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「損益計算書は見なかった」。成長性に賭けた新卒ゴールドマンからの“ノールック”転職 外資投資銀行→CxO転職の光と影Vol.5 UUUM・渡辺崇CFO

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「どうせ辞めるなら“すごく”伸びる会社に行き、同僚を見返したい」。2014年8月、ゴールドマン・サックス(GS)で証券アナリストを務めていた渡辺崇氏は、そんな想いを抱きつつ設立1年余りだったUUUMの鎌田和樹社長と食事を共にしていた。双方を知るベンチャーキャピタル(VC)関係者の取り持ちで実現した初対面の場。鎌田氏は事業内容を説明しつつ、自社への参画を促す。YouTuberなど動画クリエイターを支援するUUUMの事業は、IT担当アナリストだった渡辺氏から見て「予測不能な要素に満ちていた」。だが「未知数だからこそ、成功すれば最大値が大きい」-。

初会合からわずか10日ほどで、渡辺氏は入社を決意。約5年経った今、当時を振り返る鎌田氏は高速で意思決定した渡辺氏を冗談交じりに評す。

「2回目のご飯の際にUUUMに来ると言った“変人”」と。

〈Profile〉
渡辺 崇(わたなべ・たかし)
UUUM株式会社 取締役CFO・経営企画室統括
慶應義塾大学経済学部卒業
2005年、ゴールドマン・サックス証券株式会社に新卒で入社。証券アナリストとして民生電機業界やインターネット業界を担当し、2010年から同社ヴァイス・プレジデント。2014年、UUUMに入社し取締役CFOに就任。

「プライドだけの“オジサン”にはなりたくない」。昇進直前で下した“脱金融”の決断

UUUMに転職した2014年、渡辺氏はGSの証券アナリストとして“上り調子”の真っただ中にいた。その前年、アナリストを格付けする米国Institutional Investor誌が同氏を民生電機セクターの第3位に選出。しかも順調にいけば、あと1年と経たずにヴァイス・プレジデント(VP)からマネージング・ディレクター(MD)に昇格する見通しだった。

だからこそGS退職時、同僚たちは詰め寄った。「どうして“今”辞めるんだ」-。

一方、渡辺氏の頭には2014年初めから、こんな不安が芽生えていた。「このままだと、10年後は仕事がないかもしれない」。

それまでは、電機やITといった分野のアナリストを務め、「すごく楽しかったし天職だと思った。だから職を変えるなんて考えたこともなかった」という。他方でITベンチャーの急成長などを目の当たりにしつつ、「インターネットにより情報格差がどんどんなくなってきている」と潮目の変化を敏感に感じ取ってもいた。さらに、アナリストとしてIT分野に詳しくなればなるほど、変化の破壊力を痛感することになる。

金融業界、特に証券部門は情報の非対称性を収益の源泉としてきた側面がある。ネットによる情報格差の解消が、逆風になり得る世界だ。そしてAIという、“新手の破壊者”の存在も無視できない。ゆえに同年初め時点で31歳だった渡辺氏の脳裏に、「10年後は40歳過ぎで、時代に取り残されプライドだけ高い“オジサン”になっているのでは」と懸念がふと浮かぶのは、自然なことだった。

加えてIT分野を担当する中、若き起業家たちに刺激を受けてもいた。「自分と同年代の人たちが当たり前のように会社を立ち上げ、ユニークなサービスを生み、事業を成長させていた。正直、こんな世界もあるのか…という感じだった」。だからこそ、「当分、バリバリ働ける自信がある。それならば、10年後どうなるか分からないところより、未来のある環境で挑戦するべきでは」といった想いが、渡辺氏の中で沸々とわき始めていた。

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ただ、今でこそ増えている外資金融からベンチャーへの移籍も、2014年当時は前例が限られた。まして、アナリスト出身となると少数派中の少数派。ベンチャーに移れば同僚たちに不思議がられるのは、目に見えていた。彼らをいつか見返すため、渡辺氏は心に決めていた。

「ただ伸びるのではなく、“すごく”成長する会社に行く」-。

予測不能なビジネスに惹かれ10日で入社を決意。「細かくDDはしなかった」


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date_range 2019-11-14

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