プロダクトを作って運用するためには、様々なお仕事が存在する。自身の経験から、その様々なお仕事をまとめてみることにする。 ・プロダクトマネジャー プロダクトの責任者。プロダクトに関わる全てのお仕事を理解している必要があり、決裁が必要な場合もあるので、執行役員や事業部長が担当することも多い。 ・アナリスト あらゆるデータを分析して、プロダクトをどんどん磨いていくことを担う。データを整備する、分析する、アウトプットするスキルが必要となり、ディレクター、マーケター、セールス、サポートにアウトプットを提供することで、各人が担う目標(KPI)を効率的に爆増させる。 ・ディレクター プロダクトを作る/運用するのに必要な、ビジネス検討や要件定義などを担う。マーケットの課題や顧客の課題を把握し、プロダクトに反映していく。開発チームとタッグを組み、スピード感もって高品質な改修を実施していく。 ・開発リーダー/開発チーム 実際にコーディングして、プロダクトを作る/運用することを担う。最近は、ディレクター(プロダクトオーナー)とともに、7-8名のスモールチームを作り、短い期間でのPDCAをスピード感もって進められるスクラム体制が取り入れられることもある。 ・マーケター 顧客数、MAU、DAUを最大化するために、様々な施策を検討・実施することを担う。マーケティングといっても、ブランドマネジメント、Webマーケティング(SEO,SEM,Socialなど)、キャンペーン企画、CRM企画、コンテンツ制作/運用など、専門性の高いスキルが必要となる。 ・サポート 顧客の意見/要望を吸い上げ、ディレクター/開発チームに提案することで、プロダクトを磨いていくことを担う。サポートというと電話を想像するが、現在はメールやチャットなどの運用はもちろん、実際に顧客にお会いしたりして、顧客の声を吸い上げ、関係各所に展開し、よりよいプロダクトに仕立てていく。 ・セールス 商品を拡販し、売上を最大化することを担う。プロダクトの特徴や改修ポイントなどを顧客に伝えるため、プロダクトの特徴を理解しなければならない。また、コミュニケーション力を駆使することが必要となる。
遅くなったが、前回、4月を振り返ったので 5月の振り返りを残しておこうと思う。 5月は、久々の海外出張で、初めてのシンガポールだった。 元々とても行ってみたい国あったので、とてもいい経験だった。 ・1年中、暖かい気候である →夏が好きな自分にはあっている ・物価は東京と大きく変わらず、品質も変わらない →家賃だけは高いそうであるが、想定内。 ・東南アジア諸国でのビジネス展開も、より可能 →東京で展開しているビジネスを 名古屋・大阪に広げていくのと変わらない気がする ということを考えてると、シンガポール拠点で ビジネスを展開するのも悪くないなと感じた。 そんなキャリアプランも考えてみることにしよう。
努力というコトバを聞くと いつも思い出すエピソードがある。 小さい頃、母親から聞いた話だ。 母親は、ある競技で国体やインターハイで 優勝していたそうだ。 小さい頃、どうやったら、優勝できるかを 聞いたことがある。その時に言われた一言が あまりにも衝撃的で忘れられない。 「だって当たり前じゃん。」 。。。。 マンガとかでよくある 時間が止まって、自分の顔に風が当たって 髪の毛がなびく。。。あの感覚だった。 そして、母親は続けた。 「高校3年間、元旦以外は 朝練、昼練、夕練を毎日続けたのよ。 日本で一番練習したんだから 負けるわけがなかったのよ」 信じられない余裕な表情で、そう言われた。 。。。。 また、時間が止まって風が吹いた。 敵わないと思った瞬間だった。 それから、仕事でうまくいかないときは いつも、この瞬間を思い出して 自分は努力をしているのか と、自問自答をするようにしている。 大抵の時は、努力が足りていない。 もっとストイックにやらないといけないのだ。 究極の鍛錬 https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B00SUN0NQ0/ 天才と呼ばれる人たちだってそうなんだ。 よし、がんばる。
近年、至る所でプロダクトマネージャー論を聞くようになりました。様々な書籍も出たり、ネット上にも、様々な記事が出ていて、様々な考え方があるなーと思います。その中で参考になったものを紹介していこうと思います。 http://amzn.to/2oPBvqC この本では、製品開発に必要な素養が何かが記されており、トヨタの主査制度がモデルケースで、AppleやGoogleも参考にしているとの記述があります。 僕はIT系のプロダクトに携わっていますが、トヨタの主査制度はプロダクトマネージャーに必要なスキルと同じであり、とても参考になる内容でした。プロダクトマネージャー論を考えるのにオススメの一冊です。
今まで携わったプロダクトで、何度か 「非連続の成長」を味わったことがある。 振り返ってみると、それは 『ドライバを1つ、変えただけ』 で起きるものだ。 あるプロジェクトを行なっていた時のこと。 リリースまで確か8ヶ月くらい 開発費用も数億円かけていた それなりに大規模なプロジェクトだった。 ついにリリースを行い、KPIであった 利用数をモニタリングしたところ リリース当日には目標を大きく達成して 順調なスタートを切った。 しかしながら、その後。。。 利用数が全く伸びなくなった。 むしろ漸減していった。。。 数億円もかけて開発したこともあり 胃の痛い日々が、3ヶ月くらい続いた。。 どうにかこの状況を打開できないか ということで、ある施策を行なったところ 半年後には、利用数が4倍になり 開発費用をあっという間に回収していた。 本当に驚いた経験だった。 その、ある施策とは。。。 『営業マンの行動指標に「利用数」を追加した』 それだけであった。 それだけで半年で世界が変わった。 このプロダクトは、間接的に売上を上げる 商品であったため、直接的な売上に対して 悪影響が出ないように、営業マンの目標には いれずに運営していた。 これに対して、経営陣と毎日議論を重ね 最終的に、目標に入れ込むという 大きな決断をして頂いた。 この決断によって、このプロダクトの 目標を大きく達成させることになった だけでなく、本丸の売上を大きく伸ばす事に 繋がり、中長期的には事業全体の売上に 大きく貢献するプロジェクトとなった。 経営陣の大きな決断で 1つのドライバをいじっただけで 世界が変わる。 そんな経験だった。
GWに入ったが、特になることなく暇だし 4月のタスクを振り返ってみようと思う。 メインタスクは、営業をされていた方が 退職となるので、担当企業様の引き継ぎに 多くの時間を割いた。 元々、企業様の課題解決を行うプロダクトを 長年担当していたのもあり 頻繁に企業訪問に行っていたので 引き継ぎは慣れたものではあったが 今回のプロダクトは初めての領域だったので 新鮮な話がたくさんあり、勉強になった。 「答えは現場にある」 事業責任者を拝命させて間もないが 現場の課題にどれだけ向き合えるかは 本当に重要だと思う。 プロダクトは1つではあるが 各企業様の課題は様々である。 そして、その全てに向き合わなければならない。 営業マンの視点では 「自分の企業様の課題を ダイレクトに解決する機能を欲する」が プロダクト開発、商品企画の視点では 「数多ある課題の中で 優先順位をつけて開発を 実施しなければならない。」 そして、事業責任者は、経営との会話の中で 「売上、利益を作らなければならない」と 各メンバーの視点で 課題へ取り組む視点が、少しずつではあるが ずれる。 でも、立ち返るべきは、現場だと思っていて それらを解決しながら いかに最短距離でグロースさせていくか というのが、事業責任者の醍醐味であろうと 久々の企業訪問をしながら感じた次第である。 現場力の教科書 https://www.amazon.co.jp/dp/B00BWI0U0E/ 現場力というコトバを忘れかけた時に開く本 このGWに開いてみることにしよう。
近年、至る所でプロダクトマネージャー論を聞くようになりました。様々な書籍も出たり、ネット上にも、様々な記事が出ていて、様々な考え方があるなーと思います。その中で参考になったものを紹介していこうと思います。 http://d.hatena.ne.jp/naoya/20151026/1445827208 伊藤直也さんがプロダクトマネージャーについて書かれている記事です。 ------------------------------ 自分が主張したいのは、組織の中でその「健全な意志決定の偏り」を取り戻すために、プロダクトマネジメントの機能を組織内に作ってそれを実現すればいいじゃないということなのです。 ------------------------------ 「健全な意志決定の偏り」ってほんとそうだなーと思っていまして、その際たる例が、スティーブジョブスなのかもしれないなーと思ったりしています。合議制で生まれるプロダクトなんて、ロクなもんがないのではと。皆さんが携わるプロダクトではいかがでしょうか?
二項対立で語るものではないのですが、判断をしなければならない際に考えてしまう、プロダクトとビジネス。 ・今期の売上ってどうなってんのかしら?どうやって、立て直すの? ・今期のアクティブユーザー数ってどう?どうやって、立て直すの? ・ビジネスを優先するとプロダクトが疎かに ・プロダクトを優先するとビジネスが疎かに 中長期的もしくは大局的には、優先順位という言葉で解決してしまいますが、短期的には二項対立になってしまうケースがあるなと、仕事をしながら日々感じています。みなさんも、起案や判断をする際に、頭をかかえる課題だと思いますが、そこが事業/プロダクト開発の醍醐味でもあるかもしれませんね。 自分はいつも、ワクワクする判断はどちらなのかを心がけております!