転職エージェント。転職経験を持つ人の多くが、利用したことがあるのではないだろうか。彼らのおかげで「選択肢が広がった」「志望企業に入社できた」といった声がある一方、「希望しない求人を強引に紹介された」など、苦い経験を持つ人もいる。
こうした評価のギャップは、なぜ生じるのか。転職エージェントの収益構造や、彼らが何を考え仕事をしているかを知ると、その答えが見えてくる。
全6回のこの特集「“転職エージェント”は必要か」では、実は企業側の代理人(=agent)である転職エージェントのビジネスモデルや、転職者の体験談、依頼元である企業の声、現役エージェントの本音などを紹介する。全て読んだ後、強力な味方にも“足かせ”にもなり得る転職エージェントが、自分にとって必要かを見極めてほしい。
味方にも“足かせ”にもなる転職エージェント。付き合う前に知るべきこと
"真に"良いエージェントとは。依頼主である採用担当者の生の声
転職エージェントは求職者ではなく企業の代理人。その収益構造とは
エージェントが候補者に抱く本音。「目指すキャリアイメージを明確にしない転職はあり得ない」
エージェントに頼る意義。それは“転職のプロ”だけが持つ知見と情報
渡辺秀和さん(コンコードエグゼクティブグループ代表取締役社長CEO)
転職エージェントを使うメリットは? 求職者の体験談から探る利用価値