなげられるかを考えられる人。逆に会社から仕事を与えてもらって、誰かに守ってもらいたいというようなスタンスだと、どこかでつらくなってしまうと思います。

もちろんクライアントのために全力を尽くすことが前提ですが、アントレプレナーシップ(起業家精神)をもって自己成長のために会社を活用してステップアップしようと思える人に来てもらいたいですね。

多田:キャップジェミニはベンチャー気質だからこそ、一気に最前線へと飛び出してクライアントと対面し、自分自身でプロジェクトをけん引していくことが求められます。どんな状況になってもくじけることなく、楽しみながら「やってやろう」という気持ちを持った人であれば、きっと活躍できるでしょう。

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コラム作成者
Liiga編集部
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