経営全般に広く従事しながら、マーケティング、ファイナンス、IT領域に確固たる専門性を磨く。そんな“覚悟”を持つ人へ
2021/11/08

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顧客企業にどこまでも深く入り込み、実践的な経営改革を支援する。そうしたスタイルを貫いてきたリヴァンプが、企業投資やファイナンス型経営支援にも注力し始めているという。経営者の輩出をミッションに掲げる同社だが、これまで以上に多様な知見を身につけた経営人材が増加していくことは間違いないだろう。

今回話を聞いたのは以下の3人だ。ゴールドマン・サックス証券、PEファンドを経て同社のCFO(最高財務責任者)に就任した大山拓也氏。新卒でリヴァンプに入社してたたき上げでマネージャーとなった阿部浩平氏。事業会社の経営企画出身で公認会計士資格も保有する山田健太郎氏。なぜリヴァンプでは経営に必要なあらゆる知見を身につけることができるのか。それぞれの本音を語ってもらった。

〈Profile〉
写真左/大山拓也(おおやま・たくや)
取締役 執行役員CFO
2000年朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入所。本邦グローバル企業の財務諸表監査、米SOX法対応支援などに従事。2007年よりゴールドマン・サックス証券の投資銀行部門にて、10年超にわたり大型クロスボーダー案件のM&Aアドバイザリー業務、資金調達業務を主導。その後PEファンドのインテグラルにてIT企業へのバイアウト投資、投資先のバリューアップ業務に従事したのち、2020年4月リヴァンプに入社し取締役執行役員CFOに就任。関連会社であるナインアワーズの取締役も兼務。
東京大学経済学部卒業、ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院MBA(経営学修士)/公認会計士
写真中央/阿部浩平(あべ・こうへい)
経営支援チーム マネージャー
2014年新卒入社後、サービス業、製造業において全社企業価値向上支援、全社コスト削減、業務プロセス改革などの案件に携わる。マーケティング領域に強みを持ち、ファンド投資先企業のマーケティングの戦略策定/実行支援の案件を多く手掛ける。早稲田大学商学部卒業。
写真右/山田健太郎(やまだ・けんたろう)
経営支援チーム シニアアソシエイト
2017年に新卒で入社した事業会社ではアカウンティング部(経理)に配属され、管理会計の高度化、RPAを用いた業務改善・業務効率化などに取り組む。その後、経営企画部に異動し、予算編成および業績管理、M&Aの検討・実行、取締役の報酬制度設計などに従事。働きながら公認会計士試験の勉強に取り組み、2019年8月の公認会計士論文式試験に合格。2020年中途入社。リヴァンプ本体の事業計画策定、ファンド投資先企業の予算や中期計営計画策定などに従事。九州大学経済学部卒業。

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顧客企業に入り込み、さまざまな観点から抜本的な変革を成し遂げる

――皆さんがリヴァンプに入社した理由を教えてください。

大山:直接的なきっかけは、ゴールドマン・サックス勤務時代ともに働いていた千田(リヴァンプ取締役 執行役員)に誘われたことです。ゴールドマン・サックスで11年間投資銀行業務の経験を積んだ後、2年ほどPEファンドでバイアウト投資に従事していたのですが、「リヴァンプで投資をやってくれないか」と。

話を聞いてみると、投資業務だけでなくリヴァンプ全体のCFOとしても力を発揮できそうだし、マーケットの拡大が見込まれるファイナンス型経営支援にも可能性がある。それに加えて、経営陣の個性と強固な財務体質にも魅力を感じ、参画することを決めました。

――リヴァンプとPEファンドの業務は近いのでしょうか?

大山:私が以前いたPEファンドは投資後の経営指導にも力を入れる会社だったので、スタイルとしては近かったと思います。ただ、やはりファンドはあくまでも投資業務に重点が置かれています。それに対しリヴァンプは企業の中にどんどん入り込んでいきますし、PEファンドが外部に依頼するような経営支援の領域に強みを持っています。実際にPEファンドから依頼を受けて経営支援する案件も多く手掛けているので、投資家としてモニタリングするのとはまた違ったやりがいがありますね。

山田:私はリヴァンプが2社目で、2020年に中途で入社しました。1社目はスマートフォンのゲームを運営する事業会社だったのですが、転職した理由は大きく分けて3つあります。1つは、幅広い業種や企業でファイナンス領域の経験を積みたかったこと。前職でも管理会計の高度化やM&Aの検討業務などに従事していましたが、事業会社では自社以外の仕事をすることはできません。将来的にはどの会社でも通用するCFO人材になりたいという思いがあり、転職を検討し始めました。

2つ目の理由は、リヴァンプで面接してくれた大山からの言葉です。まさに先ほどの話にあったファイナンス型の経営支援に注力していくと聞いて、これはユニークな取り組みだと感じました。そして3つ目、リヴァンプ自身のコーポレートセクションの整備に関われることも私にとっては魅力でした。クライアントや投資先企業の経営支援に加えて、自社の経営にも携わることができる。CFOになるためのあらゆる経験ができる会社だと確信しました。

――「ファイナンス型の経営支援」とはどういうものなのでしょうか。

山田:通常のコンサルティングファームはPLや営業利益を重視すると思いますが、それだけではなくBSやキャッシュフローもうまく使って会社を伸ばしていく手法です。たとえば、株式発行によって資金調達するエクイティファイナンスだけでなく、BSをテコにして金融機関や投資家から資金を借り入れるデットファイナンスも活用する。どれほど素晴らしい経営施策やアイデアも原資がなければ実現できないので、まずは資金を確保した上でそれを使って会社をどう伸ばしていくかを考えるという流れです。

大山:ひとつ付け加えると、「どう伸ばしていくか」というところでもファイナンスの知見は大いに活用することができます。リヴァンプは元々、マーケティングや営業の領域に強みを持った会社です。この点はさらに伸ばしつつ、今後はファイナンスの専門家である我々が会計数値の実績から会社の課題や特徴を読み取って、企業経営を支援していく。両方の側面を組み合わせれば劇的に会社は良くなるので、今まで以上に高い価値を提供していけると考えています。

――なるほど、よく分かりました。阿部さんの入社動機も教えていただけますか?

阿部:2014年に新卒で入社しています。きっかけは、学生時代にリヴァンプで1年ほどインターンをしていたこと。当時は今より知名度も低かったのですが、一定のビジネス感度がある学生には「少数精鋭の企業再生集団」というイメージで知られていました。リヴァンプが共同出資したドーナツチェーンのニュースが紙面をにぎわせていたり、創業者の2人が頻繁に日経ビジネスに載っていたりしましたから。

1年間のインターンを通じて、学生の稚拙な仮説ながら「リヴァンプのアプローチ手法はかなり本質的なのではないか」と感じたんですね。単純なトップダウンではなく、経営陣と議論しながらも現場の従業員の方を巻き込んで、抜本的に会社を変えていく。そんなプロセスを目の当たりにして、ここで働けば自分自身も納得できる成長を得られるのではないかと考えて、そのまま入社しました。

正直に言うと、数年働いたらどうせ転職するだろうと思っていたのですが、やればやるほど新しい面白さや発見がある会社です。経営のど真ん中にいられる楽しさを日々感じながら、仕事に取り組んでいます。 description

教科書には書かれていない「プロ経営者の要求水準」を肌で実感する

――阿部さんの担当業務について詳しくお聞かせください。

阿部:現在は経営支援チームのマネージャーとして複数の案件を担当しています。すべて、先ほど大山の話にあったような、PEファンドから依頼を受けてバリューアップに取り組んでいるプロジェクトです。

相対するのは企業投資のプロフェッショナルと、その人たちにアサインされたプロ経営者。若手のうちから非常にレベルの高い人々にもまれながら成長できる環境です。また、当社のメンバーは多少専門性の濃淡はありますが、基本的には経営に関するあらゆる領域に関与することが求められます。

私の場合は経営全般を俯瞰(ふかん)して支援しつつ、得意分野であるマーケティングの実行支援領域にアサインされることが多いです。中期経営計画や事業戦略について議論していた人間が、デジタルマーケティングやクリエーティブの打ち手についても話すので、最初はよく驚かれますね。

普通なら、広告は広告代理店、デジタルマーケティングは専業ベンダー、事業戦略については戦略コンサルタントとやり取りしなければいけません。リヴァンプならすべてワンストップで対応できるので、ここはクライアントから特に評価していただけるポイントです。

――具体的な事例を教えていただくことはできますか?

阿部:企業名を明かすことは難しいのですが、直近数年間担当していた企業は印象深いですね。当社の役員がCMO(最高マーケティング責任者)としてその企業に入っていまして、私はその下でCMO補佐を担当していました。事業会社におけるマーケティング部長ロールを委託されていたのに近いようなスコープです。

事業計画の策定から、計画実現に向けたマス広告やデジタルプロモーション、CRMの構築まですべての設計と推進を支援させていただいていました。実務スキルも大きく磨かれた実感がありますし、株主や経営陣、現場の皆さんと対話しながら進めていくプロジェクトは、非常に深い経験ができたと感じています。

――そうした経験を通じて最も成長したと感じるのはどういった点ですか?

阿部:スキル的な側面以上に、一流の経営者や投資家の方が求める要求水準を理解できたことが大きかったと思います。「これほど高いレベルで考えなければいけないのか」「ここまで詳細を詰めなければ計画とは呼べないのか」と。これは教科書には絶対に書いていない領域ですし、実務に落とし込んだ時に大きく差が出るポイントでもあります。

「このプランを作ってほしい」と言われたときに、どこまでやらなければいけないのか分かっているかどうかで、アウトプットの質は変わります。若いうちにこうしたレベル感を知れたことは本当にありがたいですね。

――山田さんはどういった案件を担当されているのでしょうか?

山田:所属しているのは阿部と同じく経営支援チームです。顧客に対しては、M&A後の重要KPIの定義や意思決定プロセスの整備、中期経営計画の策定をメインに担当しています。あとは大山と一緒に投資先候補の方とお会いして投資検討を進めたり、自社の経営企画として予算の策定や利益計画を立案したりすることも担当領域の一つです。

――対顧客と対社内、両方やることによる難しさはありますか?

山田:時間配分のバランスは難しいところです。顧客案件が忙しくなってしまうと、どうしても自社業務がおろそかになりがちなので、ここは日々模索しながら進めています。ただ、私にとっては難しさよりも両方やれることの醍醐味(だいごみ)や成長を実感できるうれしさの方が断然大きいですね。コンサルだけ、ファイナンスだけの会社はたくさんあると思いますが、まったく違う領域をどちらも経験できる機会はなかなかないのではないでしょうか。本当に、全然違う筋肉を使っているイメージです。

もともと投資の意思決定や事業計画に関わるところはすごく好きですし、自社の経営企画に関しては少し余裕があるというか、遊び心を持って楽しみながらやっています。一方で経営支援はリヴァンプに来てから新しく学んでいるところなので、毎日が挑戦の連続ですね。

リヴァンプの社内には、ノウハウ共有の制度や仕組みも構築されています。どういうアプローチやスキル、技術を駆使して人を動かしながら経営改革を実現したのか。当社の経営陣を中心とした勉強会も定期的に開催されているので、そういったところで学んだ知見を基に、実際の案件にも取り組んでいます。 description

なりたい自分に近づける。そんな環境をわがままに選んでほしい

――今後のリヴァンプのビジョンについて、取締役である大山さんのお考えを聞かせてください。

大山:まずは先ほど申し上げた通り、投資案件の増加は注力していくつもりです。投資実行先の経営支援もおこないながら、顧客ポートフォリオの分散化を図っていこうと思っています。また、それに関連して成果報酬モデルを促進していきます。安定的な月額報酬に加えて、ストックオプションをいただくこともあれば資本を入れることでリターンを得るケースもある。成功報酬を組み合わせることで、人員数の制約を受けない形での成長も目指しています。

組織的な面でいうと、リヴァンプはこれまで強力なリーダーシップで急成長してきた会社です。個々の力と豊富な案件実績を基に、継続顧客から長期の仕事をいただいてきました。一方で現在の課題は、個人に依存するのではなく再現性と安定性を担保できるサステナブルなチームを構築すること。阿部のように厳しい環境で現場経験を積み上げてきたメンバーは本当に優秀なのですが、そのノウハウをきちんと若手に伝承していくことが大切だと考えています。

もちろん、現場で試行錯誤することでしか身につかない部分もあることは事実です。ただ、経営人材を目指す上でベースとなる知識やスタンスは、初期段階で伝えることもできるでしょう。

阿部:私としては、経営者になるためには各科目で100点を目指すというよりは、全科目で70点以上を持っておく必要があると思っているので、そういったところを座学で学べると嬉しいですね。

――なぜ全科目で70点以上が求められるのでしょうか?

阿部:経営者はすべての領域で意思決定しなければならないからです。全領域を100%自分でやれる必要はないのですが、新たな戦略として提案されたプランがはたして適切なのかどうか、見積もり金額が安いのか高いのか。適切な判断をするためには最低70点ぐらいは知見を持っておかなければならないというのが実感値です。

大山:その上で、自らの得意分野として2つか3つの領域では100点以上の武器を磨いておけるといいですね。私自身のキャリアでいえば、投資銀行でのM&Aや資金調達、PEファンドでコーポレートセクションを主導した経験があったからこそ、CFOとしての役割をまっとうすることができています。山田と私にはファイナンスやM&Aが、阿部にはマーケティングという個別の武器があるわけです。

全体を広範に理解しつつ、確固たる専門性も磨き上げる。リヴァンプはまさにそうした経験ができる会社なので、経営人材を目指す方にはぜひ挑戦してほしいと思っています。

――経営人材を目指すという意欲の他に、今後入社してくれる若手の方に求めるポイントはありますか?

山田:リヴァンプでは若手であっても直接クライアント企業の中に入り込んでいって、社員の方々に納得してもらった上で変革を進めていくので、相手との信頼関係を構築する力が重要だと感じています。そのために、たとえ言いにくいことでも相手のためになるのであればしっかり伝えることで、逆に強固な信頼を得ることができるコミュニケーション力、人を巻き込む力が必要だと感じます。

大山:そういった人間力に加えて、プロアクティブに自ら学ぶ姿勢を非常に重視しています。本当に広範なスキルが求められるので、「前職でこれを経験しました」というだけではおそらく不十分です。積極的に自分に必要な要素を見つけて磨いていく意思のある方に来ていただきたいと思っています。そのための環境自体は整えますが、自分自身で学ぼうという方でなければ、短期間で成長することはできません。

やはりキャリアとは、自らの力で築いていくものです。今の時代はどんな会社であっても、終身雇用で勤め上げるという前提はないでしょう。だとすれば、なりたい自分に近づける、そんな経験をたくさん積める会社をわがままに選んでいいと私は思います。

リヴァンプには、経営人材になりたい方にとって必要な環境がそろっています。3年後5年後に“こうなりたい”という姿を思い描いて、この場所が自分にとってふさわしいと思うなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。 description

コラム作成者
Liiga編集部
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